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#759 見えない部分に宿るもの
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「職人さんの協力があってこその現場です」 口ではそう綺麗な言葉を並べながら、裏では極端に単価を叩き、職人が現場の安全や品質のために意見を言えば「下請けの分際で」という空気を隠そうともしない。そんな理不尽な現場を、私は職人時代に嫌というほど見てきました。立場や数字の優位性を背景に、人を人として扱わない。そんな環境に、ずっと強い違和感を抱いていました。 その後、私が不動産業を始めてからのことです。 あるとき、その建築会社に、注文住宅を検討されているお客様をご紹介したことがありました。すると、それまで職人として私を見ていた担当者が、手のひらを返したように急にペコペコと頭を下げてきたのです。 その姿を見たとき、怒りや呆れを通り越して、どこか哀れさすら感じました。と同時に、「自分は絶対に、関わる人の立場で態度を変えるような人間にはならないようにしよう」と深く思いました。 職人をリスペクトせず、単なる「都合のいい駒」としか思っていない元請けが管理する現場。 そこで造られた家は、どれだけ表面を綺麗に繕ったとしても

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5月18日読了時間: 2分
#758 何をより誰が
今晩対応RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「家づくり」と「SNSでの発信」。一見、全く別物のように思えるこの二つには、驚くほど共通する本質があります。 それは、表面上の「形」ではなく、その裏側にある「誰が、どんな想いでそれを扱っているか」という一点に集約されるということです。 SNS、特にX派の私は強く感じることがあります。 何を言うか(情報)よりも、誰が言うか(人)。 どんなに華やかな言葉や、数字を追った「勝ちパターン」の発信が並んでいても、そこに発信者の体温や誠実さが伴っていなければ、いつか必ずその化けの皮は剥がれてしまいます。 一時の数字を稼ぐための過激な言葉や、誰かを否定して自分を正当化するような投稿は、一見すると勢いがあるように見えます。でも、それは長くは続きません。読み手の心に不信感を残し、結局は自分自身の信頼を損なうという「不具合」となって返ってきます。 これは、私が20年間、現場で家を造り続けてきたからこそ確信できることでもあります。 家を建てる際、完成直後の建物はどこも綺麗に見えるものです。最新の設備、ピカピカの床、真新し

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5月16日読了時間: 2分
#757 ご縁に感謝して
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 昨日お会いした社長さんの言葉が、今も胸の奥に深く刺さっています。 「結局は、モノより人なんだよ」 そう語る社長さんの笑顔には、数々の荒波を越えてきた人特有の、強さと優しさが同居していました。「周りからは『そんなことより数字を上げろ』って言われるんだけどね」と笑いながら話してくれましたが、その言葉の裏側にある覚悟の重さを、私は痛いほど感じました。 経営において利益を追うことは、確かに避けては通れない現実です。数字がなければ、守りたいものも守れない。それは私自身、日々悩み、葛藤していることでもあります。 けれど、数字や効率だけを追い求めた先に、一体何が残るのでしょうか。 目の前にいる「人」の想いや、そこにある体温を置き去りにして積み上げた数字に、どれだけの価値があるんだろうか――。 社長さんと話していると、そんな本質的な問いが、すとんと胸に落ちてくるのです。 私が掲げる「おせっかい不動産」も、非効率の極みかもしれません。間取りや金額という「条件」の前に、その方がどう生きたいか、何に不安を感じているの

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5月15日読了時間: 2分
#756 仲介の介在価値
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 今日は朝に書いてみました(笑) 昨日、大家さんと不動産について打ち合わせをしていた時のことです。 最初は手続きや数字の話をしていたはずが、気づけば話題は、これからの人生のことなど、時間が経つのも忘れて、じっくりと話し込んでしまいました。 「こんなこと、不動産屋さんに相談しても仕方ないんだけどね……」 大家さんはそう仰りながらも、心の内にあるものをざっくばらんに話してくださいました。その瞬間、大家さんの肩の力がふっと抜けるのを間近で感じ、私は「ああ、この仕事を選んで本当に良かった」と、心が温かくなりました。 多くの人にとって、不動産屋は「条件に合う物件を探してくれる人」かもしれません。けれど、私たちが扱っているのは単なる「箱」「モノ」ではありません。その家の中での日々の暮らしであり、積み重ねられる時間であり、その人自身の人生そのもの。 家を選ぶということは、これからどう生きたいかを選ぶこと。 家を貸し出すということは、自分の大切な資産を誰かの人生に託すこと。 そう考えれば、間取りがどうだ、

