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#666 最近改めて思うこと
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 職人の世界も不動産の世界も、要領よく器用に立ち回れる人が羨ましく見える時があります。 無駄を省き、効率を優先し、スマートに成果を上げていく。そんな姿を見て、自分もあんな風になれたらもっと楽なのに…と考えたことがないわけではありません。 私は不器用です。ひとつの案件に対して、あぁでもない、こうでもないと考え込み、悩みすぎてしまいます。効率を考えればもっと手際よく進めるべきところを、納得がいくまで時間をかけてしまう。周りからは「もっと楽にやればいいのに」「そんなに抱え込まなくてもいいんじゃない?」と、呆れ半分で言われることもあります。 でも、考えてみれば職人の頃から私のやり方はずっと同じでした。真夏のコンクリート工事で熱中症になり、点滴を打ってでも現場に戻っていた。雪の中で凍えながら建前工事をしていたあの頃。目の前の仕事に対して全身全霊でぶつかること、それだけが自分の信じられる道でした。 不動産という仕事に舞台を移しても、その根っこにある「性分」は変わりません。お客様の人生を左右する大きな決断を前にして

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17 時間前読了時間: 2分


#665 ごめんなさい。でも、中途半端なことはしたくない。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「属人化」 今のビジネスの世界では、あまり良くない言葉として使われます。 組織として誰でも回る「仕組み」を作ることが大切だと。 でも、私の仕事は、良くも悪くも「属人化」の極みです。 私がお客様の話を聞き、私が現場を走り、私が悩み、私が提案する。 「おせっかい不動産」という名前の通り、私という人間が動くことでしか成り立たないスタイルです。 そんな中で直面した、今回の手術。 自分が動けなくなったとき、一番に頭をよぎったのは「お客様に迷惑をかけてしまう」という申し訳なさでした。 特にお急ぎで物件を探されているお客様。 今の私の視界と体調では、満足のいく「おせっかい」をすることができない。 悩んだ末、今回は辞退の連絡をさせていただきました。 「えー!佐藤さんに頼みたかったのに、残念です」 その言葉をいただいたとき、胸が締め付けられる思いでした。 必要としていただけた嬉しさと、それに応えられない情けなさ。 でも、中途半端な状態で引き受けて、お客様の人生の大事な決断を濁らせるわけにはいかない。それが今の私にでき

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2 日前読了時間: 2分
#664 変わらない「性分」と向き合う
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 先週、両目の手術を無事に終えました。 残念ながら、ブログ毎日投稿は途絶えてしまいましたが、術後の経過は順調です。 そして本日から仕事も再開。 いざ再開してみると、私たちの日常がいかに「目」を酷使しているかを痛感しています。 車の運転、物件資料のチェック、スマホでの連絡、パソコン作業……。 不動産の現場は、想像以上に視覚からの情報で動いています。 執刀医の先生からも、心配してくれる周囲の仲間からも、「ダウンタイム(回復期間)の間は、絶対に無理をしないように」と何度も釘を刺されました。 自分でも分かっているんです。今は休むべき時だ、と。 でも、気がつくとパソコンを開き、お客様からのメッセージに返信し、現場の状況を確認してしまっている。 結局、じっとしていられずに動いてしまうのは、もう私の「性分」なんだろうなと思います。 この、放っておけない、動かずにはいられない性格。 自分でも、時々「不器用だな」と感じます。 もっと効率よく、ほどほどに手を抜いて立ち回る器用さがあれば、きっと体も楽なのでしょう。 でも、

