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#791 段取り八分
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は朝からあちこちへ足を運ぶ、移動の多い一日になりそうです。 やることが山積みで、スケジュールがタイトな日に限って、私たちはつい焦って「早く手を動かそう」「とにかく現場へ向かおう」とバタバタと飛び出してしまいがちです。 でも、そんな忙しい一日だからこそ、私はあえて最初にグッと踏みとどまり、「段取り」を確認する時間を何よりも大切にしています。 この習慣の原点は、私が20年間、建築の現場で泥にまみれながら過ごした職人時代にあります。 当時、親方や先輩たちから嫌というほど叩き込まれたのが、『段取り八分(だんどりはちぶ)』という言葉でした。 「仕事の成果の8割は、現場に立つ前の準備で決まる。事前の準備が完璧にできていれば、実際の仕事は8割終わったようなものだ」という意味です。 職人の世界では、現場に行ってから「あ、あの工具が足りない」「あの資材の手配を忘れていた」となれば、その時点で作業は完全にストップしてしまいます。現場で効率よく、かつ安全に工事をすすめるためには、頭の中で一度、最初から最後まで

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#790 家づくりとは
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 昨日は、注文住宅でのマイホームを検討されているお客様との打ち合わせでした。 注文住宅となると、決めるべきことが山ほどあります。「土地の広さはどれくらい必要か」「間取りはどうするか」「予算のバランスをどう取るか」など、どうしても最初は目に見える条件(WANT)の話からスタートします。 しかし、打ち合わせをじっくりと重ねていくと、最初は不動産のスペックの話をしていたはずなのに、気がつけば、「子どもがもう少し大きくなったら、こんな風に過ごさせたいんですよね」 「お互いの両親が遊びに来たときは、こうやって迎えられたらいいな」 「定年を迎えたあとは、夫婦でこんな趣味を楽しみたい」 といった、ご家族のこれまでの歩みや、これからの未来の話のなっているのです。 私はお客様とそんなお話をしている時間が、本当に大好きです。 なので、打合せ後はいつもつくづく思います。 家づくりというのは、決して「場所」や「間取り」を決めることそのものがゴールではないんだなと。 私たちが本当に決めているのは、その新しい空間で、ど

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1 日前読了時間: 2分
#789 現地販売会での妄想
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 昨日は、建売物件の現地販売会(オープンハウス)で、一日現場に立っていました。 新しいお家をお預かりして、未来のお客様をお迎えする場所です。 中古戸建ということもあり、元職人でもありますから、現場に着けばまずはぐるっと外を回り構造のをチェックしたり、傷がないかを確認したり、お客様へご案内すべきポイントを頭の中で整理したりと、最初はかなり冷静な目で家の中を見て回ります。 でも、ひと通りの「プロとしての点検」が終わると、自分でもおかしなスイッチが入ってしまうんです。 まだ誰もいない、がらんとしたリビングの真ん中に立って、 「ここに大きめのダイニングテーブルを置いたら、キッチンからの動線が最高だな」 「テレビはあっちの壁際。そうすれば、ソファに座ったときに窓からの光がちょうどよく入るはず」 「このデッドスペースには、チェストを置くと空間が締まるな……」 気がつけば、自分がその家で暮らす風景を、脳内で完璧にシミュレーションしてしまっています。 「自分が住むわけじゃないんだけどな(笑)」 と、冷静になるのですが

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3 日前読了時間: 2分
#788 「人」であるという事実
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 家を建てよう、あるいは買おうと考えたとき、多くの方が「新築なら間違いない」「新しい建物ほど安心だ」と考えると思います。確かに、現代の新しい家は耐震基準や断熱性能など「構造の規格(スペック)」だけで見ればとても進化しています。 しかし、20年間建築の現場をやってきた職人の目線から見ると、今の建築業界の裏側には、大きな変化が起きています。 それは、現場における「安さ」と「早さ」の過剰な追求です。 今の新築の多くは、工場であらかじめカットされた資材を、現場でどれだけ短期間に効率よく組み上げるかというスピード勝負になっています。もちろん、それ自体は技術の進歩ですが、問題はその先。徹底的なコストカットとタイトな工期に追われた結果、現在の施工現場を支えているのは、かつてのような高い技術と誇りを持った「職人」ではなく、マニュアル通りにパーツをはめ込んでいく経験の浅い「作業員」であるケースが、決して少なくありません。 どれだけ設計が立派でも、それを現場で実際にカタチにする人間の腕が未熟であれば、見えない部分

