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#588 期待値の「境界線」

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分
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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


私が「おせっかい不動産」として、お客様一組一組に深く関わり、情熱を持ってサポートするのは、この仕事が「信頼」という見えない土台の上に成り立っていると知っているからです。

先日、私自身の経験として、長年の熱意と信頼をかけて取り組んでいた事柄で、その土台が「実はそれほど強固ではなかった」と気づく出来事がありました。

正直、一瞬、持っていた熱が冷め、少し残念な気持ちになりました。同時に「やっぱりそんなものか」という諦めの感情もよぎりました。

でおこの経験は、自分の信念をさらに強く、鋭くするきっかけを与えてくれたと考えました。私の仕事は、お客様の人生で最も大きな買い物である「不動産」を扱うことです。そこには常に、喜び、不安、期待、そして時に予期せぬトラブルといった「感情の波」が伴います。


今回の経験で、私は改めて痛感しました。

「感情と事実は分けて考える。」

誰かへの期待や、裏切られたと感じる失望は人間として当然の感情です。しかし、私の目の前には、家を探し、人生の再スタートを切ろうとしているお客様がいます。自分自身の感情に左右されることなく、お客様のゴール達成という「やるべきこと」だけに集中するプロ意識を徹底しなければならない。

お客様は、私たちの安定した判断力とブレないサポートにこそ、価値を感じてくださるはずです。


自分たちができる最高の情報提供、最速の対応、そして誠実な提案という、自分がコントロールできる努力に全エネルギーを注ぎ、他者への期待値設定をフラットに保つことで、感情の乱れを防ぐことが、お客様に対した一貫した最高のサービスを提供し続けることができるのです。


おせっかい不動産の新しい「熱」の注ぎ方

「熱が冷めた」というのは、決して悪いことではないと思うようになりました。それは、感情の波によって私たちの誠実さが揺るがされそうになった、というサインです。

「おせっかい」とは非効率な誠実さです。


私たちはこの経験を糧に、感情の波に左右されるような無駄なエネルギーを削ぎ落とし、そのエネルギーをより一層お客様のための高い熱意」に切り替えます。

失望の経験を知ったからこそ、信頼の重みを知りました。

世の中は完璧ではない。だからこそ、目の前のあなたへの「おせっかい」は、絶対に手を抜かない。

この信念をもって、あしたも最高のおせっかいを提供し続けます。

 
 
 

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