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#780 何のために家を探し始めたんだっけ?
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 マイホームを探し始めて数ヶ月。毎日のように不動産サイトを眺め、週末には現地へ足を運んでいる。そんな風に熱心に家探しを続けていると、ある時ふと、こんな瞬間に直面することがあります。 「…あれ、私たちって、何のために家を探し始めたんだっけ?」 最初は「子どもが生まれて今の賃貸が手狭になったから」とか、「静かな環境で、家族でゆったり暮らしたいから」といった、素朴で明確なきっかけがあったはずです。 しかし、いざ具体的な物件を見始めると、人間の欲というのは不思議なもので、どんどん膨らんでいってしまいます。 「もう少し駅に近い方が便利かもしれない」 「やっぱり、あっちの最新設備のついた建物の方が格好いいな」 「せっかく一生に一度の買い物をするなら、もっと理想を詰め込みたい」そうやって、より良い場所、より良い建物、より高い理想の暮らしを追い求めているうちに、家族の間でも意見や思いがバラバラになってしまう。 気づけば、目の前にある間取り図や金額の数字ばかりに囚われて、心がヘトヘトに疲れ切ってしまう…。実は、

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2 日前読了時間: 3分
#779 「アポキャン」に一喜一憂しない。
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産業の仕事をしていると、どうしても避けて通れないのが、お約束していたご来客や内見の「アポキャン(ご予約のキャンセル)」です。 直前になって「どうしても都合が悪くなってしまって…」とご連絡をいただくこともあれば、時には悲しいかな、何の連絡もないままお約束の時間を過ぎてしまう、いわゆる「無断キャンセル」というものも、この業界にいれば一度や二度は経験するものです。 せっかく準備を整えてお待ちしていたわけですから、昔の自分であれば「どうして来られなくなっちゃったんだろう」「何か急病でもあったのかな」と心配になったり、あるいは「せっかくの時間が無駄になってしまったな」とガッカリしたり、いちいち心が波立っていた時期もありました。 でも、最近はありがたいことに、アポキャンという出来事に対して、ほとんど心が動かなくなっている自分がいます。それは決して、お客様への関心が薄れたという冷めた意味ではありません。 本当に急な体調不良や外せないご用事ができてしまったのか。 あるいは、相談していくうちに「やっぱり

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3 日前読了時間: 3分
#778 家づくりに一番大切な「適量」
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 大型の台風が、大きな被害をもたらすことなく無事に通過していきました。 台風が近づくと毎回ハラハラしますし、通り過ぎて一安心ですが、その一方で「これからの季節の水不足を考えると、ある程度の雨も降ってくれないと困るんだよな」という思いも頭をよぎります。 雨が降らなさすぎても干からびてしまうし、かといってドシャ降りの大雨が一度にきても街が溢れてしまう。自然の恵みも私たちの暮らしも、やっぱり「ほどほどが良い」というか、バランスが何より大切なのだと、台風一過の空を見上げながら改めて感じています。 そして、この「ほどほどが良い」という絶妙なバランスの重要性は、日々お受けしている不動産や住まいのご相談の現場でも、全く同じことが言えるのです。 マイホームの購入や売却という人生の大きな節目において、お客様の心のスピード感は本当に一人ひとり異なります。 例えば、もの凄く慎重で、「失敗したらどうしよう」と不安のあまり、何年も前から現地に足を運んでいるけれど一歩も前に進めなくなっている方。そういうお客様には、私は無

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4 日前読了時間: 3分
#777 トラブルで見える現場のリアル。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今、ある案件で、少し頭を悩ませる複雑な問題に直面しています。それは、「お隣の水道管が、こちらの敷地内を通り抜けて埋設されている」という問題。 古い住宅地などでは時折見られるケースなのですが、この水道管のルートをどうにか解決して役所や関係各所と調整をつけない限り、建築も、その先のステップへ進めることができません。関係する人数も多く、一筋縄ではいかない難易度の高い現場です。 こうした想定外のトラブルが起きたとき、職人さんから、進捗や今後の対応について色々な説明を受けることになります。 「今、ちょっと必要な材料が手に入らなくて……」 「それは難しいと思います」 そんな言葉を聞いたとき、私は元職人として20年間、様々な現場の裏側を見てきたからこそ、相手の言葉のニュアンスでなんとなく分かってしまうのです。それが「本当に仕方のない理由」なのか、それとも、気まずい状況を乗り切るための「とりあえずの言い訳」なのかが。 家づくりや不動産の現場というのは、生き物のようなものです。 図面通り、予定通りにいかないこ