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3 日前読了時間: 2分
#663 本質は同じ
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 ありがたいことに、最近は個人のお客様だけでなく、法人の大規模なプロジェクトにも携わらせていただいています。 今まさに進行しているのは、地元・埼玉県に拠点を置く大手物流会社様による、大規模な物流センター用地の取得プロジェクトです。 関わる土地の面積も、動く金額も、想像を超えるような桁違いのスケール。当然、緊張感はありますがとても心地よく感じています。 こうしたお話をいただけるようになったのは、華やかなテクニックがあったからではありません。 地道に関係者の方々と一つひとつ「誠実な交渉」を積み上げてきた。その泥臭い過程を評価していただけた結果だと思っています。 ただ、こうして実績を積み重ねる一方で、心に留めていることがあります。 それは、「佐藤は大きな案件ばかりやっているから、個人の相談はしにくい」と思わないでほしいのです。物流センターの用地取得と、ご家族が一生を過ごす1区画の土地探しでは、規模も用途も全く異なります。 けれど、私の中ではその「本質」は全く同じなのです。 企業の土地を探すのは、その会社の

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6 日前読了時間: 2分


#662 こんな時こそ、私たちの出番
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「条件が悪すぎて、他の業者さんには取り合ってもらえなかったんです……」 ご紹介で相談に来られたお客様。そう言って肩を落とされていました。自社で所有されている土地の売却。確かに、一筋縄ではいかない複雑な事情を抱えた物件でした。 不動産業界には、効率を重視するあまり、難しい案件を敬遠してしまう風潮が少なからずあります。 でも、私は思います。「できない」と決めつける前に、どうすれば「できる」かを考えるのが、プロとしての本来の姿ではないかと。 まずは絡まった糸を一本ずつ解きほぐすように、土地の背景を徹底的に調査しました。すると、見方を変えれば、その土地にしかない価値が少しずつ見えてきたのです。 粘り強く動いた結果、少しずつ反響をいただけるようになりました。 「難しいから、やらない」ではなく、「困っているから、力になる」。 私の原点は、こうした一人ひとりのお困りごとを解決する「町のおせっかいな不動産屋」でありたい。そんな想いを再確認しています。

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7 日前読了時間: 1分


#661 役所とAIの視点
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「ここ、建て替えできるかな?」 今回お話をいただいたのは、立地条件に少し「癖」のある場所。地図や図面を眺めるだけでは、即答できないような複雑な案件でした。 こういう時、プロとして一番やってはいけないのが「下手な推測」で答えてしまうこと。 「たぶん大丈夫ですよ」という安易な言葉が、後にお客様にとって大きなリスクになることもあるからです。 まずは、役所へ向かいます。 窓口の職員さんに相談して、自分の想像する条件や方法を確認してもらう。 この、一つひとつの事実を積み上げていく。ネットだけでは辿り着けない「生の情報」を確認するこの時間は、今も昔も変わらず、私たちの仕事の根幹です。 そして、今の時代だからこその「相棒」にも頼ります。 役所で集めた情報と謄本や地積測量図をGeminiに読み込ませ、複雑な条件を整理してもらうのです。今まではその筋に詳しい先輩や業者さん、士業に相談していましたが、皆さまお忙しいし簡単に答えがでることもありませんでした。 AIは、人間が思い込みで見落としてしまいそうな多角的な視点や

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2月4日読了時間: 2分
#660 デザインの先にある当たり前
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 注文住宅のプランを練っているとき、誰もが一度は「かっこいい外観」に憧れますよね。 家の正面をすっきりと見せるために、駐車場をあえて玄関から離した場所に配置する。たしかにその方がスタイリッシュで、建物が美しく映えることもあります。その気持ち、私にもよく分かります。 でも、実際に住み始めてからの生活を考えると、私はやっぱり「駐車場は、できるだけ玄関の近くがいい」とお伝えしています。 外に出るのが億劫になるような、土砂降りの雨の日。 買い物帰りで、両手にはずっしりと重い袋を抱えている。 さらに、小さなお子さんの手を引いていたり、疲れ果てて仕事から帰ってきたときだったら……。 車から玄関までの、たった数メートル。 晴れている日には気にも留めないその距離が、そんな日には驚くほど遠く感じられます。 「あと数歩、近ければよかったのに」 その小さな後悔は、雨が降るたびに、荷物が多い日に、何度も頭をよぎることになります。 デザインを突き詰めることは、もちろん素晴らしいことです。 けれど、家は鑑賞するものではなく、毎日

