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#657 お洒落の先にある、本当の家探し。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の広告を開けば、「お洒落な内装」「最新の設備」「駅近の利便性」といったキラキラした言葉が並んでいます。もちろん、それも家選びの楽しさの一つです。 でも、職人で20年間、1,000棟以上の現場で家を造ってきた立場では、どうしても拭えない「別の視点」があります。 流行りのデザインは、いつか飽きがくる。 でも、誠実な造りの家は、時が経つほどに愛着が深まる。 これは、綺麗事ではなく現場で見てきた事実です。 住宅の基礎を造る職人として泥まみれになり、構造の接合部を見つめてきたからこそ分かることがあります。見えない場所が丁寧に整っている家は、住む人を裏切りません。 お子さんがいらっしゃる4人家族のような賑やかなご家庭の相談を受けるとき、私はふと、先のことを考えてしまいます。 今は家じゅうを走り回る足音が響き、笑い声が絶えない毎日かもしれない。 でも、10年後、15年後。 子供たちが自立し、家の中に「静けさ」が訪れたとき。 その静寂の中で、ふと壁や柱を見渡したときに「ああ、この家を選んでよかったな」と思え

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1月31日読了時間: 2分
#656 自分の歩幅を信じるということ。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今の時代、何事もスピードが求められます。 不動産の世界も同じです。誰よりも早く情報を掴み、誰よりも早く契約を結ぶ。それが「優秀さ」の証とされることも少なくありません。 Xの投稿を見たりしていると、圧倒されることもあります。一か月に○○件成約。○○○○円の利益などなど。正直に言えば、RE/MAXの中でも、私は「のろま」です。 今までは周りのペースを見ると、自分ももっと走らないと…と焦ることもありました。 でも、私は焦って走ることをやめました。 なぜなら、私にはどうしても譲れない「信念」があるからです。 職人として1,000棟以上の現場を見てきた目や、自ら2回家を建てた経験から住まいの「酸いも甘いも」を正直に伝える。トラブルがあれば、道具を持って現場へ駆けつける。 お客様に対して「おせっかいな伴走」を続けていれば、当然、効率は落ちます。歩みは遅くなります。 でも、もしその生き方を貫いて倒れてしまうのなら、それはそれで本望かな、と本気で思っています。 そんな不器用な歩み方をしている私ですが、ふと足元を見

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1月30日読了時間: 2分


#655 職人出身の私が行き着いた、伴走スタイル。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介という仕事は、一般的には「契約書を交わし、鍵をお渡しするまで」が主な業務だと思われがちです。でも、私の場合は少し違います。 以前仲介させていただいたテナントでトラブルが発生しました。 築古物件だったこともあり、どうしても予期せぬ不具合がつきものです。 通常、こうしたトラブルはオーナーさんや管理会社さんを通じて対応を待ちます。しかし、連絡の行き違いや手続きの関係で、解決までに数日下手をすれば一週間以上かかってしまうことも少なくありません。 「お客様が今、困っている。それを放っておくことはできない。」 そう思ったとき、私は状況次第では自分自身、あるいは信頼できる「ブレーンの職人仲間」に連絡を入れ、すぐに現場へと駆けつけます。 これを世間では「特化したサービス」と呼ぶのかもしれません。 でも、私自身の感覚としては、シンプルで「おせっかいな伴走」だと思っています。 仲介して終わりではなく、そこから始まるお客様の日常にまで、つい首を突っ込んでしまう。一見すれば、不動産屋としては非常に効率の悪いやり方

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1月29日読了時間: 2分
#654 「高い家」と「価値のある家」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、ニュースでも耳にすることが多い「建材価格の高騰」。 それに伴って、新築物件の価格もかつてないほどに上昇しています。 「こんなに高いなら、きっと良い家に違いない」 そう思われるかもしれません。しかし、長年職人として現場に立ち、今は不動産エージェントとして家を見守る私の視点は、少し違います。 私が一番に気にするのは、その高くなった販売価格に見合った「手間暇」が、現場でしっかりとかけられているかどうかです。 価格は一流でも、現場に行ってみれば整理整頓が疎かだったり、大切な建材を守る「養生」が雑な家は存在します。どんなに最新スペックを導入していても、足元(現場)が乱れている家は、どこかに「見えない綻び」を抱えているものです。 逆に、どれほど厳しい予算や工期の状況であっても、職人さんの誇りある「手仕事」が光る現場もたくさんあります。 ネジ一本、アンカーボルト一本への気遣い。 次の工程の職人が気持ちよく動けるための配慮。 現場にゴミ一つ落とさないという徹底したプロ意識。 こうした「手間暇」こそが、将来の修