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5 日前読了時間: 3分
#776 写真では100%伝わらない
こんばんはRE/MAXGOOD.の佐藤です。 ここ最近、お客様との打ち合わせやご相談が少し落ち着いているタイミングということもあり、時間が空けばとにかく物件の現地へと足を運ぶようにしています。 「アポが少ないから、物件ばかり見に行っています笑」なんて言うと、もしかしたら同業者からは「もっと効率よく営業電話をかければいいのに」と笑われてしまうかもしれません。 でも、20年間現場で汗を流してきた元職人の私にとって、この「現地に行く」という時間は、理屈抜きでワクワクする楽しい時間なのです。 そして何より、現場に行かなければ絶対に分からない「真実」が必ずあるからです。今の時代はポータルサイトを開けば、綺麗に撮影された外観や内観の写真、ドローンで上空から撮った周辺環境の画像などがずらりと並びます。それらを眺めていると、まるでその物件のすべてを分かったような気持ちになってしまうほど。 しかし、写真というのは、あくまで「その瞬間、その角度から切り取られた都合の良い一面」に過ぎません。 どれだけ画面上で「綺麗で非の打ち所がない家だな」と思っていても、実際に現地

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6 日前読了時間: 2分
#775 もっと早く相談すればよかった
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、ありがたいことに、お客様やご相談に来られた方から「もっと早く佐藤さんに相談すればよかった」と言っていただける機会が立て続けにありました。 そう言っていただけるのは、一人の人間として、そして地元の不動産屋として本当に嬉しく、ありがたいことです。しかし同時に、その言葉を聞くたびに、どこか切ない気持ちにもなります。もっと早く出会えていれば、この方が抱え込まずに済んだ不安や、避けられたトラブルがあったかもしれない、と思うからです。 もちろん、私のような町の小さな不動産屋が、お住まいの悩みをすべて魔法のように解決できるわけではありません。 それでも、20年間の現場経験で培ってきた建物の構造のこと、リフォームをするときに本当に気をつけるべきポイント、あるいは中古住宅を見極めるときの足元の小さなサインなど、プロとしての「知っていれば未然に防げるリスク」はたくさんあります。 世の中の多くの人は、雨漏りがしたり、壁にひび割れを見つけたり、あるいは不動産の契約でトラブルになりそうになってから、初めて必死に

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7 日前読了時間: 3分
#774 基礎に潜む「小さなサビ」
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 中古住宅の物件確認で建物のまわりをぐるっと歩いているとき、基礎のコンクリートにポツンとついた「小さな茶色いシミ」を見かけることがあります。 「築年数が経っているから、多少の汚れはあるよね」「これくらい小さなシミなら、建物の強度には関係ないだろう」 多くの方は、そうやって見過ごしてしまうかもしれません。しかし、20年間現場で実際に家を造り、コンクリートを扱ってきた元職人の目線から言うと、これは「ただの汚れ」としてスルーしてはいけない、非常に重要なサインです。 今回は、この基礎の表面に現れる「小さなサビ」の正体と、それが引き起こすかもしれない将来のリスクについて、少し専門的におせっかいな解説をしてみたいと思います。 基礎のシミの正体は、工事中に使われた「金属パーツ」です。基礎のコンクリートのちょうど横一線の隙間(打ち継ぎ部分)から茶色いサビが滲み出ている場合、それはコンクリートを流し込むときに型枠がバラバラに広がらないようにガッチリと固定するための「セパレーター」と呼ばれる工事用の金属金具です

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7 日前読了時間: 4分


#773 字は下手くそ、でも心は込めて。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近の私の密かなマイブームであり、大切な習慣になりつつあるのが、「手書きでお礼のお手紙を書く」ということです。 お預かりしていた物件のご報告、新しく出会ったお客様へのご挨拶、あるいは日頃からお世話になっているパートナー企業の方々へ。これまではメールやLINEでサッと済ませていたようなちょっとした感謝のメッセージを、最近はあえて手書きの手紙を書いています。 私は昔から自分の書く「字」にまったく自信がありません。お世辞にも「綺麗な字ですね」と褒められるようなものではなく、どちらかと言えば不器用さがそのまま形になったような、少しクセのある下手くそな字です。 今の時代、パソコンやスマートフォンを使えば、誰でも一瞬で、寸分の狂いもない完璧に美しい文字の文章を作ることができます。修正も簡単ですし、印刷すれば何十人、何百人にだって一瞬で同じメッセージを届けることができる。効率やスピードという面から見れば、手書きの手紙なんていうのは、圧倒的に「非効率」で無駄な作業に見えるかもしれません。...