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5月14日読了時間: 2分
#755 頑張った証明なんていらない
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「昨日、遅くまで頑張ったから」 そんな言葉は、お客様には一ミリも関係のないことです。 昨夜は、気がつけば深夜まで事務所で作業に没頭していました。資料を整理し、これからの段取りを組み、とっ散らかった思考を一つずつ形にしていく。終わった直後は確かな手応えを感じていたはずなのに、一夜明けた今は、心地よい達成感というよりは、ただ猛烈な眠気が…(笑) けれど、今日これからお会いするお客様にとって、私の昨日のスケジュールや努力の量なんて関係ありません。 お客様が求めているのは、最高の提案であり、安心して任せられる担当者。 もし私が「昨日遅かったので、少し眠くて……」なんて空気を一瞬でも出してしまったら、それは担当者として失格です。「佐藤さん、なんだか今日は元気がないね」と思わせてしまった時点で、これまで積み上げてきた信頼には小さなヒビが入ってしまいかねません。 プロの仕事とは、自分のコンディションを言い訳にしないこと。 どれだけ夜を徹して準備をしようが、どれだけ体が重かろうが、お客様の前に立つときは常に「10

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5月13日読了時間: 2分
#754 心の在り方
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「最近、自分は試されているなぁ」 そう感じる出来事が、波のように次から次へと押し寄せています。スマホを開く時間さえ忘れてしまうほど目の前の状況に翻弄されています。ふと、立ち止まって改めて考えてみました。今のこの状況は、なぜ起きたのか、と。 トラブルが起きたり、人間関係で摩擦が生じたりしたとき、人はつい「あの人がこうしてくれれば」「環境が良ければ」と、自分の外側に原因を探してしまいます。誰かのせいにしている間は、自分は傷つかずに済みます。一瞬だけ、心は軽くなるかもしれません。けれど、かつて大きな挫折を味わい、どん底から「おせっかい不動産」として再起を誓った今の私は知っています。外に原因を求めているうちは、状況は一ミリも変わらないということを。 結局のところ、すべては「自分次第」なのだと思い知らされるのです。 目の前にある難しい課題や、理不尽に思える出来事。それら自体が本当の「壁」なのではありません。本当に乗り越えるべきは、それを見てイライラしてしまう心であり、逃げ出したくなる弱さです。今、私に起きて

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5月12日読了時間: 2分
#753 街のリーダー
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 昨日、新しく始動した私たちのスタジオ「STUDIO853」にとって、忘れられない一日となりました。なんと、松伏町の高野町長が生放送のゲストとしてお越しくださったのです。 町の一不動産屋が運営する小さなスタジオに、町のトップが足を運んでくださる。そのことに感謝しかありません。 高野町長とお会いしていつも感じるのは、その圧倒的な「アグレッシブさ」です。まつぶしエフエムの開局の際にもお越し下さいました。 町の未来をどう描くか。今、何をすべきか。 お話を伺うたびに、その揺るぎない情熱とスピード感のある行動力に、私自身も大きな刺激をいただきます。それと同時に、この街で商売をさせていただいている身として、背筋が伸びる思いがします。 私は、スマートな経営ができるタイプではありません。 かつての挫折や病を経験し、一度は立ち止まってしまった人間です。だからこそ、今こうして地元の皆さんと繋がり、町長と松伏の未来について語り合える時間が、どれほどありがたいことか。その重みを噛み締めています。 町長のような大きな動きはで

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5月11日読了時間: 2分
#752 元・職人
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 いまだにお客様の前で、つい『俺』って言いそうになるんです(笑) 20年という月日を職人として現場で過ごしてきた私にとって、「私」という慣れない言葉遣いや、いわゆる「営業マンらしい振る舞い」は、今でもどこか借り物の服を着ているような、むず痒い感覚があります。 もっと言えば、私は営業トークが上手くありません。 お客様の心を一瞬で掴むような気の利いたセリフも言えなければ、流暢に物件の魅力をまくしたてることもできません。商談の場で、気の利いた冗談の一つも言えずに、ただ黙々と図面を見つめてしまうこともあります。 「不動産屋の社長なんだから、もっとスマートに話せればいいのに」 自分でもそう思うことはあります。けれど、付け焼き刃の言葉を並べても、それは私自身の言葉ではないことに、お客様はすぐに見抜いてしまうでしょう。 だからこそ、私は決めていることがあります。 「上手く喋れない分、誰よりも動く」ということです。お客様がふと漏らした不安を解消するために、夜遅くでも書類を届けに走る。 築年数の古い物件の、図面には載