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2月3日読了時間: 2分


#659 「丁寧」のゆくえ
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 突然ですが今週、手術を受けます(笑) お世話になるのは、自宅からの距離や雰囲気を見て、自分で決めた病院です。 実際に行ってみると、受付の方も、看護師さんも、そして先生も。 皆さん本当に親切で、丁寧な方ばかり。 大きな病院ですから、中にはいろんな方がいるとは分かっていますが、多少なりとも手術への不安はある中で、この場所で出会う「人の温かさ」に何度も感心しました。 以前、検査の帰り際に思わず「いつも丁寧にありがとうございます」と、看護師さんに直接伝えたほどです。 ところが先日、その病院のネットのクチコミを見て、言葉を失いました。 そこには、私が知っている温かな姿とは正反対の、厳しい言葉や低い評価が並んでいたからです。 感じ方は人それぞれ。 満足した人は気にせずに通い続け、悲しい思いをした人だけが言葉にして残すから、どうしても偏ってしまうのかもしれません。 でも、それを見ながらふと考えました。 「これは、自分の仕事も同じかもしれないな」と。 家づくりや不動産営業という仕事も、丁寧に向き合えば向き合うほど、

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2月2日読了時間: 2分
#658 変わらない光を考える
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 近所で、大きな平屋が建ち始めています。 敷地の幅をいっぱいに使った、とても存在感のある立派な佇まいです。 通りかかる人たちが「羨ましいね」と声を掛け合うのも頷ける、素敵な住まいです。 その光景を眺めながら、私はふと「自分ならどう向き合うか」を考えていました。 今は遮るもののない、空き地に面した明るい土地ですが、いつか隣の空き地にも新しい暮らしが灯り、二階建ての家が建つ日が来るかもしれません。 もし、私がこの場所で家づくりをお手伝いしていたとしたら。 その「いつか」を想像して、少しだけ違う形をご提案したかもしれない、と思うのです。 例えば、東南の角を少し凹ませて「L字」にする。 そうすることで、もし将来、お隣に建物が建ったとしても、その窪みが光の受け皿になります。今の広さを少し譲ってでも、10年後、20年後の光を確保しておく。 そんな「未来への配慮」も話していたかもしれないです。 もちろん、今の開放感を最大限に活かすことも、家づくりの大きな喜びです。 どちらが正解というわけではありませんが、住んだ後か

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2月1日読了時間: 2分


#657 お洒落の先にある、本当の家探し。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の広告を開けば、「お洒落な内装」「最新の設備」「駅近の利便性」といったキラキラした言葉が並んでいます。もちろん、それも家選びの楽しさの一つです。 でも、職人で20年間、1,000棟以上の現場で家を造ってきた立場では、どうしても拭えない「別の視点」があります。 流行りのデザインは、いつか飽きがくる。 でも、誠実な造りの家は、時が経つほどに愛着が深まる。 これは、綺麗事ではなく現場で見てきた事実です。 住宅の基礎を造る職人として泥まみれになり、構造の接合部を見つめてきたからこそ分かることがあります。見えない場所が丁寧に整っている家は、住む人を裏切りません。 お子さんがいらっしゃる4人家族のような賑やかなご家庭の相談を受けるとき、私はふと、先のことを考えてしまいます。 今は家じゅうを走り回る足音が響き、笑い声が絶えない毎日かもしれない。 でも、10年後、15年後。 子供たちが自立し、家の中に「静けさ」が訪れたとき。 その静寂の中で、ふと壁や柱を見渡したときに「ああ、この家を選んでよかったな」と思え

