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#740 効率よりも「おもてなし」

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
4月27日
読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


近所に、お気に入りのインドカレー屋さんがあります。 時折、テイクアウトで利用させていただくのですが、私がこのお店に通う理由は、単に「カレーが美味しいから」だけではありません。

このお店では、オーダーを受けてから調理を始めるため、受け取りまでに少し時間がかかります。今の時代、効率を考えればあらかじめ準備しておくこともできるでしょう。けれど、この待ち時間こそが、私にとって心地よいひとときになっています。


「これ、飲んで待ってて。」


そう言って、シェフは必ずラッシーや温かいチャイをサービスで出してくれるのです。 日本語は決して流暢ではありません。カタコトの言葉でのやり取りです。しかし、そこにはマニュアル通りの接客ではない、日本人以上に深い「おもてなしの精神」が溢れています。

このお店に来るたびに、仕事の本質について深く考えさせられます。

どんな仕事であっても、商品やサービスの質(味)で勝負するのはプロとして当然のことです。しかし、今の世の中、似たような価格で似たような質のものは溢れています。


お客様が「どこに頼もうか」と迷ったとき。 スペックや数字だけでは甲乙付け難いとき。 最後に選ばれる決め手になるのは、こうした「ホスピタリティ(心のこもったもてなし)」ではないでしょうか。「お待たせして申し訳ない」という気持ちを、一杯のドリンクに込める。 その温かさが伝わるからこそ、待たされる時間さえも「大切にされている」という実感に変わるのです。


不動産の仕事も同じです。 物件の情報や契約の手続き自体は、正直、どの会社に頼んでも大きな差はないかもしれません。けれど、だからこそ「誰から買うか」「誰に託すか」が重要になります。

お客様の不安に寄り添えているか。 言葉の裏にある想いを察知できているか。 効率を優先して、大切な「体温」を置き去りにしていないか。


「アリガトウ。マタナ。ヨロシクネ。」


店を出る際、シェフが見せてくれた満面の笑顔が、心に深く沁みました。 私も、お客様にとっての「また会いたい人」でありたい。 スマートで効率的なだけの営業ではなく、カタコトの言葉でも心が通じ合う、あのシェフのような温かな「おせっかい」を、自分の仕事でも体現していこうと改めて。

 
 
 

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