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#654 「高い家」と「価値のある家」

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 1月28日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


最近、ニュースでも耳にすることが多い「建材価格の高騰」。 それに伴って、新築物件の価格もかつてないほどに上昇しています。

「こんなに高いなら、きっと良い家に違いない」 そう思われるかもしれません。しかし、長年職人として現場に立ち、今は不動産エージェントとして家を見守る私の視点は、少し違います。

私が一番に気にするのは、その高くなった販売価格に見合った「手間暇」が、現場でしっかりとかけられているかどうかです。

価格は一流でも、現場に行ってみれば整理整頓が疎かだったり、大切な建材を守る「養生」が雑な家は存在します。どんなに最新スペックを導入していても、足元(現場)が乱れている家は、どこかに「見えない綻び」を抱えているものです。

逆に、どれほど厳しい予算や工期の状況であっても、職人さんの誇りある「手仕事」が光る現場もたくさんあります。


ネジ一本、アンカーボルト一本への気遣い。

次の工程の職人が気持ちよく動けるための配慮。

現場にゴミ一つ落とさないという徹底したプロ意識。


こうした「手間暇」こそが、将来の修繕コストを抑え、住み始めてからの満足度を左右する本物の「価値」になることを私は知っています。

私は、単に図面や金額を見て家を仲介するだけの不動産屋にはなりたくありません。 職人としての経験を活かし、プロにしか見えない「手間暇の証拠」を読み解く。 そして、その価値をいわば「通訳」のように、納得感と共にお客様へお伝えする。

それが、この高騰する市場の中で、私が果たすべき役割だと思っています。


一生に幾度もない大きな買い物だからこそ、表面的な価格ではなく、その奥にある「造り手の想い」を一緒に見極めていきましょう。

 
 
 

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