
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
今日は東日本大震災から14年。長いようで短いような。
毎年この日は本当に考えさせられる一日となります。日々の暮らしの中で、仕事の悩みや生活の小さな不満を抱えることは誰しもあるものです。取引先との関係がうまくいかなかったり、思うように成果が出なかったり、日常の中で気持ちが沈むこともあるでしょう。しかし、ニュースで各地の大きな災害の報道を目にするたびに、そんな自分の悩みがとても小さく、情けなく感じることがあります。
地震や台風、大雨による被害を受け、住む家を失った人々、それでもなお前を向いて歩もうとする姿。避難所での不自由な生活を送りながらも、助け合い支え合う人々の温かさ。そうした光景を見ると、自分は日々の悩みを理由に立ち止まっている場合ではないと思い知らされます。
人間はそれぞれに与えられた環境で懸命に生きています。自分にとっては深刻に思える悩みも、視点を変えれば乗り越えられるものなのかもしれません。災害で全てを失ってもなお立ち上がろうとする人たちの姿を見ると、私たちはもっと自分にできることを考え、前に進む努力をすべきだと感じます。
もちろん、誰もがそれぞれの状況で大変な思いをしていることに変わりはありません。つらいものはつらいし、悩みは悩みです。しかし、被災した方々の強さに触れることで、自分の抱えている問題を違う角度から見つめ直すきっかけになることもあります。
日々の生活の中で悩みを抱えたとき、ほんの少し目線を上げてみることが大切なのかもしれません。私たちには、まだ住む家があり、仕事があり、日常があります。だからこそ、目の前の小さなことに捉われすぎず、もっと大きな視点で物事を見つめ、できることを一つずつ積み重ねていくことが必要なのではないでしょうか。
試練に立ち向かう人たちの姿から学び、自分自身も前を向く力を得る。その連鎖が、より良い社会につながっていくのかもしれません。
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