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4 日前読了時間: 3分
#787 一番大切な問い.
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 物件探しを始めると、多くの方が同じような壁にぶつかります。 「もっと広い土地はないか」 「もっと条件の良い建物はないか」 「もう少し予算を足せば、あっちの方が……」 最初はシンプルだったはずの希望が、検索サイトを眺めるうちに少しずつ希望が大きくなっていって、いつの間にか「家探し」そのものが目的になってしまうのです。もちろん、一生に一度の大きな買い物ですから、理想を持つこと、妥協しないことはとても大切です。 しかし、立ち止まって考えてみてください。 「そもそも、私たちはなぜ家を建てよう(買おう)と思ったんだっけ?」 そんな初心の問いを忘れて、条件ばかりを追い求めると、本来の目的から遠ざかってしまいます。 たとえば、「家族との時間を大切にしたい」と思って家探しを始めたはずなのに、理想の土地を手に入れるために予算を限界まで引き上げ、結果として家族と過ごすはずの週末を返上して必死に働くことになってしまったら… あるいは、「趣味の時間を楽しむ場所がほしい」と願っていたのに、見栄えの良い条件の物件を追いかけるあ

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5 日前読了時間: 2分
#786 お会計の流儀。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 先日、ある年上の女性経営者様と会食をする機会がありました。 実は少し前にお仕事の上でのトラブルがあり、その件について「どうしてもお詫びがしたいので、当日は私にご馳走させてください」と、事前に丁寧なお話をいただいていたのです。 当日、美味しいお料理をいただきながら仕事の深いお話ができ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。 そして、いざお会計のタイミングです。 私たちの仕事の世界では、なんとなく「男が払うべき」「年上が出すべき」といった、それぞれの格好つけたい気持ちが頭をよぎることがあります。 でも、今回の場合はお相手の「しっかりとお詫びの気持ちを伝えたい」という経営者としての筋や、プライドがあります。ここで私が「いやいや、私が払いますから!」と無理に財布を出して張り合ってしまうのは、かえって野暮というもの。お相手の誠意や顔を潰してしまうことになりかねません。 そこで今回は、お会計はスマートに「ご馳走様です」と、お相手の厚意をそのままありがたく受け取ることにしました。...

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6 日前読了時間: 2分
#785 「遊んでいる」と言われても。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近の私は、新しくオープンしたレンタルスペース「STUDIO853」の準備に多くの時間を充てています。 空間のDIY改修工事はもちろんのこと、SNSでの発信や、先日ようやく稼働し始めた公式LINEの予約システムの構築にいたるまで、専門の業者に丸投げすることなく、すべて自分自身の手で一から組み立てています。 当然、専門外の作業もたくさんありますから、調べながら、迷いながらの作業です。ものすごく時間はかかっていますが、これがやってみると本当に面白いのです。 ただ、こうして私が汗を流している姿を見て、周りからは少し冷ややかな目で見られることもあります。 「不動産屋が、本業と関係のない遊びみたいなことばかりやっていて余裕だね」 「そんなことに時間を使って、一体何になるの?」そんな風に、遠回しに揶揄されることもあります。 確かに、一般的な不動産屋のイメージから見れば、私のやっていることは、何の意味もないように思われるかもしれないです。でも、私の中では、これは立派な「不動産の仕事」のド真ん中なのです。.

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6 日前読了時間: 2分
#784 電車の中の小さなハプニング
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 先日、仕事の移動で電車に乗っていたときのことです。 車内はそれなりに混み合っており、私はシートに座っていました。 ある駅に止まったとき、バッグに「ヘルプマーク」をつけた方が乗ってこられたのが目に入りました。 「あ、席を譲ろう」と思い、立ち上がったのですが… 本当にまったく同じタイミングで、私の隣に座っていた別の方も、勢いよく立ち上がったのです。 一瞬の間があって、席を譲ろうと立ち上がった見ず知らずの大人2人と、目の前のヘルプマークの方。 3人でパッと顔を見合わせた瞬間、自然に笑顔になってしまいました。 「あ、同じタイミングでしたね」 そんな無言の空気のあと、お隣の方が「どうぞ!」と席を譲り、私はそのままドア付近へ。本当に、大したことのない小さな出来事です。 でも、電車を降りた後も、なんだかとてもいい気分でした。 損得ばかりが優先されがちな毎日のなかで、「誰かをちょっとだけ気遣う気持ち」に触れられたこと。そして、そんな心が、隣の見知らぬ誰かの中にも当たり前のようにあったことが、ただただ嬉しかっ