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5月10日読了時間: 2分
#751 達成感
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 最近、ふと時計を見ると外が暗くなっている。そんな日が続いています。 一日中、何かに追われるように事務作業をこなし、目の前の書類の山を片付けているうちに一日が終わってしまう。そんな毎日を過ごしていると、時折、言いようのない「虚無感」に襲われることがあります。 「自分は今日、一体何をしたんだろうか」 「誰かの役に立てたのだろうか」 本来、私は人と会い、現場を歩き、誰かの人生の転機に寄り添いたいと思ってこの仕事を始めました。それなのに、現実はパソコンの画面と睨めっこし、細かな数字や文字のチェックに追われる時間ばかり。 仕事における事務作業は、一見すると地味で変化のないものに見えるかもしれませんが、本当は一通の書類、一枚の図面。その向こう側には、新しい生活に胸を躍らせているお客様や、大切な資産を託してくださったオーナー様がいます。私の指先一つ、確認一つが、その方たちの安心や安全に直結している。 そう思うと、味気ないと感じていた事務作業も、実は「おせっかい不動産」として欠かせない、大切な「表現」の一つなの

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5月9日読了時間: 2分
#750 敏感力
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産仲介という仕事で、私が最も大切にしているのは「言葉の裏側にある想い」を感じ取ることです。 先日のお昼過ぎ、一本の問い合わせのお電話をいただきました。 その際、お客様がふと口にされた「いつ頃になりますか……?」という一言。 電話越しに伝わってくるその声のトーンから、私はお客様の「少しでも早く進めたい」という切実な思いを感じました。 効率やセオリーを優先するならば、郵送の手配をしたり、後日の面談を調整したりするのが「普通の不動産屋」の対応かもしれません。しかし、お客様が抱えている不安や期待の熱量を一度感じてしまうと、じっとしていられなくなるのです。 「もしご迷惑でなければ、今晩これから書類をお届けに上がりましょうか?」 そう提案した時の、お客様の「え、いいんですか!?」という驚きと弾んだ声。その瞬間に、私の直感は確信に変わりました。 実際にお伺いし、無事に書類へのご記入を終えたのは夜も更けた頃でした。 「こんなに遅い時間に、こんな遠くまで……本当にありがとうございました」 深々と頭を下げて見送っ

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5月8日読了時間: 2分
#749 不思議な現象
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「佐藤さん、ちょっと遠いですね…(笑)」 XなどのSNSで交流させていただいていると、よくこんなやり取りになります。 私は日頃から「松伏、松伏」と地元の魅力を発信し続けています。最近は空きテナントを再生させたい、この街に人が集まる場所を作りたい。そんな想いで日々発信していますが、不思議なことに、実際に「ぜひ相談したい」「一度お会いしたい」と熱心に声をかけてくださる方は、なぜか遠方の方がほとんどなのです。 埼玉県内ならまだしも、県を越えるような距離からメッセージをいただくこともあります。 もちろん、距離を越えて私という人間に興味を持ってくださり、わざわざ連絡をいただけるのは、ありがたいことです。私の「おせっかい」な仕事スタイルを、遠く離れた場所から見つけてくださる方がいる。その事実は、今の私にとって大きな大きな支えになっています。 けれど、正直な本音を言えば、少しだけもどかしさを感じている自分もいます。 「もっと、地元の方々と繋がりたい。すぐ近くに住む方々の力になりたい」 私が目指しているものの一つ

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5月8日読了時間: 2分
#748 視線の先を感じ取る
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産という人生の大きな買い物において、お客様が口にされる「大丈夫です」という言葉の重みを、私はいつも慎重に受け止めています。 物件案内を終え、いよいよ決断の時。「大丈夫です、ここで進めてください」と仰るお客様の表情が、どこか晴れないことがあります。言葉では納得されているように見えても、ほんのわずかな声の震えや、視線の揺らぎから、心の奥底にある迷いを感じ取ってしまうのです。 効率や数字を優先する不動産業界の常識からすれば、お客様が「いい」と仰っている以上、そのまま契約へと進めるのが正解なのかもしれません。余計な問いかけをして、せっかくまとまりかけた話が白紙に戻ってしまうリスクを考えれば、そのまま波風を立てずに進めるのが賢いやり方だと言われるでしょう。 それでも私は、立ち止まります。 「本当は、さっき見たあっちの部屋の方が、どこか気にかかっていませんか?」 そんな風に、あえて波風を立てるようなおせっかいなひと言。 なぜ、そこまでしてしまうのか。それは私自身が過去に挫折や病を経験し、周囲の方々の優しさ

