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#657 お洒落の先にある、本当の家探し。

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
1月31日
読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の広告を開けば、「お洒落な内装」「最新の設備」「駅近の利便性」といったキラキラした言葉が並んでいます。もちろん、それも家選びの楽しさの一つです。

でも、職人で20年間、1,000棟以上の現場で家を造ってきた立場では、どうしても拭えない「別の視点」があります。


流行りのデザインは、いつか飽きがくる。 でも、誠実な造りの家は、時が経つほどに愛着が深まる。


これは、綺麗事ではなく現場で見てきた事実です。

住宅の基礎を造る職人として泥まみれになり、構造の接合部を見つめてきたからこそ分かることがあります。見えない場所が丁寧に整っている家は、住む人を裏切りません。


お子さんがいらっしゃる4人家族のような賑やかなご家庭の相談を受けるとき、私はふと、先のことを考えてしまいます。

今は家じゅうを走り回る足音が響き、笑い声が絶えない毎日かもしれない。 でも、10年後、15年後。 子供たちが自立し、家の中に「静けさ」が訪れたとき。

その静寂の中で、ふと壁や柱を見渡したときに「ああ、この家を選んでよかったな」と思えるかどうか。 時を重ねた木の質感が、住む人の人生に寄り添うように馴染んでいるかどうか。


……そんなことまで想像して物件を吟味するのは、もしかしたら、私の勝手なこだわりなのかもしれません。一件の物件に対して、「10年後の静けさまで想像しましょう」なんて立ち止まってしまうのですから、効率がいいとは言えません。


けれど、家は「消費するもの」ではなく「共に生きていくもの」。

「おせっかいが過ぎるのかな」と自分でも苦笑いしながらいつも自問自答。それでも、信じて頼ってくださる方の未来までずっと伴走していたいと思ってしまう。


派手なことは言えませんが、これからも、目の前の一人と、その家族が10年後に迎える静かな夜のために。 私は、私の歩幅で、おせっかいな伴走を続けていこうと思います。

…まあ、そんな不器用な不動産屋が一人くらいいても、いいと思ってる。

 
 
 

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