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5月30日読了時間: 3分
#772 現実を目の当たりに
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 昨日、ある工事中の大手ゼネコンが手掛ける大規模マンションの現場へ、所用があり足を運んでいました。 今、建築業界は非常に深刻な状況に直面しています。ニュースでも断続的に報じられている「ナフサ(粗製ガソリン)不足」などの影響により、世界的な規模でプラスチックをはじめとする建築資材の供給が滞っているのです。 その結果として、私が普段主戦場にしているような、地域に根差した注文住宅や戸建ての現場からは、あっという間に建築資材が消えてしまいました。 パイプ一本、養生材一つ満足に手に入らない。今、多くの工務店や建売住宅の現場がストップを余儀なくされ、たくさんの職人さんたちが「働きたくても働けない」という、事実上の休業状態に追い込まれています。 私自身、20年間現場で職人として汗を流してきた人間です。現場が止まることが、職人さんたちやそのご家族の生活にとってどれほど死活問題か、彼らの焦りは痛いほどよく分かります。だから、昨日訪れた大手のマンション現場の光景を目にしたとき、複雑な感情が湧き上がってきました。

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5月29日読了時間: 3分
#771 レイクタウンの近くです
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 昨日はちょっとした所用があり、久しぶりに「越谷レイクタウン」へと足を運んでいました。相変わらずの賑わいと、何でも揃う圧倒的な便利さ。平日・休日を問わず、たくさんの人が集まるエネルギーを感じながら、買い物を済ませて車を走らせること十数分。いつもの見慣れた、のどかな松伏町の風景に戻ってきます。 この「レイクタウン」という存在、実は私たち松伏町民にとって、とても大切な「お助けワード」だったりします。 町外の方や、初めてお会いする方に「お住まいはどちらですか?」「どちらで不動産屋をされているんですか?」と聞かれて「松伏町(まつぶしまち)です」と答えると、残念ながら、最初はピンとこない顔をされることが結構多いのです。 そんなとき、私がいつもすかさず付け加えるのが、このフレーズ。 「越谷レイクタウンのすぐ近く、車で15分くらいのところです」 そうお伝えした瞬間、「ああ!あの辺りね!」と、ほぼ100%の確率で場所をイメージしていただけます。あまりに毎回この説明をしているので、もはや「松伏レイクタウン」って

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5月28日読了時間: 3分
#770 自分自身の『調律』
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 今朝、いつものようにXのタイムラインを眺めていたとき、ふと目に留まり、思わず深く考えさせられた言葉がありました。 それは、「お客様と向き合うことを意識するあまり、自分自身と向き合うのを忘れてしまいがち」という、ある方の気づきの投稿でした。 その言葉を読んだ瞬間、まさに今の自分自身に言われているような、そんなメッセージとして、胸に突き刺さりました。 振り返ってみると、私は「誰かのために」と思えば思うほど、ついつい自分のことを後回しにしてしまいがちです。 体が「しんどい」とサインを出しているのに、「まだいける」と予定を限界まで詰め込んでしまったり。 心のどこかで「本当にこれでいいのだろうか」と不安を感じているのに、日々の忙しさを言い訳にして、その感情に蓋をして見ないふりをしてしまったり……。 「これくらい、自分が我慢すれば丸く収まるから」 「一人社長なんだから、自分が動かなければ始まらない」 そうやって、無意識のうちに自分をすり減らしながら走っているのかもしれません。「自分で何でもやらなければ

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5月27日読了時間: 3分
#769 土地を探すとき
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 マイホームを建てるための「新築用地」を探しているとき、皆さんは土地のどこを一番に見ますか? きっと多くの方が、敷地の広さ、道路の幅、あるいは「日当たりは良さそうか」といった、地面や目の前に広がる景色に意識が向くと思います。予算や間取りに直結する部分ですから、下を向いてじっくりと土地を吟味するのは当然のことです。 しかし、私がお客様と一緒に現地へ行ったとき、じーっと見つめてしまう場所があります。 それが、「空」です。ただ「気持ちのいい青空だな」と眺めているわけではありません。空中に張り巡らされている「電線」を確認します。 一見、何の問題もなさそうな立派な土地で、目の前の道路がすっきりと広かったとしても、上空を見上げたときに電線がびっしりと網の目のように交差しているケースがよくあります。実はこれ、家を建てる段階になってから、ものすごく大きな壁として立ちはだかることがあるのです。 家を建てる現場には、たくさんの大型重機が出入りします。 基礎を造るときにコンクリートを流し込む「生コン車の圧送ポンプ

