top of page

#667 道具を大事にできない奴は、いい仕事なんてできない。

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
2月12日
読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


道具を大事にできない奴は、いい仕事なんてできない。 職人として駆け出したばかりの頃、親方にそう厳しく叩き込まれたことを、今でも鮮明に覚えています。仕事が終われば、体はクタクタで一刻も早く帰りたい。それでも、泥まみれの道具をそのままにして帰ることは許されませんでした。感謝を込めて道具を磨き上げる。その地味な繰り返しの先にしか、本物の仕事はないのだと教わったのです。


不動産屋という仕事を選んだ今、私の「道具」はコテやハンマーから、知識や書類へと変わりました。けれど、その根底にある本質は何も変わっていないことに気づかされます。

例えば、預かった物件を扱うとき。それは単なる「不動産」という商品ではなく、誰かの大切な資産であり、人生の一部です。それを自分の家のように、自分の家族のことのように大切に扱う。一番いい状態で次の主へと繋いでいく。その姿勢は、職人が道具を磨く姿のと同じだと思っています。


また、お客様と交わす言葉も、私にとっては大切な道具の一つかもしれません。マニュアル通りの対応や、効率を優先した言葉選びでは、本当の意味でお客様の心に寄り添うことはできないのだと感じています。一つひとつの言葉を、決して聞き流さずにその裏側にある不安や期待までを、丁寧に拾い上げる。


世の中には、要領よく、手先だけで器用に立ち回れる人が大きく稼げると思います。でも、この世界は器用なだけで務まるほど甘くはない。最後に結果を左右し、お客様に選んでいただける理由になるのは、結局のところ「どれだけ心を込めたか」ではないかと思っています。


相変わらず非効率だと言われるかもしれないけど、あの厳しい現場で学んだ「道具を敬い、仕事を敬う心」こそが、私の原点だと思っています。

「おせっかい」と言われるくらい、一つひとつの案件に深く、丁寧に、生真面目に向き合う。その積み重ねが、誰かにとっての「安心」に変わると信じて、道具を磨き続けたいと思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
#922 私のケジメ

おはようございます! RE/MAX GOOD.の佐藤です。 先日、高野町長へ直接お託しした熊本地震の義援金について、松伏町役場から正式な「預かり証」が無事に届きました。 無事に熊本の被災地へと皆さまの温かい想いが届いたわけですが… 私はこれを「SNSで全体に報告して終わり」になんて絶対にしません。 今、チャリティステッカーをご購入くださった方、ご寄付を添えてくださった方、一人ひとりに個別にダイレク

 
 
 
#921 妥協しない理由

おはようございます! RE/MAX GOOD.の佐藤です。 最近、「不動産エージェント」という働き方や言葉が世の中に少しずつ浸透してきた影響なのか、ここ松伏のようなちいさな町にある弊社にも、エージェントへの応募やお問い合わせが増えてきました。地域で新しい挑戦に興味を持ってくださる方が増えること自体は、本当にありがたいことです。 ですが…RE/MAXの仲間である向井さんもおっしゃっていたように、正直

 
 
 
#920 「モノ」として扱わない

おはようございます! RE/MAX GOOD.の佐藤です。 日々この仕事に向き合っていてつくづく感じるのですが、不動産って本当に、めちゃくちゃ面白い仕事なんですよね。 今日もとある物件の調査で、その土地や建物にまつわる背景を深く調べていました。 普段、私たちが普通に街を歩いて生活しているだけでは、建物や土地の表面的な姿、例えば築年数や間取りしか見えてきません。 けれど、売主様やご近所の方、地域で長

 
 
 

コメント


bottom of page