#738 営業とは
- RE/MAX GOOD.

- 4 時間前
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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 あるシステムの導入を検討して、資料請求をしてみたのですが送信ボタンを押してから間髪入れずに電話がかかってきたそのスピード感に、今の時代の営業の勢いを感じつつ、自分から問い合わせた手前、まずは話を聞いてみることにしました。
しかし、会話が進むにつれて違和感が膨らんでいきます。相手が勧めてくるのは、やはりと言いますか、こちらの想定を遥かに超える額のプランばかり。こちらの事業規模や現状の優先順位を考え、角が立たないようやんわりとお断りをしていました。
それでも食い下がってくる相手の言葉を聞き流していたその時、耳を疑うようなセリフが。
「あと●●円くらい、何とかならないもんですか?」
一瞬、思考が止まりました。何より驚いたのは、その「くらい」という言葉の軽さです。
ついさっきまで「御社のために」「事業の成功のために」と、いかにもパートナーシップを重んじるような言葉を並べていたはずでした。それが、ひとたび契約が思い通りにいかないと察するやいなや、「たかがその程度の金額が出せないのか」と言わんばかりの不遜な態度が透けて見えたのです。
数万円、数十万円というお金を、経営者がどれほどの想いで捻出し、何に投資するかを真剣に悩んでいるか。その重みを「くらい」の一言で片付けてしまう感性に、正直なところ呆れてしまいました。
「御社のために」という言葉から、一転して「これくらい払えないの?」という本音への急降下。営業トークとしてはあまりに斬新すぎて、もはや怒りを通り越して笑いすら込み上げてくるほどです。
不動産業界でも同じことが言えるかもしれません。大きな金額を扱う仕事だからこそ、動くお金の単位に麻痺してしまい、お客様一人ひとりの金銭感覚や大切にしている想いへの想像力を失ってしまう。そんな営業マンは、どれだけ知識が豊富でも信頼されることはないでしょう。
今回の出来事は、私自身にとっても大きな教訓となりました。どれだけ優れた商品があっても、それを届ける人間に相手への敬意がなければ、それはただの「押し売り」に過ぎません。
自分は、たとえどれほど少額であっても、お客様が投じるお金の重みを「くらい」などと軽んじる人間には絶対にならない。斬新すぎる営業マンのおかげで、そんな当たり前で、けれど一番大切なことを再確認させられた一日でした。
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