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#712 一瞬の寂しさ
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 半年以上という月日を共に歩んできたお客様から、あるポータルサイトで見つけた物件について問い合わせをしたいと連絡がありました。 その物件は仲介として介入することが難しい物件でした。不動産流通の仕組み上、どうしても手が届かない領域は存在します。 お客様に「この物件には私が入ることができません。ですので、直接問い合わせをしてみてください」とお伝えしたところ、お客様からは、間髪入れずに「分かりました!」という明るい返答が返ってきました。 もちろん、お客様が理想の住まいに出会えたのであれば、それが一番です。自分の利益や都合を優先せず、お客様にとって最善の選択肢を提示する。それが私の掲げる「おせっかい不動産」としての矜持でもあります。 しかし、そのあまりにも潔い返答を耳にした瞬間、胸の奥が少しだけチクリと痛みました。正直に言えば、寂しさを感じてしまったのです。 半年という時間。何度も顔を合わせ、言葉を尽くし、お客様の人生の断片に触れながら併走してきたつもりでした。それだけの時間を積み重ねてきても、私の存在は「

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3月30日読了時間: 2分


#711 そこに介在する意味があるのか
こんにちは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、不動産エージェントへの応募や問い合わせをいただく機会が増えています。 しかし、面談や問い合わせで質問を耳にするたび、深い違和感を覚えます。 顧客の自己開拓はしたくない。集客は会社に任せたい。 内見などの現地対応は代行してほしい。 未経験なので、契約書類の作成はすべて丸投げしたい。 できればフルリモート、オンラインだけで完結させたい。 これらを聞くたび、私は喉元まで出かかる言葉を飲み込みます。 「はて。だとしたら、あなたがこの取引に介在する意味は、一体どこにあるのでしょうか?」 もし、単に物件の情報を右から左へ流し、定型の書類を整えるだけが仕事だと思っているのなら、それは大きな間違いです。そんな「作業」だけなら、これからの時代、AIや優れたシステムがもっと安く、正確にやってくれる。 私たちが不動産エージェントとして報酬をいただく根拠。それは、お客様が抱える不安、言葉にならない悩み、そしてその先の人生に泥臭く介入することにあります。 自らの足でお客様のために最適な出口を探し出すこと。現地行って、そ

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3月30日読了時間: 3分
#710 覚悟はあるか。
こんにちは、RE/MAX GOOD.オフィスオーナーの佐藤です。 今、不動産業界は大きな転換期を迎えています。 特に「不動産エージェント」という働き方に対して、レインズ(不動産流通標準情報システム)の利用制限など、その「質」を厳しく問う逆風が吹いています。 正直に言えば、これまで一部の無責任なエージェントが起こしてきたトラブルが、業界全体の不信感に繋がってしまった結果だとも感じています。 そんな今だからこそ、私はRE/MAXの加盟店オーナーの一人として、 「もっと本気でやろうよ」 というメッセージをSNSで発信しました。 この厳しい状況を打破し、お客様から本当の信頼を勝ち取れる「本物」の仲間を募りたかったからです。 発信の後、ありがたいことに面談の希望が増しました。 通知が鳴るたびに、私は一瞬「お!」と期待に胸を膨らませました。 「この逆風を分かった上で、共に立ち向かおうとする熱い人が現れたのかもしれない」と。 しかし、実際に蓋を開けてみれば、聞こえてくるのは 「まずは副業から、ノーリスクで始めたい」 「ちょっとしたお小遣い稼ぎ、バイト感覚でや