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5月5日読了時間: 2分
#747 掃除という「仕事」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「お前は、とにかく掃除だけやってろ」 新卒で入社した会社を辞め、知り合いのコネも失い、フラフラしていた私を拾ってくれた土建屋の親方。右も左も分からない私はいつも掃除ばかりでした。 当時の私は、本当の意味で未熟者でした。 「いつまで掃除ばかりさせるんだ。早く本番の仕事をやらせてくれ」 そんな不満が顔に出ていたのでしょう。ある日、親方が「今日は俺が掃除をするから、お前がこっち(作業)をやってみろ」と言いました。 待望の「仕事」を任せてもらい、夢中で取り組んだ私。しかし、作業が終わった後に目にした光景に、言葉を失いました。 親方が掃除をした後の現場は、私が掃除をしていた時とは、次元が違ったのです。 落ちているゴミ一つないのはもちろん、道具の並び。そこには、次に働く人が気持ちよく動けるための「配慮」と、その場所を大切にする「敬意」が満ちていました。 「掃除」という作業もまた、現場を支える立派な技術であり、欠かすことのできない「仕事」なのだ。 親方は、言葉ではなくその背中で教えてくれました。自分がやっていた

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5月5日読了時間: 2分
#746 忙しさという「落とし穴」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 ゴールデンウィーク、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 私はといえば、この連休を「しっかり考える時間」にしようと決めています。 普段の私は、どこか「ボーっ」と過ごしてしまっているような感覚があります。 こう言うと、周りの方からは「いやいや、佐藤さんはいつも忙しく動き回っているじゃない」と言われるかもしれません。 確かに、日々何かしらのタスクに追われ、せかせかと動き、目先のことに対応しています。 けれど、ふと立ち止まったとき、そこに一つの「落とし穴」があることに気がついたのです。 それは、「忙しくしている=充実している」という勘違いです。 ただ身体が動いているだけで、その一歩一歩に込められた「想い」や「中身」が、以前よりも薄くなってしまってはいないか。 自分が本当にやりたいこと、そして、今の自分にできること。 それらが、思い描いたような形になっていないもどかしさがにあります。 一生懸命に動いているつもりでも、それがただの空回りになってしまっているのなら、一度足を止める勇気が必要です。...

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5月3日読了時間: 2分
#745 手書きの手紙
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 私は大切にしている「書く時間」があります。 それは、関わったお客様や業者さんへ宛てた、手書きのお手紙を綴る時間です。 この習慣を始めたきっかけは、以前あるお客様からいただいた一通の手書きのお便りでした。 封を切った瞬間に伝わってくる、丁寧な筆跡と温かな言葉。そのお便りに、私はとても感動を覚えたのです。 「自分も、こんなふうに誰かの心に届く誠実さを届けたい」 それ以来、契約がうまく進んだ時も、残念ながら成約に至らなかった時も、私は関わったすべての方へお手紙を書くようにしています。 ペンを走らせていると、不思議といろいろな記憶が蘇ってきます。 「あの時、一緒に悩んで大変だったな」 「あの時、一緒に笑い合えて嬉しかったな」 一文字ずつ言葉を紡ぎながら、その方と共有した時間をゆっくりと振り返り、噛み締める。 それは、ただの事務的なお礼ではなく、私にとって「出会えたことへの感謝」を再確認させてくれる、何より有意義で大切なひとときです。 どんな仕事も、最後は「人」と「人」の繋がりです。 仲介して終わり、売って

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5月3日読了時間: 2分
#744 かつての自分を振り返って。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、仕事を通じて出会う方々から、ありがたいことに「佐藤さんは本当に誠実そうですね」と言っていただける機会が増えました。 そう言っていただけるたびに、胸の奥が少しだけ熱くなります。 なぜなら、かつての自分を知る人が今の私を見たら、きっと「奇跡だ」と驚くに違いないから。 正直に告白します。若い頃の私は、本当につまらない人間でした。 新卒で入社した会社では、自堕落な生活から遅刻を繰り返し、自分の居場所を自ら失って辞めてしまいました。その後、知り合いのコネで拾ってもらった会社でも、トラブルを起こしては逃げるように去る。 定職にも就かず、責任からも逃げ、フラフラと目的のない日々を過ごしていました。 そんな「クソ」みたいな自分を変えてくれたのは、ある土建屋の社長との出会いでした。 今の時代では信じられないような環境でしたが、そこには確かに「愛」がありました。仕事ができない私を怒鳴り、時にはぶっ飛ばされることもありましたが、社長は決して私を見捨てませんでした。 厳しさの裏側に温かさがある。...

