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#637 AIの時代に

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 1月11日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


不動産業界でもAIによる物件提案や、データに基づいた効率的なマッチングが当たり前になりました。AIなら、条件を入力すれば即時に物件を導き出してくれます。それは素晴らしいことですし、私自身もその便利さを否定するつもりはありません。


しかし、私はあえて、その逆を行きたいという気持ちがあります。1秒で出る答えよりも、1時間、あるいはそれ以上の時間をかけて向き合う中で見えてくる、お客様の本音を感じととっていく。

不動産という人生の大きな選択において、お客様が最初に口にする条件が、必ずしも本当の願いであるとは限りません。例えば、駅から徒歩10分以内がいいという言葉の真意は、家族との時間を少しでも増やしたいという願いなのかもしれない。

リビングは広くなくてもいいという言葉の裏に、家族の繋がりをより深く感じたいという想いがあったりするかもしれません。


こうした言葉の裏にある迷いや、ふとした瞬間に見せる表情の変化。これ、どんなに優れたAIであっても、画面越しでは読み取ることができません。目の前のお客様と対話し、同じ空気を感じ、一歩ずつ心の奥にある理想の暮らしを探り当てる。この一見すると非効率な手間の中にこそ、最善の物件へ繋がる道があると私は信じています。


そんなの時間がかかりすぎる、もっと効率よく回さないと稼げないよ。同業者からはそう言われるかもしれませんし、時代遅れだと笑われるかもしれません。けれど、私はそれでいいと思っています。


私がこだわるおせっかいはお客様の人生の一部を預かる人間としての、責任の取り方だと思っているからです。

機械的な作業でパズルのピースをはめるような仕事ではなく、お客様一人ひとりの人生に人間臭く寄り添う。そんな非効率な誠実さの先にお客様の幸せな暮らしがあると確信しています。


これからも、手間を惜しまずに「佐藤さんに頼んでよかった。」その一言をいただくために、今日も私は、目の前のお客様と真っ直ぐに向き合い続けます。

 
 
 

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