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#780 何のために家を探し始めたんだっけ?

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 6月6日
  • 読了時間: 3分

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

マイホームを探し始めて数ヶ月。毎日のように不動産サイトを眺め、週末には現地へ足を運んでいる。そんな風に熱心に家探しを続けていると、ある時ふと、こんな瞬間に直面することがあります。


「…あれ、私たちって、何のために家を探し始めたんだっけ?」


最初は「子どもが生まれて今の賃貸が手狭になったから」とか、「静かな環境で、家族でゆったり暮らしたいから」といった、素朴で明確なきっかけがあったはずです。

しかし、いざ具体的な物件を見始めると、人間の欲というのは不思議なもので、どんどん膨らんでいってしまいます。

「もう少し駅に近い方が便利かもしれない」 「やっぱり、あっちの最新設備のついた建物の方が格好いいな」 「せっかく一生に一度の買い物をするなら、もっと理想を詰め込みたい」そうやって、より良い場所、より良い建物、より高い理想の暮らしを追い求めているうちに、家族の間でも意見や思いがバラバラになってしまう。


気づけば、目の前にある間取り図や金額の数字ばかりに囚われて、心がヘトヘトに疲れ切ってしまう…。実は、こうした「家探しの迷子」になってしまうお客様を、実際にご相談を受けている中でも、こうした場面に出会うことがあります。


でも、それだけ真剣に、これからの人生と向き合っている証拠です。

家探しというのは、一見すると条件に合う「物件(モノ)」を探す作業のように見えます。家探しとは、物件探しではなく、自分たちの人生の『目的探し』そのものなのだと思います。


「もっと広いリビングが欲しい」の裏側にある、本当の目的は何でしょうか。それは、家族でテレビを囲んで笑い合う時間かもしれません。「庭が欲しい」の裏側にあるのは、休日に一息つきながら育てる緑に癒やされたいという願いかもしれません。

私たちが本当にお金を払って手に入れたいのは、家そのものが欲しいというより、その家でどんな暮らしをしたいかだと思います。


もし今、家探しに疲れて迷子になりそうになっているなら、一度スマホを閉じて、大きく深呼吸をしてみてください。そして、一番最初のスタート地点に戻って、家族で「あの時、なんで家を買おうって思ったんだっけ?」と本音で話し合ってみてほしいのです。


条件が完璧な100点満点の家なんて、この世には存在しません。でも、自分たちの「暮らしの目的」にピタッとハマる家は、必ず見つかります。

私は物件を探すだけではなく、その人が何のために家を探しているのかを一緒に整理する時間を大切にしています。

家探しを続けていると、どうしても目の前の条件に意識が向きがちです。

そんな時に一度立ち止まって、「そもそも何のために家を探し始めたんだっけ?」を一緒に確認する。それも私の仕事だと思っています。


良い家探しとは、条件の良い物件を見つけることではなく、自分たちがどんな暮らしをしたいのかを見つけることなのかもしれません。

もし家探しの途中で迷子になりそうになったら、一度スタート地点に戻ってみてください。

きっと、見える景色が変わるはずです。


それでは、今日も皆さんにとって良い一日になりますように。

 
 
 

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