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#789 現地販売会での妄想

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
6月15日
読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

昨日は、建売物件の現地販売会(オープンハウス)で、一日現場に立っていました。

新しいお家をお預かりして、未来のお客様をお迎えする場所です。

中古戸建ということもあり、元職人でもありますから、現場に着けばまずはぐるっと外を回り構造のをチェックしたり、傷がないかを確認したり、お客様へご案内すべきポイントを頭の中で整理したりと、最初はかなり冷静な目で家の中を見て回ります。


でも、ひと通りの「プロとしての点検」が終わると、自分でもおかしなスイッチが入ってしまうんです。

まだ誰もいない、がらんとしたリビングの真ん中に立って、

「ここに大きめのダイニングテーブルを置いたら、キッチンからの動線が最高だな」 「テレビはあっちの壁際。そうすれば、ソファに座ったときに窓からの光がちょうどよく入るはず」 「このデッドスペースには、チェストを置くと空間が締まるな……」

気がつけば、自分がその家で暮らす風景を、脳内で完璧にシミュレーションしてしまっています。


「自分が住むわけじゃないんだけどな(笑)」


と、冷静になるのですが、この時間が、私はたまらなく好きなんです。

不動産の仕事の本質は、単に「建物」モノを売ることではないと思っています。そこで、これから何十年もの家族の暮らしを、お客様と一緒に見つけることです。

今は無機質な壁と床だけの空間に、「もし、ここで暮らしたら?」という想像のスパイスをプラスする。すると、その場所が途端に、温かい「我が家」の気配を帯びて動き出すから不思議です。


現地販売会にお越しいただいたお客様をご案内するときも、私は「最新のシステムキッチンです」といったスペックの解説ばかりをするつもりはありません。

「ここにソファを置くと、ご家族の顔がみんな見渡せますよ」 「この窓際でコーヒーを飲むと気持ちよさそうですね」

そんな風に、写真や図面だけでは絶対に伝わらない「この家の心地いい暮らしのイメージ」を、おせっかいなくらい一緒に膨らませていきたい。そうやってワクワクしながら選んだ家なら、住んだ後の毎日が絶対に楽しくなると思うのです。


一見、ただの退屈な「待機時間」に見える現地販売会ですが、私は、とても贅沢で楽しい時間です。

 
 
 

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