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#629 価値提供する仕事

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 1月3日
  • 読了時間: 2分



こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


不動産という仕事をしていると、日々膨大な「言葉」に触れます。 物件資料に並ぶスペック、契約書の条文、そしてお客様や同業他社との会話。

しかし、この業界で痛感するのは、「言葉の表面だけを見ていては、本当の価値には辿り着けない」ということです。

例えば、同業者が口にする「あそこは難しい物件だよ」という言葉。 その裏には「調査が面倒だ」「権利関係が複雑で効率が悪い」といった、自分たちの都合が隠れている気がします。あるいは、お客様が仰る「なんでもいいんです」という言葉。 その裏には、言葉にできない不安や、誰にも分かってもらえないと諦めかけている理想が眠っているのかもしれません。


元職人の私は、かつて現場で「図面には描かれない細部」を見てきました。 どんなに立派な設計図があっても、実際に木を組み、釘を打つ手の感覚にしか宿らない真実がある。それは不動産エージェントという今の仕事でも、全く同じです。

スペック表の数字や、業界の慣習という「言葉」に惑わされず、その裏にある地主さんの想いや、お客様のこれからの人生という「真実」に触れること。

それを見抜くためには、効率を一旦横に置いて、一歩踏み込む泥臭さが必要です。 「割に合わない」と言われる場所にある、宝石のような価値。 それを一つひとつ、言葉の霧の中から見つけ出し、形にしていくこと。


それが私の、エージェントとしての矜持です。

上辺だけの言葉ではなく、心の底から納得できる選択を。

 
 
 

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