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1月31日読了時間: 2分
#656 自分の歩幅を信じるということ。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今の時代、何事もスピードが求められます。 不動産の世界も同じです。誰よりも早く情報を掴み、誰よりも早く契約を結ぶ。それが「優秀さ」の証とされることも少なくありません。 Xの投稿を見たりしていると、圧倒されることもあります。一か月に○○件成約。○○○○円の利益などなど。正直に言えば、RE/MAXの中でも、私は「のろま」です。 今までは周りのペースを見ると、自分ももっと走らないと…と焦ることもありました。 でも、私は焦って走ることをやめました。 なぜなら、私にはどうしても譲れない「信念」があるからです。 職人として1,000棟以上の現場を見てきた目や、自ら2回家を建てた経験から住まいの「酸いも甘いも」を正直に伝える。トラブルがあれば、道具を持って現場へ駆けつける。 お客様に対して「おせっかいな伴走」を続けていれば、当然、効率は落ちます。歩みは遅くなります。 でも、もしその生き方を貫いて倒れてしまうのなら、それはそれで本望かな、と本気で思っています。 そんな不器用な歩み方をしている私ですが、ふと足元を見

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1月30日読了時間: 2分


#655 職人出身の私が行き着いた、伴走スタイル。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介という仕事は、一般的には「契約書を交わし、鍵をお渡しするまで」が主な業務だと思われがちです。でも、私の場合は少し違います。 以前仲介させていただいたテナントでトラブルが発生しました。 築古物件だったこともあり、どうしても予期せぬ不具合がつきものです。 通常、こうしたトラブルはオーナーさんや管理会社さんを通じて対応を待ちます。しかし、連絡の行き違いや手続きの関係で、解決までに数日下手をすれば一週間以上かかってしまうことも少なくありません。 「お客様が今、困っている。それを放っておくことはできない。」 そう思ったとき、私は状況次第では自分自身、あるいは信頼できる「ブレーンの職人仲間」に連絡を入れ、すぐに現場へと駆けつけます。 これを世間では「特化したサービス」と呼ぶのかもしれません。 でも、私自身の感覚としては、シンプルで「おせっかいな伴走」だと思っています。 仲介して終わりではなく、そこから始まるお客様の日常にまで、つい首を突っ込んでしまう。一見すれば、不動産屋としては非常に効率の悪いやり方

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1月29日読了時間: 2分
#654 「高い家」と「価値のある家」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、ニュースでも耳にすることが多い「建材価格の高騰」。 それに伴って、新築物件の価格もかつてないほどに上昇しています。 「こんなに高いなら、きっと良い家に違いない」 そう思われるかもしれません。しかし、長年職人として現場に立ち、今は不動産エージェントとして家を見守る私の視点は、少し違います。 私が一番に気にするのは、その高くなった販売価格に見合った「手間暇」が、現場でしっかりとかけられているかどうかです。 価格は一流でも、現場に行ってみれば整理整頓が疎かだったり、大切な建材を守る「養生」が雑な家は存在します。どんなに最新スペックを導入していても、足元(現場)が乱れている家は、どこかに「見えない綻び」を抱えているものです。 逆に、どれほど厳しい予算や工期の状況であっても、職人さんの誇りある「手仕事」が光る現場もたくさんあります。 ネジ一本、アンカーボルト一本への気遣い。 次の工程の職人が気持ちよく動けるための配慮。 現場にゴミ一つ落とさないという徹底したプロ意識。 こうした「手間暇」こそが、将来の修