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6 日前読了時間: 2分
#783 余裕がないときほど
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 日々の仕事や暮らしの中で、私たちはメールやLINE、SNSなど、本当にたくさんの文字を通じて誰かと連絡を取り合っています。 そうしたやり取りを重ねていると、ふとした瞬間に、お相手の「言葉選び」が、深く心に残り続けることがあります。 不思議なもので、時間が経つと「どんな用件だったか」という細かな内容自体は少しずつ薄れていくのに、「そのとき、どう伝えられたか」「どんな言葉をかけてもらったか」という、やり取りをした瞬間の心の感触は、いつまでも鮮明に覚えているものだったりします。 だからこそ、私は誰かに何かをお願いするときも、あるいは心苦しくもお断りをしなければならないときも、ただ事務的に用件を伝えるのではなく、「相手のためになる伝え方になっているだろうか」ということを、意識したいと思っています。 これは、先日の現場のブログで書いた、職人たちの「次の人が仕事しやすいように現場を整えておく」という気遣いと、まったく同じです。 自分の都合だけでパッと放り投げた言葉は、受け取った相手の手元でズシリと重い負

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6月9日読了時間: 3分
#782 スペックの高さよりも大切なこと
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の仕事をしていると、私たちはどうしても、目の前にある「物件のスペック」ばかりに目を奪われがちになります。 駅からの徒歩分数、築年数、敷地面積、間取り、最新のキッチン設備、断熱の数値……。もちろん、これらは家選びにおいて非常に重要な指標ですし、元職人の私としても、建物の構造や性能は厳しくチェックすべき大切な「基礎」だと思っています。 しかし、そうした数字や条件ばかりを器用に追いかけていると、一番大切な本質を見失いそうになります。昨日、私が運営に携わっているシェアスペースで開催されたワークショップを見ていて考えさせられました。 集まった地域の皆さんが、笑顔で楽しそうに手を動かし、楽しげにおしゃべりをしながら、同じ空間と時間を温かく共有しているのをみたら、ハッとさせられました。 本当に大事なのは、物のスペックではなく、その場所で、誰が、どんな時間を過ごすのかということ。 どれだけ最新の設備が整った一等地の建物であっても、そこで暮らす人の心が満たされていいなければ、それは本当の意味で「いい家」

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6月8日読了時間: 2分
#781 効率ばかりの時代
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 先日のことですが、日頃からお世話になっている仲間の設備屋さんから「ちょっと手を貸してほしい」とSOSの連絡があり、急遽、とある集合住宅の建築現場へと行ってきました。 私自身、20年間にわたり現場で職人としてやってきた人間です。今は不動産のバッジをつけていますが、一歩現場に足を踏み入れると「やっぱり自分は現場が嫌いじゃないんだな」と、なんだか少し嬉しくなってしまいました。 今回の私の役目は、洗面台やトイレなどの「器具付け」の手伝いだったはずなのですが……いざ現場に入ってみると、気づけば本来の作業よりも前工程の「手直し」ばかりに時間を費やしている自分がいました。 前の工程の仕上げが少し雑だったり、位置が微妙にズレていたり。そのまま器具を無理やり取り付けることもできなくはなかったのですが、それでは仕上がりに歪みが出てしまいます。元職人の目線としては、どうしてもそこを見過ごすことができず、結局は一つひとつ是正しました。 久しぶりに現場で手を動かしていると思うことがあります。 それは、本当に「良い現

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6月8日読了時間: 3分
#780 何のために家を探し始めたんだっけ?
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 マイホームを探し始めて数ヶ月。毎日のように不動産サイトを眺め、週末には現地へ足を運んでいる。そんな風に熱心に家探しを続けていると、ある時ふと、こんな瞬間に直面することがあります。 「…あれ、私たちって、何のために家を探し始めたんだっけ?」 最初は「子どもが生まれて今の賃貸が手狭になったから」とか、「静かな環境で、家族でゆったり暮らしたいから」といった、素朴で明確なきっかけがあったはずです。 しかし、いざ具体的な物件を見始めると、人間の欲というのは不思議なもので、どんどん膨らんでいってしまいます。 「もう少し駅に近い方が便利かもしれない」 「やっぱり、あっちの最新設備のついた建物の方が格好いいな」 「せっかく一生に一度の買い物をするなら、もっと理想を詰め込みたい」そうやって、より良い場所、より良い建物、より高い理想の暮らしを追い求めているうちに、家族の間でも意見や思いがバラバラになってしまう。 気づけば、目の前にある間取り図や金額の数字ばかりに囚われて、心がヘトヘトに疲れ切ってしまう…。実は、

