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#797 同じ商品で違う印象。

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
6月23日
読了時間: 3分

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


私は仕事柄、お客様へのご挨拶やお礼、ちょっとした手土産を準備するために、決まって利用している洋菓子店があります。いつもは決まった店舗に足を運ぶのですが、昨日はたまたま、いつもとは違う別の店舗へ行く機会がありました。


扱っているお菓子は同じ。看板の文字も、商品のパッケージもまったく同じです。 けれど、お店に入ってから買い物を終えるまでの時間に、違い肌で感じることになりました。

スタッフの方の言葉遣い、ギフト用の袋詰めの手際の良さや丁寧さ、そして何よりも、お会計のときの「お金の受け渡し」。

同じブランドのお店であっても、店舗によって、あるいは向き合ってくれる人によって、ここまで空気感が変わるものなんだなと、新鮮な驚きがありました。

実は私、こうした少し大きめの店舗買いに行くときは、あえてキャッシュレス決済を使わずに「現金」で支払うことが多いんです。

あえて現金で支払うのには理由があります。 お金を手から手へ受け渡すあの「最後の数秒間」にこそ、そのお店の、そしてその人の接客の本質が一番よく見えると思うからです。

お札の向きをきちんと揃えて、両手で丁寧に手渡してくれるか。 小銭をトレイに置くとき、あるいは手元に返してくれるときに、気遣いが宿っているか。 そして、どんな表情で「ありがとうございました」の言葉を添えてくれるか。


どれだけ綺麗なお店で、どれだけ美味しいお菓子を売っていても、最後の最後、お金の受け渡しが雑だったり、心がこもっていなかったりしたら、それまでの時間がすべて台無しになってしまいます。逆に、そこでハッとするほど美しい所作や温かい言葉をもらえると、お菓子が何倍も上質なものに思えてくるから不思議です。

商品はどこで買っても同じ。でも、お店を出るときに私たちの心に最後に残るのって、やっぱり「人」の印象なんですよね。


これは、私たちがやっている不動産の仕事も、まったく同じだなとしみじみ思います。

家や土地という「物件」そのものは、どこの会社からでも買うことができるかもしれません。だからこそ、最後に選ばれる基準になるのは、そのプロセスの中で「どれだけ目の前の人の暮らしを自分ごととして考え、真心を込められたか」という人間味なのだと思います。


「このお店で買ってよかった」 「この人に任せて、本当によかった」

お客様にそう思っていただける理由は、いつも目に見えない小さなおせっかいや、丁寧な仕込みのなかにあります。昨日の洋菓子店での体験は、自分の日頃の立ち振る舞いを振り返る、とても良い気づきをくれました。


受け取る側のお財布も、手渡す側の手元も、お互いが気持ちよくなるような美しいお商売を、私も自分の現場でしっかりと積み重ねていきたいものです。

それでは、今日も皆さんにとって、素敵な一日になりますように。

 
 
 

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