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1月28日読了時間: 2分
#653「時間をかける」ことと、「手間暇をかける」ことの違い。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 家づくりにおいて、基礎工事は完成すると見えなくなってしまう場所です。 だからこそ、そこにはその会社の、そして職人の「心」が一番現れると思っています。 よく「時間をかけて丁寧に」という言葉を耳にしますが、私は少し違う考えを持っています。 ただダラダラと時間をかけるのが、良い仕事ではありません。 「かけるべき場所に、惜しみなく手間暇をかける」こと。 例えば、鉄筋の間隔が均一か、型枠の中にゴミが落ちていないか、コンクリートが隅々まで行き渡るよう配慮されているか。 こうした、一見地味で、でも決して手を抜いてはいけない工程に、どれだけ意識を向けられるか。 いつも施工を依頼している仲間の現場は、いつ見ても、どこを切り取っても「安心」がある。整理整頓された現場、美しく組まれた配筋。 それを見ただけで、彼らがどれだけ「先にある暮らし」を想像して作業しているかが分かります。 私が営業マンとしてお客様に「安心してください」と自信を持ってお伝えできるのは、自分自身がその現場を見て、心から納得できているからです。...

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1月28日読了時間: 2分


#652 不器用
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「佐藤さんは、あまり営業マンっぽくないですね」 時折、お客様からそんな風に言われることがあります。 世間一般でイメージされるような、立て板に水で流れるように喋るのがどうしてもできません。 昔から、自分を飾る言葉を探すのが、少し苦手でした。 私は長い間、ずっと現場で泥にまみれてきました。 真夏の日差しに焼かれ、冬の凍てつく風に吹かれながら、一軒の家がどのように立ち上がっていくのか。その一番大切な「基礎」が作られるプロセスを、ずっとこの手で造ってきました。 基礎は、家が完成してしまえば、誰の目にも触れることはありません。 けれど、そこが疎かになれば、どんなに豪華な設備を整えても、その家が人を守ることはできない。現場という嘘のつけない場所で、私はその厳しさと大切さを教わりました。 だからこそ、不動産という大きな買い物をお手伝いする立場になった今、私は綺麗ごとばかりを並べてお客様を納得させたくないのです。 「ここが良いですよ」と耳当たりの良いことだけを伝えるのは簡単です。 でも、その言葉に、現場を知る人間と

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1月26日読了時間: 2分


#651 顔も知らない「当時の職人さん」
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産の仕事をしていると、築年数の経った古い物件に巡り会う機会が多くあります。 一般的には「古い=価値が下がる」と一括りにされがちですが、元職人として、私は必ずしもそうは思いません。 内覧をしている時、気づくこと。 それは、建物の隅々の「収まり」が、驚くほど綺麗な家です。 壁の角、柱の接合部、建具の立て付け。 何十年という月日が流れているはずなのに、狂いがなく、ピタリと美しく整っている。 そんな時、心の中で思わず呟いてしまいます。 「あぁ、当時の職人さんは、本当にいい仕事をしたんだな」って。 何十年も前の、会ったことも、名前も知らない誰か。 けれど、その職人さんが一打ちに込めた誠実さが、今も目の前の空間に確かに息づいている。 その丁寧な手仕事に触れると、時間を超えて、その職人さんとガッチリ握手をしたくなるような、不思議な高揚感に包まれるのです。 世の中では、新しさや効率ばかりが注目されます。 でも、古いことが「価値がない」ことと同義ではありません。 丁寧な仕事が隅々まで行き届いている家には、独特

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1月25日読了時間: 2分
#650 「男は我慢するもの」という教え
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 今週は、正直に言って、ため息をつきたくなるような出来事が重なる一週間でした。 私は普段、あまりネガティブなことは口にしないように決めています。 言葉には「言霊」があり、後ろ向きな発言は、さらなる負の“気”を引き寄せてしまう気がするからです。不動産の仕事においても、前向きなエネルギーをお客様に届けることが自分の役割だと思っています。 けれど今週は、ふとした瞬間に「あぁ、少し吐き出さないと苦しいな」と感じる自分がいました。私は子供の頃から、「男は我慢する生き物だ」と教えられて育ちました。 弱音を吐かず、歯を食いしばって耐えることこそが強さの証である。と厳しく教えられました。その価値観は、良い意味で今の私の責任感の土台になっています。 でも、その一方で、弱音の吐き方を忘れてしまったようにも感じます。 大人になり、守るべきものが増えれば増えるほど、「我慢」という蓋がどんどん厚くなり、自分の本当の気持ちを外に出すのが難しくなっていった気がします。 でも、今朝気づいたんです。 「弱音を吐くこと」と「ネガティ