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6月6日読了時間: 3分
#779 「アポキャン」に一喜一憂しない。
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産業の仕事をしていると、どうしても避けて通れないのが、お約束していたご来客や内見の「アポキャン(ご予約のキャンセル)」です。 直前になって「どうしても都合が悪くなってしまって…」とご連絡をいただくこともあれば、時には悲しいかな、何の連絡もないままお約束の時間を過ぎてしまう、いわゆる「無断キャンセル」というものも、この業界にいれば一度や二度は経験するものです。 せっかく準備を整えてお待ちしていたわけですから、昔の自分であれば「どうして来られなくなっちゃったんだろう」「何か急病でもあったのかな」と心配になったり、あるいは「せっかくの時間が無駄になってしまったな」とガッカリしたり、いちいち心が波立っていた時期もありました。 でも、最近はありがたいことに、アポキャンという出来事に対して、ほとんど心が動かなくなっている自分がいます。それは決して、お客様への関心が薄れたという冷めた意味ではありません。 本当に急な体調不良や外せないご用事ができてしまったのか。 あるいは、相談していくうちに「やっぱり

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6月5日読了時間: 3分
#778 家づくりに一番大切な「適量」
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 大型の台風が、大きな被害をもたらすことなく無事に通過していきました。 台風が近づくと毎回ハラハラしますし、通り過ぎて一安心ですが、その一方で「これからの季節の水不足を考えると、ある程度の雨も降ってくれないと困るんだよな」という思いも頭をよぎります。 雨が降らなさすぎても干からびてしまうし、かといってドシャ降りの大雨が一度にきても街が溢れてしまう。自然の恵みも私たちの暮らしも、やっぱり「ほどほどが良い」というか、バランスが何より大切なのだと、台風一過の空を見上げながら改めて感じています。 そして、この「ほどほどが良い」という絶妙なバランスの重要性は、日々お受けしている不動産や住まいのご相談の現場でも、全く同じことが言えるのです。 マイホームの購入や売却という人生の大きな節目において、お客様の心のスピード感は本当に一人ひとり異なります。 例えば、もの凄く慎重で、「失敗したらどうしよう」と不安のあまり、何年も前から現地に足を運んでいるけれど一歩も前に進めなくなっている方。そういうお客様には、私は無

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6月4日読了時間: 3分
#777 トラブルで見える現場のリアル。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今、ある案件で、少し頭を悩ませる複雑な問題に直面しています。それは、「お隣の水道管が、こちらの敷地内を通り抜けて埋設されている」という問題。 古い住宅地などでは時折見られるケースなのですが、この水道管のルートをどうにか解決して役所や関係各所と調整をつけない限り、建築も、その先のステップへ進めることができません。関係する人数も多く、一筋縄ではいかない難易度の高い現場です。 こうした想定外のトラブルが起きたとき、職人さんから、進捗や今後の対応について色々な説明を受けることになります。 「今、ちょっと必要な材料が手に入らなくて……」 「それは難しいと思います」 そんな言葉を聞いたとき、私は元職人として20年間、様々な現場の裏側を見てきたからこそ、相手の言葉のニュアンスでなんとなく分かってしまうのです。それが「本当に仕方のない理由」なのか、それとも、気まずい状況を乗り切るための「とりあえずの言い訳」なのかが。 家づくりや不動産の現場というのは、生き物のようなものです。 図面通り、予定通りにいかないこ

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6月3日読了時間: 3分
#776 写真では100%伝わらない
こんばんはRE/MAXGOOD.の佐藤です。 ここ最近、お客様との打ち合わせやご相談が少し落ち着いているタイミングということもあり、時間が空けばとにかく物件の現地へと足を運ぶようにしています。 「アポが少ないから、物件ばかり見に行っています笑」なんて言うと、もしかしたら同業者からは「もっと効率よく営業電話をかければいいのに」と笑われてしまうかもしれません。 でも、20年間現場で汗を流してきた元職人の私にとって、この「現地に行く」という時間は、理屈抜きでワクワクする楽しい時間なのです。 そして何より、現場に行かなければ絶対に分からない「真実」が必ずあるからです。今の時代はポータルサイトを開けば、綺麗に撮影された外観や内観の写真、ドローンで上空から撮った周辺環境の画像などがずらりと並びます。それらを眺めていると、まるでその物件のすべてを分かったような気持ちになってしまうほど。 しかし、写真というのは、あくまで「その瞬間、その角度から切り取られた都合の良い一面」に過ぎません。 どれだけ画面上で「綺麗で非の打ち所がない家だな」と思っていても、実際に現地

