#779 「アポキャン」に一喜一憂しない。
- RE/MAX GOOD.

- 3 日前
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おはようございます。RE/MAX GOOD.の佐藤です。
不動産業の仕事をしていると、どうしても避けて通れないのが、お約束していたご来客や内見の「アポキャン(ご予約のキャンセル)」です。
直前になって「どうしても都合が悪くなってしまって…」とご連絡をいただくこともあれば、時には悲しいかな、何の連絡もないままお約束の時間を過ぎてしまう、いわゆる「無断キャンセル」というものも、この業界にいれば一度や二度は経験するものです。
せっかく準備を整えてお待ちしていたわけですから、昔の自分であれば「どうして来られなくなっちゃったんだろう」「何か急病でもあったのかな」と心配になったり、あるいは「せっかくの時間が無駄になってしまったな」とガッカリしたり、いちいち心が波立っていた時期もありました。
でも、最近はありがたいことに、アポキャンという出来事に対して、ほとんど心が動かなくなっている自分がいます。それは決して、お客様への関心が薄れたという冷めた意味ではありません。
本当に急な体調不良や外せないご用事ができてしまったのか。 あるいは、相談していくうちに「やっぱり不動産を買う(売る)のが怖くなった」「佐藤と話すのが、なんとなく嫌になった」という心境の変化があったのか。
どれだけ机の上で頭を抱えて考えてみたところで、本当の理由は相手の心の中にしかありません。こちらには絶対に分からないことなのです。分からない答えをぐるぐると追いかけて、一喜一憂しても仕方がありません。
もし、お相手が「なんとなく行くのが嫌になった」のだとしたら、それはまだお会いする前の段階で、安心して心を開いていただけるだけの信頼関係を、私がしっかりと築けていなかったという「自分の責任」です。
「自分のどこに、不安を抱かせる隙があっただろうか」 「事前にお送りしたメールの言葉使いは、おせっかいが過ぎて重くなかっただろうか」
そうやって、相手の理由を詮索するのではなく、自分のこれまでの姿勢を静かに振り返る。そして「よし、この気づきを次の出会いに活かそう」と、前を向いて切り替えるだけです。
家づくりの現場でもそうですが、雨が降って予定していたコンクリートの打設工事が急にストップしてしまうことなんて、いくらでもありました。自然の天気を変えることは誰にもできません。そこで「なんで雨が降るんだ」と天を仰いで怒っても時間は戻らないのです。
大切なのは、現場が止まったその空いた時間を使って、次に使う道具をピカピカに磨いたり、丁寧に掃除しておくかという「次への仕込み」です。
アポキャンでぽっかりと空いた時間は、神様がくれた「仕込みの時間」だと思っています。 ブログをいつもより丁寧に書くのもいい。気になっていた物件の現場調査へ、元職人の目つきに戻って泥臭く足を運ぶのもいい。今、自分を信頼して伴走を任せてくださっている既存のお客様のために、もっと深く知恵を絞る時間に充てるのもいい。
不器用な人間なので、スマートにすべての人に好かれる営業マンにはなれません。でも、ご縁があってお会いできる目の前の一人ひとりに、嘘のない最高の誠実さを手渡せるよう、空いた時間でいつも自分の心を調律しておきたいのです。
今日という一日も、どんな時間の変化があっても焦らず腐らず。今できる最善の準備をして、皆さんを温かくお迎えしたいと思います。
それでは、今日も皆さんにとって心地よい一日になりますように。
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