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1月25日読了時間: 2分
#649 心が折れそうな時こそ、ほうきを持って外に出る。
こんにちは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「心身ともに」という言葉がありますが、最近その本当の意味を身をもって実感しています。 身体の不調が長引いて思うように動けない日が続くと、どれだけ前向きでいようとしても、心に少しずつ影が落ちてくるものです。 「自分はこんなに真面目に、誠実にやっているつもりなのに、どうして…」 ふとした瞬間に、そんな弱気な言葉が頭をよぎることもありました。浮かない気分で朝のルーティンの掃除を始めたから、ふとある思いが生まれました。 そんな沈んだ気持ちで掃除をしても、場は綺麗になっても、心までは晴れない。 マイナスな気持ちで手を動かす時間は、もったいないな、と。 だから今朝は、ぐっと意識を切り替えました。 「今日も綺麗に掃除して、自分自身の心も整えていこう!」 そう決めて、いつも以上に張り切って事務所をピカピカに磨き上げました。 ついでに毎朝の日課であるゴミ拾いも、いつもより少し遠いところまで。 冷たい朝の空気を吸い込みながら、一歩一歩踏み出してゴミを拾い集めていくうちに、不思議とあんなに重かった心が軽くなっていくのがわ

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1月23日読了時間: 2分
#648 感じ方は人それぞれだけど
こんにちは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「RE/MAXって、日本ではネームバリューも無いし、やる意味があるの?」 時折、そんな厳しい言葉をいただくこともあります。 海外では大変有名なブランドですが、日本での地位はまだまだ低いです。 私自身、これまで「これこそがメリットです!」と声高に主張することはしてきませんでした。なぜなら、その価値は人それぞれであり、言葉よりも事実で示すべきだと思っていたからです。 ですが、今回動き出す一つのプロジェクトは、そういった答えの一つになるかもしれません。それは、誰もが知る有名観光地での大型プロジェクト。 その先行販売の「専任案件」がいよいよ始まります。 大手不動産会社であれば、喉から手が出るほど欲しがるような大きな案件。 それを今回、RE/MAX HOKKAIDOのリージョンオーナーのご縁で、RE/MAX JAPAN全体でその案件を扱わせて頂くことになりました。 こういうこともRE/MAXに加盟する大きなメリットの一つです。 個々のエージェントは独立したプロフェッショナルでありながら、いざという時には全国

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1月22日読了時間: 2分
#647 あたりまえが一番ありがたい。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日からようやく、体調は万全ではありませんが通常運行に戻ります。 朝一番の事務所掃除、トイレ掃除、そして駐車場や道路のゴミ拾い。 お休みしていたいつものルーティンを、今朝はひとつずつ丁寧になぞることから始めました。 元気な時には「やらなきゃいけない作業」として淡々とこなしていた掃除も、動けなかった日々を経た今では、不思議と清々しい気持ちにさせてくれます。自分の手で場所を整え、空気を入れ替える。その当たり前のことができる身体があるということが、今はただただ、ありがたいです。 今朝のゴミ拾いでは、ふと気づいたことがありました。 私の体調を気遣ってくれたのか、いつもよりゴミが格段に少なかったのです。 「今日はこれくらいにしておきなよ」 まるで街がそう言ってくれているような気がして、思わず「ありがとうございます」と呟いてしまいました。今の私にはそんな些細な巡り合わせさえも、温かいエールのように感じられます。一度立ち止まったからこそ、見える景色が変わりました。 がむしゃらに詰め込む毎日もいいけれど、こうして「

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1月21日読了時間: 2分
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