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#385 ご縁と仕事

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2025年5月7日
  • 読了時間: 3分


こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

「たまたま会った人から仕事の話になって、そのままご縁につながった」「何気ない雑談の中で相談を受けて、気づいたら取引になっていた」。そんな偶然のような出来事が、身近なところでよく起こっています。

これは、偶然に見えるけど必然だったのかもしれないということを考えたりします。

どういうことかと言うと、ご縁が仕事になる背景には、実は日々の心構えと準備があります。

まず、ご縁が自然とつながる人というのは、「普段から準備ができている人」です。これは決して「スキルや知識が完璧な人」という意味ではありません。むしろ、私はスキルも知識も少ないです(笑)

準備とは「自分はどんな人の力になりたいか」「自分の価値観や仕事のスタンスはどういうものか」といった、軸をしっかりと持っている人だと考えます。その軸があることで、ちょっとした会話の中にもにじみ出る信頼感や一貫性があり、相手も安心して話しかけたり、相談しやすくなったりするのです。


先日も、現場の仕事で久しぶりに会った方が、引越しについてぼんやりと悩んでいました。「あ、それならこういう選択肢もありますよ」「急ぎじゃなければいつでも相談に乗りますよ」と伝えました。無理に「それならぜひ私に!」と営業モードにならず、様々な角度からアドバイスをさせて頂きました。別に仕事が欲しいということではなく、あくまでも知人のために。という気持ちだけです。しかし、後日その方から改めてご相談を頂きました。


そしてここで、重要なのは「ご縁をキャッチする感度」だと思っていて、多くの人が、ご縁の種に気づかないまま通り過ぎてしまいます。誰かがぽろっとこぼした一言を受け止められるか、何気ない表情や沈黙の裏にある「本当は誰かに頼りたい気持ち」に気づけるか。ご縁というのは、相手が“言葉にできない思い”を感じ取れるかどうかにかかっているとさえ思います。

実際、ご縁がご縁を呼ぶ循環に入っていけるかは、こうした小さな気配や感情を丁寧にすくい上げられるかどうかです。「この人にだったらお願いしても大丈夫」と思われるまでには、時間もかかりますし、自分では見えない努力が重なっているものなのです。

つまり、ご縁が仕事になる瞬間というのは、ただラッキーだったとか、人脈が広かったというだけの話ではありません。その裏には、見えないところで相手を思いやり、自分を磨き、丁寧に日々を過ごしてきた“積み重ね”があります。そしてその積み重ねが、こちらが意図しなくても、ふとした瞬間に信頼として相手の心に届いているのです。

ご縁を仕事にするということは、まさに「誰かと心を通わせた証」であり、その一瞬をつかむためには、常に誠実に、そして柔らかく人と向き合う姿勢が欠かせないのだと思います。 私はどうしても相手が嫌な気持ちになったらかわいそうと思ってしまい、ゴリゴリの営業が出来る方ではありません。でもそういった心遣いがかえって信頼に変わっているのかもしれません。また、こういうスタンスで仕事ができるのも、REMAXエージェントだからできるのだと思っています。


 
 
 

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