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3月28日読了時間: 2分
#709 迷ったら、やってみる
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「これをやって、本当に大丈夫だろうか?」 新しいことに挑戦しようとする時、あるいは人生の大きな決断を迫られた時。私たちはつい、頭であれこれと理屈を並べて考えてしまいます。 石橋を叩いて渡ることも、もちろん大切です。 けれど、私自身のこれまでの人生を振り返ってみると、実は「色々と考え抜いた答え」よりも、ふと感じた「直感」に従って動いた時の方が、結果として良い方向に進んできたことが多いように感じます。 「迷ったら、やってみる」というスタイルです。 もちろん、直感だけで動くのが怖い時もあります。 失敗したらどうしよう、損をしたらどうしよう……そんな不安が頭をよぎることもあります。 でも、本当の意味で「失敗したな」と後悔するのは、実は挑戦して転んだ時ではありません。 「あの時、やっておけば良かった」 そう思って、自分の直感に蓋をして諦めてしまった時の方が、心の奥底に澱(おり)のような後悔が長く残ってしまうものです。 私は、RE/MAXに飛び込む時も、そして今の「おせっかい不動産」というスタイルを確立しよう

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3月27日読了時間: 2分
#708 看板の裏側。
こんにちは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「仕事の時はあんなに慎重なのに、自分のことになるとてんでダメね」 今朝、妻から少し楽しそうにそう冷やかされました。 理由は、情けないことに診察券を忘れて、家と外を往復する羽目になったからです。お薬手帳や診察券……どうして自分の私物となると、こうも抜けてしまうのでしょうか(笑)。 仕事の書類を扱うとき、それこそ「これでもか」というほど何度も確認を繰り返します。 特にお客様の大切な契約書や、お申し込み書類。 文字のひとつ、印鑑の角度、日付の間違いがないか。石橋を叩き壊すくらいの勢いで慎重に、神経を研ぎ澄ませて向き合います。 ところが、ひとたび自分のこと、プライベートの自分に戻ると、途端にそのセンサーがどこかへ行ってしまうようです。 「おせっかい不動産」として、他人の不安や悩みには敏感にアンテナを立てるのに、自分の診察券の行方には全くアンテナが立っていない。この極端なギャップが、私という人間の「不器用なリアル」なのだと思います。 でも、妻にそう指摘されて、ふと気づきました。 自分に対してそれくらい「抜け

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3月27日読了時間: 2分
#707 「勉強しないと、ああなるわよ」
こんばんは。RE/MAXGOOD.オフィスオーナーの佐藤です。 先日、日経ビジネスのある記事に目が留まりました。 「建設業界の人手不足の背景には、根深い『現場見下し文化』がある」という内容です。 それを読んだ瞬間、数十年経った今でも鮮明にそして苦い記憶として残っている、ある「親子の会話」が蘇ってきました。 それは、私がまだ職人として現場に出ていた頃のことです。 お昼休み、私たちは現場の前の道端に座り、仲間たちとお弁当を食べていました。作業服は土に汚れ、汗もかいています。 そこを通りかかった、一組の親子。 幼い子供が、不思議そうにこちらを指さして言いました。 「あのおじさん達、なんでお外でご飯食べてるの?」 その問いに対して、母親が返した言葉を、私は今でも忘れることができません。 「……いい? 真面目に勉強しないと、将来あんな風になっちゃうのよ」 聞こえるように言ったのか、それとも漏れ聞こえてしまったのか。 汚いものを見るような、あるいは憐れむような眼差し。 確かに、私は学生時代、決して勉強が得意な方ではありませんでした。それは否定しません。でも、

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3月25日読了時間: 2分
#706 お客様への愛はあるか。
こんばんは。RE/MAX GOOD.のオフィスオーナーの佐藤です。 最近、不動産エージェントへの転身を考えている方と面談をする機会が増えてきました。その中で、よく耳にする言葉があります。 「まずは副業から始めて、軌道に乗ってきたら本業に切り替えようと思っています」 リスクを抑えたい、慎重に進めたいというお気持ちはよく分かります。今の時代、副業という働き方自体は否定されるべきものではありません。 しかし、私はあえて、そういう方に尋ねます。 「もし、ご自身が一生に一度の大きな買い物をしようとした時。平日は連絡がつかず、土日や自分の都合が良い時にしか動いてくれない営業マンに、大切な資産や家族の未来を任せたいと思いますか?」 そう問いかけると、多くの方が言葉を失います。 不動産の取引は、単なる「物の売り買い」ではありません。 そこには、お客様のこれまでの人生の蓄積があり、これからの生活への不安や期待が渦巻いています。急なトラブルや、一刻を争う判断が必要な場面も少なくありません。 そんな時、「今は本業の仕事中なので、夜まで対応できません」という言い訳が、果