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1月28日読了時間: 2分
#653「時間をかける」ことと、「手間暇をかける」ことの違い。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 家づくりにおいて、基礎工事は完成すると見えなくなってしまう場所です。 だからこそ、そこにはその会社の、そして職人の「心」が一番現れると思っています。 よく「時間をかけて丁寧に」という言葉を耳にしますが、私は少し違う考えを持っています。 ただダラダラと時間をかけるのが、良い仕事ではありません。 「かけるべき場所に、惜しみなく手間暇をかける」こと。 例えば、鉄筋の間隔が均一か、型枠の中にゴミが落ちていないか、コンクリートが隅々まで行き渡るよう配慮されているか。 こうした、一見地味で、でも決して手を抜いてはいけない工程に、どれだけ意識を向けられるか。 いつも施工を依頼している仲間の現場は、いつ見ても、どこを切り取っても「安心」がある。整理整頓された現場、美しく組まれた配筋。 それを見ただけで、彼らがどれだけ「先にある暮らし」を想像して作業しているかが分かります。 私が営業マンとしてお客様に「安心してください」と自信を持ってお伝えできるのは、自分自身がその現場を見て、心から納得できているからです。...

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1月28日読了時間: 2分


#652 不器用
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「佐藤さんは、あまり営業マンっぽくないですね」 時折、お客様からそんな風に言われることがあります。 世間一般でイメージされるような、立て板に水で流れるように喋るのがどうしてもできません。 昔から、自分を飾る言葉を探すのが、少し苦手でした。 私は長い間、ずっと現場で泥にまみれてきました。 真夏の日差しに焼かれ、冬の凍てつく風に吹かれながら、一軒の家がどのように立ち上がっていくのか。その一番大切な「基礎」が作られるプロセスを、ずっとこの手で造ってきました。 基礎は、家が完成してしまえば、誰の目にも触れることはありません。 けれど、そこが疎かになれば、どんなに豪華な設備を整えても、その家が人を守ることはできない。現場という嘘のつけない場所で、私はその厳しさと大切さを教わりました。 だからこそ、不動産という大きな買い物をお手伝いする立場になった今、私は綺麗ごとばかりを並べてお客様を納得させたくないのです。 「ここが良いですよ」と耳当たりの良いことだけを伝えるのは簡単です。 でも、その言葉に、現場を知る人間と

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1月26日読了時間: 2分


#651 顔も知らない「当時の職人さん」
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 不動産の仕事をしていると、築年数の経った古い物件に巡り会う機会が多くあります。 一般的には「古い=価値が下がる」と一括りにされがちですが、元職人として、私は必ずしもそうは思いません。 内覧をしている時、気づくこと。 それは、建物の隅々の「収まり」が、驚くほど綺麗な家です。 壁の角、柱の接合部、建具の立て付け。 何十年という月日が流れているはずなのに、狂いがなく、ピタリと美しく整っている。 そんな時、心の中で思わず呟いてしまいます。 「あぁ、当時の職人さんは、本当にいい仕事をしたんだな」って。 何十年も前の、会ったことも、名前も知らない誰か。 けれど、その職人さんが一打ちに込めた誠実さが、今も目の前の空間に確かに息づいている。 その丁寧な手仕事に触れると、時間を超えて、その職人さんとガッチリ握手をしたくなるような、不思議な高揚感に包まれるのです。 世の中では、新しさや効率ばかりが注目されます。 でも、古いことが「価値がない」ことと同義ではありません。 丁寧な仕事が隅々まで行き届いている家には、独特

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1月25日読了時間: 2分
#650 「男は我慢するもの」という教え
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 今週は、正直に言って、ため息をつきたくなるような出来事が重なる一週間でした。 私は普段、あまりネガティブなことは口にしないように決めています。 言葉には「言霊」があり、後ろ向きな発言は、さらなる負の“気”を引き寄せてしまう気がするからです。不動産の仕事においても、前向きなエネルギーをお客様に届けることが自分の役割だと思っています。 けれど今週は、ふとした瞬間に「あぁ、少し吐き出さないと苦しいな」と感じる自分がいました。私は子供の頃から、「男は我慢する生き物だ」と教えられて育ちました。 弱音を吐かず、歯を食いしばって耐えることこそが強さの証である。と厳しく教えられました。その価値観は、良い意味で今の私の責任感の土台になっています。 でも、その一方で、弱音の吐き方を忘れてしまったようにも感じます。 大人になり、守るべきものが増えれば増えるほど、「我慢」という蓋がどんどん厚くなり、自分の本当の気持ちを外に出すのが難しくなっていった気がします。 でも、今朝気づいたんです。 「弱音を吐くこと」と「ネガティ

