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#425 「責任」と「成長」の羅針盤

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 7 時間前
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

私たちは時として、困難や不満に直面すると、無意識のうちにその原因を外部に求めてしまうことがあります。「あの人のせいだ」「会社の仕組みが悪い」「時代が味方してくれない」。そうした他責思考に陥ると、驚くほど簡単に負のスパイラルは始まります。

人は次第に離れていき、仕事は停滞し、やがて自身の表情から笑顔が消え、気づけば孤立している——。私の周りにもそういう人が多く見受けられます。そして恥ずかしながら、かつての私自身も、まさにその渦中にいた経験があります。


私は運良くRE/MAXと巡り会うことができて、その渦から抜け出すことができました。

ですから、長く付き合いのある大切な仲間であれば、その人がポジティブな方向へ意識を向け、共に成長していきたいと心から願います。


しかし、一つだけ明確な真実があります。


それは、自分自身でそれに気づき、自分で変わろうと努力する者でなければ、決して変われないということです。残念ながら、私もいつまでもそこに立ち止まり、共に沈むわけにはいきません。なぜなら、経営者として、私には進むべき道があり、共に前進すべき未来があるからです。

経営者は、市場の動向、競合の戦略、社員の状況など、あらゆる外部の兆候に敏感にアンテナを張るべきだと言われます。しかし、何よりも敏感であるべきは、自身の行動と、そこから発せられる言動や内なるエネルギーです。自分がマイナスのエネルギーを発していれば、自然と、同じようにマイナスな状況や人々を磁石のように引き寄せてしまいます。逆に、ポジティブなエネルギーを放てば、困難な状況の中にも解決の糸口が見え、良き縁や機会が舞い込んでくるものです。


このマインドセットは、RE/MAXの環境において特に重要だと感じます。RE/MAXは、個々がビジネスオーナーでありエージェントであるという、極めて自立性の高いビジネスモデルです。与えられた場所で、ただ言われたことをこなすのではなく、自らのビジネスを切り拓き、お客様との信頼関係を築き、結果を出す。そのためには、外部の環境や他人のせいにすることなく、常に自身の内側に「羅針盤」を持ち、責任の矢印を自分自身に向ける必要があります。

自分自身が発するエネルギーが、未来を創る。このシンプルな真実に気づき、実践することができれば、どんな困難も成長の糧となり、やがて笑顔が自然と溢れ出す、良いスパイラルへと転換していくでしょう。この「自分軸」の確立こそが、経営者としての、そして一人の人間としての真の成長に繋がると、私は確信しています。

 
 
 

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