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3月25日読了時間: 2分
#705 運を引き寄せるフットワーク
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 昨晩、突然お申込みの連絡がありました。 不動産エージェントとして、これほど身の引き締まる瞬間はありません。 必要書類を揃え、すぐにお客様の元へお届けするために、車を走らせること片道2時間。ちょっとした「遠征」です。 本来なら、急な予定が入るとスケジュール調整に四苦八苦するものですが、不思議なことに、今日に限っては午前中の予定がぽっかりと空いていました。まるでお客様とのこのご縁を、誰かが後押ししてくれているかのようなタイミングです。 「今日は、なんてツイてるんだろう!!」 思わずそんな想いでハンドルを握りながら、ワクワクしてしまいました。 もちろん、不動産の仕事は効率も大切です。今はオンラインで書類のやり取りができる便利な時代でもあります。 でも、私はやっぱり「顔を見て、直接お届けする」という泥臭いプロセスを大切にしたいと思っています。 2時間かけて車を走らせるその時間こそが、お客様の決断に対する私なりの「誠実さ」の証明であり、これからの長いお付き合いの第一歩になる。そう信じているからです。...

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3月23日読了時間: 2分
#704 駆け抜けた一日。
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 正直に申し上げます。 今日は、ブログに書くような「特別な気づき」や「気の利いたエピソード」が、何ひとつ思い浮かびませんでした。 朝から晩まで、目の前のタスクを淡々とこなし、電話対応に追われ、書類と格闘する。 ただひたすらに「今日という日を形にする」ことに全エネルギーを注ぎ込んだ、そんな一日でした。昨日と違い「充実している」と言えば聞こえはいいかもしれません。 でも、実際の手触り感としては、余裕など微塵もない「バタバタ」とした時間。 不動産エージェントとして、お客様の人生の岐路に立ち会う仕事。 華やかな成約の裏側には、こうした地味で、時に忙殺されるような事務作業や調整の積み重ねが、山のようにあります。 ブログを考える時間が無いということは、それだけ「現場のリアリティ」の中にどっぷりと浸かっている証拠だと、自分に言い聞かせています。 かっこいい言葉を並べる余裕はないけれど、この「余裕のなさ」こそが、今、私がお客様のために必死に動いている証。 「何を書こうか」と頭を抱える夜もあります。...

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3月23日読了時間: 1分
#703 アンテナが動かない日。
こんばんは、RE/MAX GOOD.オーナーの佐藤です。 今日は朝から晩まで、目の前のタスクと移動に追われる一日でした。 気がつけば外は暗くなり、ふと「今日はブログに書くような気づきが、何ひとつ見当たらないな」と焦っています。 いつもなら、すれ違う人の表情、あるいは病院の待合室での些細な出来事から、何かしら「あ、これは仕事に通じるな」という気づきを得ているはずなのですが…。 今日は、そのアンテナが全く動いていませんでした。 それだけ目の前の仕事に集中していた、と言えば聞こえはいいかもしれません。 でも、おせっかい不動産」と言っている人間にとって、この「気づきがない状態」は良くありません。 私の仕事は、お客様が言葉にできない不安や、ご自身でも気づいていない理想の暮らしを「察知」することから始まります。 そのためには、自分の中に「受け止めるための余白」が必要です。 バタバタと時間に追われ、心に余裕がなくなってしまうと、その繊細なセンサーは驚くほど簡単に鈍ってしまいます。相手の心の温度を測る前に、自分の熱気で周りが見えなくなってしまうのですね。...