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1月25日読了時間: 2分
#649 心が折れそうな時こそ、ほうきを持って外に出る。
こんにちは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「心身ともに」という言葉がありますが、最近その本当の意味を身をもって実感しています。 身体の不調が長引いて思うように動けない日が続くと、どれだけ前向きでいようとしても、心に少しずつ影が落ちてくるものです。 「自分はこんなに真面目に、誠実にやっているつもりなのに、どうして…」 ふとした瞬間に、そんな弱気な言葉が頭をよぎることもありました。浮かない気分で朝のルーティンの掃除を始めたから、ふとある思いが生まれました。 そんな沈んだ気持ちで掃除をしても、場は綺麗になっても、心までは晴れない。 マイナスな気持ちで手を動かす時間は、もったいないな、と。 だから今朝は、ぐっと意識を切り替えました。 「今日も綺麗に掃除して、自分自身の心も整えていこう!」 そう決めて、いつも以上に張り切って事務所をピカピカに磨き上げました。 ついでに毎朝の日課であるゴミ拾いも、いつもより少し遠いところまで。 冷たい朝の空気を吸い込みながら、一歩一歩踏み出してゴミを拾い集めていくうちに、不思議とあんなに重かった心が軽くなっていくのがわ

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1月23日読了時間: 2分
#648 感じ方は人それぞれだけど
こんにちは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 「RE/MAXって、日本ではネームバリューも無いし、やる意味があるの?」 時折、そんな厳しい言葉をいただくこともあります。 海外では大変有名なブランドですが、日本での地位はまだまだ低いです。 私自身、これまで「これこそがメリットです!」と声高に主張することはしてきませんでした。なぜなら、その価値は人それぞれであり、言葉よりも事実で示すべきだと思っていたからです。 ですが、今回動き出す一つのプロジェクトは、そういった答えの一つになるかもしれません。それは、誰もが知る有名観光地での大型プロジェクト。 その先行販売の「専任案件」がいよいよ始まります。 大手不動産会社であれば、喉から手が出るほど欲しがるような大きな案件。 それを今回、RE/MAX HOKKAIDOのリージョンオーナーのご縁で、RE/MAX JAPAN全体でその案件を扱わせて頂くことになりました。 こういうこともRE/MAXに加盟する大きなメリットの一つです。 個々のエージェントは独立したプロフェッショナルでありながら、いざという時には全国

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1月22日読了時間: 2分
#647 あたりまえが一番ありがたい。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日からようやく、体調は万全ではありませんが通常運行に戻ります。 朝一番の事務所掃除、トイレ掃除、そして駐車場や道路のゴミ拾い。 お休みしていたいつものルーティンを、今朝はひとつずつ丁寧になぞることから始めました。 元気な時には「やらなきゃいけない作業」として淡々とこなしていた掃除も、動けなかった日々を経た今では、不思議と清々しい気持ちにさせてくれます。自分の手で場所を整え、空気を入れ替える。その当たり前のことができる身体があるということが、今はただただ、ありがたいです。 今朝のゴミ拾いでは、ふと気づいたことがありました。 私の体調を気遣ってくれたのか、いつもよりゴミが格段に少なかったのです。 「今日はこれくらいにしておきなよ」 まるで街がそう言ってくれているような気がして、思わず「ありがとうございます」と呟いてしまいました。今の私にはそんな些細な巡り合わせさえも、温かいエールのように感じられます。一度立ち止まったからこそ、見える景色が変わりました。 がむしゃらに詰め込む毎日もいいけれど、こうして「

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1月21日読了時間: 2分
#646 マイペースを見つける
こんにちは、RE/MAX GOOD.の佐藤です。 体調と相談しながら、少しずつ、本当に少しずつ仕事を再開しています。 いつもなら1時間で終わるような作業に、その倍以上の時間がかかってしまう。そんなもどかしさを感じることも正直ありますが、今はその「ゆっくり」を自分に許してあげようと思っています。 病み上がりの今、無理をして100点を目指して、また明日動けなくなってしまっては本末転倒ですから。 ふと考えると、私たちは普段、どれだけ自分に「スピード」を強いて生きているのでしょう。 返信は早く、決断は早く、成果は早く。 でも、立ち止まってみて初めて、ゆっくり歩かなければ見落としてしまう景色があることにも気づかされました。 「今日はこれだけできた。それで十分」 そう自分に声をかけて、夕暮れ時にはパソコンを閉じる。 今の私には、このくらいの歩幅がちょうどいいのかもしれません。 皆さんも、もし何かに急かされているような気持ちになったら、一度深呼吸をして、自分の歩幅を確認してみてください。案外、少しゆっくり歩くくらいが、一番遠くまで行ける近道だったりするのかも

