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#800 もう一つの大きなテーマ

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
6月26日
読了時間: 3分

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


昨日も、母がお世話になっている施設から、母の体調のことで連絡がありました。

幸いなことに、私は母の施設はすぐ近くにあるため、連絡があればすぐに駆けつけることができます。「今から早めに行きますね」と伝えられる環境にあることは、息子として本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


でも、施設から連絡があるたびに思うのは

「もし、親が遠方で一人暮らしをしていたら、どうなっていただろう」 「仕事の手をどうしても離せない距離にいて、すぐに駆けつけてあげられなかったら」

施設から呼び出しの電話があるたびに、私はいつもそんな「もしも」の光景をリアルに考えてしまいます。きっと、同じような不安や葛藤を抱えている方は、世の中にたくさんいらっしゃるはずです。


私は「おせっかい不動産」として、お客様から不動産のご相談をいただいています。

「実家をどうにかしたい」 「今の家を売却して、住み替えたい」

入り口となるご相談は、どれも「家」というモノの話から始まります。 ですが、お話をじっくり、深く聴かせていただいていると、実は本当に向き合うべき大切なテーマは、家そのものではないことに気づかされる瞬間が多々あります。

本当に目を向けるべきなのは、その奥にある「親御さんのこれからの暮らし」であり、「これからの家族の将来」そのものだと感じます。


「離れて暮らす高齢の親に、何かあったらどうしよう」 「本当は近くに呼び寄せたいけれど、どうすればいいのか分からない」

そんな、本人すら言葉にできていない「真の迷いや願い」が、不動産という大きなパズルの中に隠されていることが本当に多いのです。

私自身、母を施設に預けながら見守る一人の当事者だからこそ、お客様が抱えるお悩みや、施設からの連絡にドキッとするような緊張感が、人一倍よく分かります。

だからこそ、ただ機械的に売るだけの「作業員」のような仕事は、絶対にやりたくないと思うのです。

まずは、ご家族がどんな未来を望んでいるのかという「段取り」を一緒に整理すること。 それをどうやって作っていくかという「一歩先の気遣い(ホスピタリティ)」を提案すること。不動産のエージェントという仕事は、単に契約書を交わす仕事ではなく、お客様とそのご家族の「これからの安心な暮らし」を一緒にデザインし、伴走していく役割なのだと、今日改めて強く胸に刻みました。


親を想う気持ちに、正解はありません。みんなそれぞれに悩み、葛藤しながら進んでいます。 だからこそ、一人で抱え込まずに、まずはその胸の内にある不安を、誰かに言葉として出してみてほしいなと思います。


それでは、今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように。

 
 
 

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