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3月21日読了時間: 2分
#702 春のお彼岸に想う。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は春分の日、お彼岸の中日でした。 私は毎年、彼岸の入りにはなかなか時間が取れず、この中日にお墓参りへ伺うのが恒例となっています。 霊園に足を踏み入れると、多くのお墓には新しい花が供えられ、お線香の香りが静かに漂っていました。ご先祖様を大切に想うご家族の温かな空気に満ちている。お墓参りにくると、心が洗われるような気持ちになります。 しかし、その一方で、稀に枯れた花がそのままになっていたり、雑草に覆われてしまったりしているお墓もあります。 致し方ない事情があるのかもしれませんがその光景を前にして、ふと考えさせられました。 私たちは日々の忙しさの中で、つい「自分ひとりの力で生きている」ような錯覚になることがあります。目の前の仕事に追われ、時間に追われ、大切なことを見失いそうになる。 でも、お彼岸という節目にこうして立ち止まってみれば、ご先祖様から繋がれてきた時代のリレー。そのおかげで今の私はここに存在しています。 私が今、こうして誰かの「住まい」や「人生の岐路」をお手伝いできているのも、すべてはその大

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3月20日読了時間: 2分
#701 自分の時間を歩く
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「気がつくと、もう夕方か……」 最近、こんなことが増えた気がします。 朝、やるべきことに追われ、目の前の案件や連絡に対応しているうちに、窓の外はすっかり茜色に染まっている。そんな毎日です。 客観的に見れば、それだけ動けているということかもしれません。 けれど、ふと一日の終わりを振り返ったとき、どこか「充実している」という実感が追いついてこない。ただ時間に背中を押され、流されているだけのような、そんなもどかしさがあります。 「忙しい」という漢字は、心を亡くすと書きます。 不動産エージェントとして、お客様一人ひとりの人生や「言葉にならない想い」を察知することを大切にしたいと思っている私にとって、心が置き去りになったまま時間だけが過ぎていくことは避けたいこと。 効率を追い求めれば、もっと多くの仕事をこなせるのかもしれません。 でも、私が目指しているのは「数」をこなすことではなく、ひとつひとつのご縁に対して、納得のいく「おせっかい」を尽くすことです。 今の私に必要なのは、ただ闇雲に動くことではなく、一度立

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3月19日読了時間: 2分
#700 「ハキハキ」の裏にあるもの。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は朝から、母のき添いで大きな病院行ってきました。 静かな廊下、名前を呼ばれるのを待つ人々の時間。病院という場所は、誰もが自分の体と向き合い、それぞれの想いを抱えて過ごす場所です。最近自分も病院通いが続いていたので、実感しています。 そんな中、ふと目に留まった光景がありました。 待合室の一角で、製薬メーカーと思われる営業担当の方が、周囲に響くような大きな声で笑いながら商談をしていたのです。 「ハキハキと元気よく話す」 営業職として、それは基本かもしれません。活気があることは、本来であれば良いこととされるはずです。 しかし、その声がこの場所の空気に馴染まず、どこか自分たちの都合だけで動いているような、配慮に欠ける響きに感じられました。 薬は、一体何のためにあるのか。 自分たちが扱っている製品がどのような場面で、どのような想いを持つ人に届けられるものなのか。それを本当に大切に考えていれば、この場所で、どのような佇まいでいるべきか、自ずと答えは出るはずです。 これは不動産業にも、全く同じことが言えると感