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5月26日読了時間: 3分
#768 最後の一押しよりも大切な、毎日の基礎工事
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 5月も終盤に差し掛かり、月末が近くなってくると、SNS特にXでは「ラストスパート感」の強い、少し熱を帯びた営業投稿を目にする機会が増えてきます。 「今月末までの特別キャンペーンです!」 「今月あと〇棟で目標達成なんです。どうか助けてください!」 ビジネスである以上、毎月の数字を追いかけ、目標を達成するために必死になるのは当然のことだと思います。そのために最後の力を振り絞る同業の方々の姿を、否定するつもりはまったくありません。経営者として、売上を作ることの重要性は私も身に染みて分かっているからです。でも、そうした「今だけ!」と急かすようなメッセージを見るたびに、私は毎回、少しだけ立ち止まって考えてしまいます。 「自分は、こういう営業がしたいのだろうか」と。 不安を煽って決断を急がせたり、こちらの都合(ノルマ)をお客様に押し付けたりするやり方は、どうしても自分の性分には合いません。 それよりも、何でもない普通の日に、普段の何気ない発信や関わり合いの中で、「この人なら、こちらの話をちゃんと最後まで

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5月25日読了時間: 3分
#767 お前はそんなんだからダメなんだよ
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「お前はそんなんだからダメなんだよ」 先日、職人時代からかれこれ20年以上もお世話になっている、ある会社の社長とお会いしたときのことです。今の私の仕事の進め方やこだわりについて話していると、そんな風にバッサリと 「お客さんの立場になって……とか綺麗事言ってたら儲からないぞ。ビジネスなんだから、売ってなんぼだろ」 長年、厳しい業界を生き抜いてこられた大先輩からの言葉です。言われている意味は分かりますし、経営者として数字を追わなければいけない現実も痛いほど理解しています。それでも、自分の信念を否定されたような気がして、私は少しだけ腑に落ちない、割り切れない気分で黙ってしまいました。 すると、 「でもさ、職人あがりは結局それができないんだよな。…実はオレも一緒だよ」社長はゲラゲラと声を上げて笑い出しました。 その瞬間、胸の奥につかえていたものが、スッと溶けていくような感覚がありました。 「ダメなんだよ」という突き放すような言葉の裏にあったのは、私の不器用さを誰よりも理解し、「お前はそのまま泥臭く突

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5月24日読了時間: 3分
#766午前中、一言も喋らなかった私へ。
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「…あれ、今日、まだ一言も喋ってないな」 ふと時計を見ると、すでに正午を回っていました。 今日はお客様とのアポイントが入っていない、いわゆる「事務作業デー」。電話のベルも鳴らず、静まり返った事務所の中で、私は朝からずーっとパソコンの画面とにらめっこをしていました。 やっていたのは、新しくオープンするレンタルスペースの予約サイト作り。 私は、こういう「設定作業」が、本当に、ものすごく苦手です。 長年、現場で土を触り、コンクリートを流し、五感を使って家を造ってきた人間です。パソコン作業もデザイン作業なら苦ではないのですが、複雑なシステムを動かす作業は、完全に未知の世界。専門用語が並ぶマニュアルを読んでは首を傾げ、ボタンを一つ押しては「これで合っているのか?」とフリーズする。 頭の中はあっという間にパンク状態になり、気がつけば、たいして進んでいない画面の前で時間ばかりが虚しく過ぎていく……。 正直 「一人社長の自分が、こんな作業で丸一日を潰していていいのだろうか」 「もっと現場を回ったり、営業活動をした

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5月23日読了時間: 3分
#765 「なんにも無い」という贅沢。
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「松伏って、本当に何にも無いよね」 地元の方と話していても、あるいは周辺の地域の方から声をかけられたときも、冗談混じりにそんな言葉をいただくことがよくあります。 確かに、誰もが知っているような有名な観光名所があるわけではありません。全国的に名前が通ったきらびやかな特産品や、週末に大勢の人が押し寄せるような巨大なショッピングモールがあるわけでもありません。車を走らせれば、どこまでものどかな田園風景が広がり、一見すると「どこにでもある地方の町」に見えるかもしれません。 でも、私たちが日々暮らしていくために本当に必要なもの、心が豊かになるものって、果たしてそういう目立つ場所や数字で測れる便利さだけなのでしょうか。 効率やスピードばかりが重視される今の時代、多くの人がどこかへ置き忘れてきてしまった大切なものが、この松伏には、当たり前の顔をしてたくさん残っています。 たとえば、この時期の朝は水の張られた田んぼから、どこか土の匂いが混じった心地よい風。 夕暮れ時、遮るもののない広い空の綺麗なグラデーシ