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6月2日読了時間: 2分
#775 もっと早く相談すればよかった
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、ありがたいことに、お客様やご相談に来られた方から「もっと早く佐藤さんに相談すればよかった」と言っていただける機会が立て続けにありました。 そう言っていただけるのは、一人の人間として、そして地元の不動産屋として本当に嬉しく、ありがたいことです。しかし同時に、その言葉を聞くたびに、どこか切ない気持ちにもなります。もっと早く出会えていれば、この方が抱え込まずに済んだ不安や、避けられたトラブルがあったかもしれない、と思うからです。 もちろん、私のような町の小さな不動産屋が、お住まいの悩みをすべて魔法のように解決できるわけではありません。 それでも、20年間の現場経験で培ってきた建物の構造のこと、リフォームをするときに本当に気をつけるべきポイント、あるいは中古住宅を見極めるときの足元の小さなサインなど、プロとしての「知っていれば未然に防げるリスク」はたくさんあります。 世の中の多くの人は、雨漏りがしたり、壁にひび割れを見つけたり、あるいは不動産の契約でトラブルになりそうになってから、初めて必死に

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6月1日読了時間: 3分
#774 基礎に潜む「小さなサビ」
おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 中古住宅の物件確認で建物のまわりをぐるっと歩いているとき、基礎のコンクリートにポツンとついた「小さな茶色いシミ」を見かけることがあります。 「築年数が経っているから、多少の汚れはあるよね」「これくらい小さなシミなら、建物の強度には関係ないだろう」 多くの方は、そうやって見過ごしてしまうかもしれません。しかし、20年間現場で実際に家を造り、コンクリートを扱ってきた元職人の目線から言うと、これは「ただの汚れ」としてスルーしてはいけない、非常に重要なサインです。 今回は、この基礎の表面に現れる「小さなサビ」の正体と、それが引き起こすかもしれない将来のリスクについて、少し専門的におせっかいな解説をしてみたいと思います。 基礎のシミの正体は、工事中に使われた「金属パーツ」です。基礎のコンクリートのちょうど横一線の隙間(打ち継ぎ部分)から茶色いサビが滲み出ている場合、それはコンクリートを流し込むときに型枠がバラバラに広がらないようにガッチリと固定するための「セパレーター」と呼ばれる工事用の金属金具です

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6月1日読了時間: 4分


#773 字は下手くそ、でも心は込めて。
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近の私の密かなマイブームであり、大切な習慣になりつつあるのが、「手書きでお礼のお手紙を書く」ということです。 お預かりしていた物件のご報告、新しく出会ったお客様へのご挨拶、あるいは日頃からお世話になっているパートナー企業の方々へ。これまではメールやLINEでサッと済ませていたようなちょっとした感謝のメッセージを、最近はあえて手書きの手紙を書いています。 私は昔から自分の書く「字」にまったく自信がありません。お世辞にも「綺麗な字ですね」と褒められるようなものではなく、どちらかと言えば不器用さがそのまま形になったような、少しクセのある下手くそな字です。 今の時代、パソコンやスマートフォンを使えば、誰でも一瞬で、寸分の狂いもない完璧に美しい文字の文章を作ることができます。修正も簡単ですし、印刷すれば何十人、何百人にだって一瞬で同じメッセージを届けることができる。効率やスピードという面から見れば、手書きの手紙なんていうのは、圧倒的に「非効率」で無駄な作業に見えるかもしれません。...

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5月30日読了時間: 3分
#772 現実を目の当たりに
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 昨日、ある工事中の大手ゼネコンが手掛ける大規模マンションの現場へ、所用があり足を運んでいました。 今、建築業界は非常に深刻な状況に直面しています。ニュースでも断続的に報じられている「ナフサ(粗製ガソリン)不足」などの影響により、世界的な規模でプラスチックをはじめとする建築資材の供給が滞っているのです。 その結果として、私が普段主戦場にしているような、地域に根差した注文住宅や戸建ての現場からは、あっという間に建築資材が消えてしまいました。 パイプ一本、養生材一つ満足に手に入らない。今、多くの工務店や建売住宅の現場がストップを余儀なくされ、たくさんの職人さんたちが「働きたくても働けない」という、事実上の休業状態に追い込まれています。 私自身、20年間現場で職人として汗を流してきた人間です。現場が止まることが、職人さんたちやそのご家族の生活にとってどれほど死活問題か、彼らの焦りは痛いほどよく分かります。だから、昨日訪れた大手のマンション現場の光景を目にしたとき、複雑な感情が湧き上がってきました。

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5月29日読了時間: 3分
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