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5月3日読了時間: 2分
#743 あの日の「ピカピカ」を
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 朝、出社するとまず、事務所のドアを開け、箒を手に取る。 トイレの鏡を磨き、床を拭き清める。 そして一日の終わりは、その日私を支えてくれた靴を丁寧に磨き上げる。 それが、私の毎日欠かさない日課です。 仕事のように、やったからといってすぐに目に見える数字や成果に繋がるわけではありません。効率という物差しで測れば、もっと他にやるべきことがあるのかもしれません。 けれど、私はこの時間を何よりも大切にしています。 なぜなら、私にとって事務所は「大切な人を迎える場所」であり、靴は「大切な人に会いに行くための相棒」だからです。 もし、勇気を出して私を頼ってきてくださったお客様を迎える場所が、埃を被っていたら。 もし、お客様の未来を描く場所へ同行した私の靴が、泥に汚れてくたびれていたら。 そう想像するだけで、たまらなく寂しい気持ちになってしまうのです。 この感覚を思い出すとき、いつも頭に浮かぶ光景があります。 それは、初めて彼女を自分の部屋に呼んだときのこと。 そして、初めてのデートに履いていく靴を、夢中になっ

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4月30日読了時間: 2分
#742 「当たり前」ってなんだろう
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産仲介の仕事において、大きな山場となるのが「金消契約(金銭消費貸借契約)」や「決済」です。 無事に手続きが完了し、お客様へ鍵をお渡しする瞬間の安堵感は、何度経験しても特別なものです。私はいつもこの大きな節目を終えたあと、必ずする「自分の中の決めごと」があります。それは、今回尽力してくださった金融機関の担当者様へ、一本のお礼の電話を入れることです。現地で顔を合わせていますが、お客様もご一緒だったりすると、その場でゆっくりお話することはかないません。ですから、しばらくしてから電話を入れます。 「おかげさまで、無事にここまで辿り着けました。迅速なご対応、本当にありがとうございました」 ここまでの複雑な審査や書類の調整を支えてくれたのは、紛れもなく銀行の担当者さんです。私一人では、この日は迎えられませんでした。だからこそ、改めて感謝の気持ちを言葉にして伝えたい。そう思って電話をかけます。 ところが、だいたい担当者さんは、少し驚きながら 「わざわざ、ありがとうございます。銀行にわざわざお礼の電話をくだ

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4月29日読了時間: 2分
#741 身だしなみの理由
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 私はお客様と対面する際、私は必ず身だしなみを整えて臨むようにしています。 特に「契約」や「決済」といった場面は、お客様にとって人生の大切な資産が動く特別な日です。そんな重みのある瞬間に立ち会わせていただく人間として、身だしなみを整えることは、お迎えする側としての最低限の「敬意」の表れだと考えているからです。 しかし先日、少し考えさせられる出来事がありました。 決済で金融機関で一緒になった先方の不動産業者は、私よりも年上の、ベテランの方でした。その方の装いは、スポーティーなパーカーにトラックパンツ。あまりにラフなその姿に、私は正直なところ、強い違和感。 昨今、働き方は多様化し、ビジネスシーンでもカジュアルな装いが容認されるようになってきました。私自身、Tシャツにジャケットスタイルをよくしていますが、「自由なスタイル」と「場を弁えない無頓着」は、違うと思っています。 不動産の契約書に判を突く。何千万というお金を動かす。 その場にいる全員が緊張感を持ち、真剣に向き合っている空気の中で、一人だけ休日の散

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4月28日読了時間: 2分
#740 効率よりも「おもてなし」
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 近所に、お気に入りのインドカレー屋さんがあります。 時折、テイクアウトで利用させていただくのですが、私がこのお店に通う理由は、単に「カレーが美味しいから」だけではありません。 このお店では、オーダーを受けてから調理を始めるため、受け取りまでに少し時間がかかります。今の時代、効率を考えればあらかじめ準備しておくこともできるでしょう。けれど、この待ち時間こそが、私にとって心地よいひとときになっています。 「これ、飲んで待ってて。」 そう言って、シェフは必ずラッシーや温かいチャイをサービスで出してくれるのです。 日本語は決して流暢ではありません。カタコトの言葉でのやり取りです。しかし、そこにはマニュアル通りの接客ではない、日本人以上に深い「おもてなしの精神」が溢れています。 このお店に来るたびに、仕事の本質について深く考えさせられます。 どんな仕事であっても、商品やサービスの質(味)で勝負するのはプロとして当然のことです。しかし、今の世の中、似たような価格で似たような質のものは溢れています。 お客様が「

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4月27日読了時間: 2分
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