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3月18日読了時間: 2分
#699 忘れられないひと言
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 数年前、耳を突き刺すようなお叱りを受けたことがあります。 「もうあなた達には頼まない! あの人なんなの?」 それまで私が直接担当し、良好な関係を築けていたお客様でした。 当時、新しく加盟したエージェントがおり、意欲的な姿勢に期待して、私は彼にそのお客様を任せることにしました。彼なら、私とはまた違う熱量で、お客様を幸せにしてくれるだろう。そう信じて繋いだご縁でした。 しかし、それが大きな間違いでした。 度重なる不手際、配慮に欠ける言動など。 大切なお客様への「ご無礼」が続き結局、そのお客様は私たちの元を去ってしまいました。 あの時の申し訳なさは、今思い出しても胸が締め付けられます。 不動産業は、お客様の人生の大きな岐路に立ち会い、その先の暮らしを左右する仕事です。決して、生半可な気持ちや「やる気」という表面的な言葉だけで務まるものではありません。この件で痛感したのは、本人の自覚のなさはもちろんですが、それをサポートしきれず、適正を見極められなかった所属会社の責任の重さです。 それからというもの「誰で

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3月18日読了時間: 2分
#698 言葉を形に
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の仲介は「どんな物件を扱っているか?」とか「条件で探す」仕事だと思われます。 でも、私のスタイルは、一般的な不動産屋さんのイメージとは少し「あべこべ」かもしれません。 私は、いわゆる「営業トーク」をしません。というか出来ないという方が正しいのかもしれません。 特に初めてお会いした方とは、まずはただ世間話を楽しみます。 相手が何に興味を持ち、どんなことに喜びを感じるのか。その方の話し方や、ふとした瞬間に滲み出る雰囲気、纏っている空気感。 そういった「その人らしさ」を感じ取ることを意識します。 たとえ、その場で「家を探している」という具体的な話が出なかったとしても、会話の端々に何かを求めている気配を感じれば、私は勝手にその方の「未来」を想像し始めます。 「あの時のお話からすると、きっとこんな空間が心地よいはずだ」 「ご家族のあの表情なら、こんな環境が喜ばれるのではないか」 そうやって、頭の中でぼんやりとしていたイメージを具現化し、後日、図面をそっと手渡します。 「以前のお話から、こんな場所がお似合

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3月16日読了時間: 2分
#697 世界は広い
こんにちは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 私はもともと、長く建設業の世界に身を置いてきました。「職人」という生き方は、ある意味でとても誠実で、明確な世界です。 釘を一本打てば、そこには確実に止まったという手応えがある。 木を削れば、削った分だけ形が変わり、理想の輪郭が見えてくる。 自分のアクションに対して、必ず「確実な反応」が返ってくる世界。そこには、自分の技術が積み重なっていく確信がありました。 しかし、不動産業という「営業」の世界に飛び込んでから、それまで経験したことのない壁にぶつかりました。 どれだけ時間をかけて役所や現地を調査し、資料を作り、お客様の人生の先々まで想いを馳せた提案をしても。 「やっぱり今はやめておきます」 「家族の気が変わりました」 そんな、自分の腕や努力ではどうにもならない理由で、何百時間という積み重ねが一瞬にしてゼロになることがあります。 この「手応えのなさ」。 職人気質の私にとって、それは単なる「失注」ではなく、自分の存在意義そのものを否定されたような、やり場のない気持ちになることもありました。...

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3月15日読了時間: 2分
#696 細かすぎる自分
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、つくづく自分でも「自分は細かすぎるな」と感じることがあります。 人と会うときは、自分自身の立ち居振る舞いはもちろん、お相手のちょっとした表情の変化や声のトーンまで、あれこれと気になって仕方がありません。 「今の言葉で不快に思わせていないか?」 「何か言い出しにくい不安を抱えていらっしゃらないか?」 そんなふうに、自分に対しても相手に対しても、細部まで意識が向いてしまう。 正直に言えば、これまではそんな自分の性質を「疲れやすいし、不器用だな」とネガティブに捉えていた時期もありました。 でも、不動産のお仕事を通じてようやく思えるようになったんです。 この「先回りの気遣い」こそが自分の強みである。今それをやっと言語化できている「おせっかい」の本質なんだな、と。 不動産の取引は、人生の中でも特に大きなお金と感情が動く場面です。 そんな時、お客様が言葉にできない小さな不安を、誰よりも早く察知して、そっと先回りして解消しておく。 一見、非効率で「細かすぎる」と思われるような気遣いも、お客様にとってはそれが