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1月20日読了時間: 1分
#645 立ち止まってみて。
こんにちは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 今朝は、いつもより少しだけゆっくりとしたスタートを切りました。 本当なら、朝からメールを返したり、現場や役所へと走り回っているはずの時間。けれど今日は、温かい飲み物を片手に、ゆっくりしていました。 体調を崩して思うように動けなくなると、私たちはどうしても「焦り」を感じてしまいます。止まってしまった時間分、仕事が遅れてしまうのではないか。誰かに迷惑をかけてしまうのではないか。そんな不安が頭をよぎることもあります。 けれど、こうして強制的に足を止められた時間は、良くも悪くも「自分」と深く向き合うための貴重なギフトなのかもしれません。 日々の忙しさの中にいると、私たちはついつい自分の心や体の声を後回しにしてしまいます。「まだ大丈夫」「あと少し頑張れる」そうやって自分の本音に蓋をして、気力だけで走り続けてしまう。特にお客様の人生に深く関わるこの仕事をしていると、相手のために尽くしたいという想いが強い分、自分自身のケアが二の次になりがちです。 「もし、神様が『今までと同じ努力の量はもう禁止』と言ったとしたら

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1月19日読了時間: 2分


#644 不動産は本当に
「やっぱり、あの時勧めてもらった場所にすれば良かったなぁ」 知人からのLINE。 それを見た瞬間、なんとも言えない切なさが込み上げてきて、胸の奥がキュッとなりました。 昨年からずっと一緒に伴走してきた、店舗の土地探し。 知人から「店舗を建てるための土地を探している」と相談を受け、そこからは、二人三脚での土地探しが始まりました。候補地が見つかるたびに現地へ足を運び、自分の目で周囲の環境を確かめる。役所にも何度も通い詰め、法的な制限や店舗としての建築が可能かどうかを一つずつ紐解いていく。 今の店舗からの距離を測り、動線を考え、どんな建物が建つのかイメージを膨らませてもらえるようにと、プランの図面も何枚も描きました。 その場所で知人が生き生きと働く姿を想像してお手伝いする事が、“おせっかい”の私の仕事? けれど、当時は結局、ご縁には繋がりませんでした。土地の形状や面積、予算、そして何より「決断」という大きな壁。 どれだけ準備を尽くしても、最後の一歩を踏み出すのはお客様自身です。 その場所には、もう別の方が建てた素敵な新しい住宅が建っています。完成したそ

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1月18日読了時間: 2分


#643 言葉の裏に宿る「気」
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 人は嘘をつくと目が泳ぐとか、無意識に鼻を触るとか言われますね。もちろんそれも一つの指標にはなるのでしょうけれど、日々たくさんのお客様や同業者と向き合って感じるものは、言葉以前に嘘の“気”のようなものを感じています。 バレていないと思っているのは、案外、本人だけなのかもしれません。相手は、その言葉の端々にあるわずかな濁りや、空気感のズレを、無意識のうちに違和感としてちゃんと受け取っているものです。お客様が、私たちエージェントに対して気を遣いながら、やんわりとお断りをしてくださる時。言葉では別の理由を仰っていても、その奥にある本当の理由や、決断の迷いが、言葉よりも先に伝わってくることがあります。 そんな時、もちろん深追いをしません。お客様が発したその「気」を尊重し、スッと身を引くようにしています。それがプロのマナーであり、お互いの信頼関係を壊さないための、一番正しい引き際だと思うからです。無理に理屈で丸め込んで得た契約よりも、その瞬間の潔さが、新しいご縁を連れてきてくれることを、私はこれまでの経験から

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1月17日読了時間: 3分


#642 縁と運とタイミング
こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。 驚きました。まさか、あの方がふらりと店に立ち寄ってくださるなんて… その方は、昨年一度だけ問い合わせした、物元の担当さんでした。 結局、その物件では成約には至りませんでした。不動産業界で見れば、そこで関係が終わってしまうのが普通のながれです。 けれど、私はどこか彼に惹かれるものがありました。その誠実な言葉選び、一つひとつの丁寧な所作。どこか自分と似た匂いを感じていたのかもしれません。 「不動産は縁と運とタイミングですよね」再会を喜び、言葉を交わす中で、彼がふと口にしました。 その一言に、胸の奥がスッと熱くなるのを感じました。 あぁ、そうか。私はこの人の、数字よりも「目の前の人間」を大切にする姿勢に共鳴していたんだ、とはっきりと気づかされたのです。 今の不動産業界において、効率や数字は絶対的な正義のように語られます。いかに多くの案件をさばくか。その流れの中にいると、時折、自分が大切にしてきた「おせっかい」や「丁寧な繋がり」が、ひどく無駄なものに思えてしまう時もあります。 「もっと器用に立ち回れば、あ