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5月22日読了時間: 3分
#764 「落ち着いてから買おう」の落とし穴。
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「中東情勢がどうなるか分からないし、もう少し落ち着いてから考えます」 最近、お客様と資金計画や時期についてお話ししていると、このような言葉をいただく機会が本当に増えました。 物価の高騰、不安定な中東情勢、目まぐるしく変わる経済ニュース…。毎日のように不安な情報が飛び交っていれば、「今は動かずに、様子を見た方が賢明かもしれない」とブレーキを踏みたくなるお気持ちは、痛いほどよく分かります。何千万円という大きなお買い物を前に、慎重になるのは当然のことです。 しかし、20年以上建築の現場に身を置き、今は不動産仲介として市場を見続けている立場からすると、この「様子見」の判断を前に、毎回ちょっとした葛藤を抱えてしまうのも本音です。なぜなら、これまでの経験上、「数年後に振り返ってみたら、あの時(今)の方がまだ安かったね…」という結末になるケースを、何度も見てきたからです。 数年前に世間を騒がせた「ウッドショック」のとき、多くの人が「建材が高騰しているから、元に戻るまで待とう」と考えました。しかし現実にはどうでし

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5月21日読了時間: 3分
#763 足元に宿る、住まいの品格。
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 中古の戸建て住宅や、綺麗にリノベーションされたリフォーム済み物件をご案内する際、私は建物の「ある場所」で、ついつい足が止まってしまいます。 外壁はピカピカに塗り替えられ、室内に入れば最新のクロスが貼られていて、一見すると新築同様。そんな素晴らしい物件であっても、なぜか毎回、気になってしまう場所。 それが、「玄関の床タイル」です。 外壁や室内の大部分にしっかりと予算をかけて直してあっても、ふと足元を見ると、玄関タイルの角が小さく欠けていたり、目地が少し痩せて浮いていたりすることが、実は珍しくありません。 きっと、一般的なリフォームの基準からすれば、「生活する上でそこまで困らない場所」として、そのまま引き継がれることが多いのだと思います。お風呂やキッチンのように、生活の利便性に直結するわけではないですし、住む上で致命的な欠陥になるわけでもありません。「わざわざ予算をかけて、タイルを全部張り替えるほどでもないか」と判断されるのも、理屈としてはよく分かります。 しかし、長年現場をやってきた人間の目線から

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5月21日読了時間: 3分
#762 「みんな付けているから」の落とし穴。
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「キッチンを新しくするなら、絶対に食洗機は付けたいです!」 新築でもリフォームでも打ち合わせが始まると、多くのお客様からこのような力強いご要望をいただきます。今の時代、家事を楽にしてくれる時短家電の代表格ですから、真っ先に名前が挙がるのは当然のことだと思います。 しかし、いざ念願の住まいが完成し、新生活が始まってから数ヶ月後に「住み心地はいかがですか?」とお話を伺いに行くと、実はかなりの確率で、驚くような事実に出会うことがあります。 「……実は、ほとんど使っていないんです」 あんなに「絶対欲しい」と仰っていた食洗機が、キッチンの下で静かに眠っている。そんなお宅が、実は決して珍しくありません。なぜそんなことが起きてしまうのか、理由を深く掘り下げてみると、そこには取扱説明書には載っていない「毎日の現実」がありました。 一番多いのは、「予洗いが面倒で、結局そのまま手で洗っちゃう」というお声。 お皿にこびりついた汚れを一度シンクで軽く水洗いしてから、パズルのように綺麗に食洗機へ並べる。その一連の

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5月20日読了時間: 3分
#761 スペックや予算よりも大切なこと
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 先日、ある中古物件をお客様ご夫妻と共にご案内していたときのことです。 ご主人様は、室内の広さや価格帯、リフォームの可能性について「リフォームすれば全然イケますね!」と、非常に前向きでワクワクした様子で話されていました。未来の形を想像するとても素晴らしい視点です。 しかし一方で、奥様はずっと静かでした。 けっして不機嫌というわけではなく、リビングからキッチン、そして洗面所へと続く通路を、何度も行ったり来たりしながら静かに見つめていたのです。 その姿を見て気づきました。奥様が見ていたのは、リフォームの華やかな完成予想図ではありません。 「朝の忙しい時間帯に、ここで家族とすれ違えるだろうか」 「洗濯物を持って、この狭い通路を毎日何往復するのだろうか」 きっと、その場所で始まる「毎日のリアルな暮らしの動線」を、頭の中でシミュレーションされていたのだと思います。 私は、奥様にこう切り出しました。 「この間取りだと、お子様が大きくなって洗濯物の量が増えたとき、毎日の家事が少し大変になってしまうかもしれません。

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5月19日読了時間: 2分
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