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3月14日読了時間: 2分
#695 呪縛を解いてくれた一言。
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 先日、日頃からお世話になっている、ある経営者の方とお話ししていたとき、SNSの活用についてこんなことをおっしゃっていました。 「自分らしく発信しよう、と思えば思うほど、なんだか外側を整えただけの『大義名分』ばかりになっていないか気をつけています」 続けてその方は笑いながら 「変な意味じゃないですけど、佐藤さん、確かに投稿の雰囲気が変わりましたよね。私は、以前の泥臭い感じの方が好きでしたよ(笑)」 その瞬間 「あぁ、やっぱりそうか」と。 めちゃくちゃにブッ刺さった一言でした。 「自分らしく」という言葉は、本来自由であるはずなのに、いつの間にか私はそれを「不動産のプロらしい自分」「求人に向けて信頼される経営者としての自分」という枠に、無理やり当てはめようとしていたのかもしれません。 かっこいい大義名分を掲げ、綺麗な言葉で自分をパッケージする。 けれど、本当に私の言葉を必要としてくれている人に届くのは、そんな整えられた表面ではなく、その下にある「不器用な本音」。 これは、不動産の仕事も全く同じだ、と気づ

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3月13日読了時間: 2分
#694 大人の「秘密基地」作り
こんばんは、RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は久しぶりに清々しいほどの快晴でした。そんな今日は一日中「秘密基地(仮)」に引きこもって作業に没頭していました。 「秘密基地」なんて言うと、少し子供っぽい響きに聞こえるかもしれません。 でも、今の私にとってこの場所を作り上げる時間は、単なる作業以上の、とても大切な意味を持っています。 最近、嬉しいことに「そこ、いつ完成するの?」「見たい!」と言ってくださる方が少しずつ増えてきました。実際にご案内すると、皆さん目を輝かせて「楽しみ〜♪」と言ってくださる。 不動産業者になり、地域に関わりを持つようになり単なる土地や家の取引だけではなくて、自分が住むこの街で、不動産屋として何ができるのだろうか?と漠然と考えていた中で、ふと舞い込んだ空きテナントを改修するお話。 自分の手で新しい場所を作り、それを楽しみにしてくれる人がいる。 「佐藤さんなら面白いことをしてくれそう」 そういう場所を提供できれば、きっと地域コミュニティの役に立つと信じています この秘密基地(仮)は、ただの箱ではありません。...

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3月12日読了時間: 2分
#693 カタコトの誠実さ。
こんばんは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 先日、自分の未熟さを痛感すると同時に、とても清々しい気持ちにさせられる出来事がありました。今日はそのお話。 昨日のブログに書いた、外国の方からの問い合わせ。 その方は、物件について真剣に質問された後、「自分でもう一度よく考えて、また必ず電話します」と言って電話を切られました。正直なところ、私は「検討します、は断り文句かな。もう連絡はないかもしれないな」と、またしても勝手な先入観を持っていました。 ところが昨日、その方から本当に電話がかかってきたのです。 内容は、「今回はごめんなさい。見送らせてください」という丁寧なお断りとお詫びでした。 正直なところ最近は、問い合わせがあっても折り返しが来ない、求人に応募があっても連絡が取れなくなる、面談を当日キャンセルする……そんなことが当たり前のように起きています。そんな中で、彼は約束通りに連絡をくれ、わざわざ「お詫び」まで伝えてくれた。 その真っ直ぐな誠実さに感動しました。 先入観を持ってしまった自分が、本当にかっこ悪い。 彼の方が、よっぽど礼儀正しく、誠実

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3月12日読了時間: 2分
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