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1月16日読了時間: 2分


#641 新しい息吹を
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 埼玉県松伏町にある、静かに時が止まったような空店舗。 今日、リフォーム工事が動き出しました。 今はまだ、剥がされた壁と資材が並ぶだけのがらんとした空間です。 でも、私の頭の中には、ここが再び息を吹き返し、街の人たちの笑顔が交差する景色がはっきりと見えています。 「空き家をどうにかしたい」 その言葉を、ただの理想論で終わらせないための、これが私の第一歩です。 手間も時間もかかる仕事です。効率を考えれば、もっと楽な道はあるのかもしれません。 けれど、この小さな場所から街の未来を少しずつ書き換えていくことこそが、私が目指す「不動産エージェント」のあり方だと信じています。 派手な再生劇ではないかもしれないけれど。 ここから始まる物語を、温かく見守っていただけたら嬉しいです。

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1月15日読了時間: 1分


#640 効率か美学か
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 休日の午後、私が大切にしている時間の一つに「靴磨き」があります。 無心でお手入れをしている静かな時間は、一週間分の自分をリセットし、自分を整えるための儀式のようなものになっています。 しかし、こうして入念に手入れをすればするほど、いつも頭をよぎる一つの悩みがあります。 それは、レースアップ(紐靴)の革靴と、訪問先での振る舞いについて。 不動産エージェントという仕事柄、お客様のご自宅への訪問や、内見での脱ぎ履きは日常茶飯事です。靴を愛する者としての正解は、分かっています。脱ぐときは紐を緩め、履くときもしっかりと紐を解いてから、靴べらを使って足を入れ、再び結び直す。これが最も靴を傷めず、長持ちさせる方法です。 しかし、現場ではそうもいかない現実があります。玄関先でお客様を何十秒も待たせてしまうのは、営業としてどうなのか。もたついていると思われないだろうか。そう考えると、つい脱ぎ履きしやすい靴を選んだり、紐を緩めたままにしてしまったりする誘惑に駆られます。 ですが、慌てて無理やり足をねじ込み、かかとを潰す

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1月14日読了時間: 2分


#639 心の軸を
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 SNSという場所は、情報の宝庫である一方で、時として自分の心をざわつかせる場所でもあります。 タイムラインを眺めていると、同業の方々の輝かしい活躍が嫌でも目に飛び込んできます。「過去最高の成約数」「数億円規模の高額取引」。そんな景気の良い言葉と並ぶ数字を見ていると、正直に言って、心が凹んだり「自分のやり方は間違っているんじゃないか」と軸がブレそうになることもあります。 不動産業界は、数字がすべての世界だと思われます。効率よく、より高く、より多く。その波に乗れる人こそが正解なのだと、突きつけられているような感覚に陥る時があるのも事実です。でも、そうやっていつも迷い、少し立ち止まってみて、最後に行き着くのはいつも同じ場所です。 やっぱり私は、「非効率な誠実さ」を捨てることができません。 たとえ一件の成約にどれだけ時間がかかっても、たとえ利益にならないような相談事でも、頼ってくれた人のために愚直に行動する。そのプロセスこそが、私がこの仕事に誇りを感じられる理由だからです。 効率を重視すれば、もっとスマート

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1月13日読了時間: 2分


#638 私の目標
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、ありがたいことにRE/MAX不動産エージェントへの問い合わせが増え、面談をする機会が多くなっています。 一時期は門戸を広く構えていたこともありましたが、今は私なりの明確な基準を持って、お一人おひとりと向き合うようにしています。それは、単に人数を増やしたいわけではなく、お互い人生を共に高め合える「本物の協業パートナー」に出会いたいと考えているからです。 面談の際、私が特に大切にしているポイントが三つあります。 まず一つ目は、正々堂々としているかどうかです。不動産の仕事は信頼がすべてです。こちらの顔色を伺って言葉を選んだり、自分を良く見せようと話をコロコロ変えたりするような雰囲気がある方は、すぐに見抜かれてしまいます。お客様に対しても、自分自身に対しても、常に真っ直ぐで嘘がないこと。この誠実さこそが、長くこの仕事を続けていくための絶対条件だと思っています。 二つ目は、目標が明確であることです。エージェントという働き方は、誰かに指示される「雇用」ではありません。自分自身が経営者であり、リーダーです。

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1月12日読了時間: 2分
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