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#548 「即決を迫られたら。。」

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 10月14日
  • 読了時間: 3分

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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


「この物件は早い者勝ちですよ!」「今決めないと他に取られますよ!」

物件を探しを始めたばかりで、このような言葉を聞き、焦りや不安を感じた経験はありませんか? 不動産取引は、人生で最も大きな決断の一つです。それにもかかわらず、「即決」を迫るような営業姿勢には、大きな疑問を感じざるを得ません。

私たち「おせっかい不動産」は、お客様を急かすことは絶対にしません。 なぜなら、即決を迫る姿勢の裏には、「お客様の未来」ではなく「担当者自身の都合」が隠れていることが多いからです。


1. 「即決を迫る」担当者の、正直な理由


お客様が焦れば焦るほど、冷静な判断ができなくなり、結果として担当者にとって都合の良い取引に進んでしまう可能性があります。


理由その1: 「両手仲介」による利益の最大化


多くの不動産屋は、売主と買主の双方から仲介手数料をもらう「両手仲介」を狙います。即決を迫り、他社を排除して買主を囲い込むことで、利益は単純に2倍になります。

私たちは、お客様の利益が最優先するので自分の都合と利益のために、お客様の冷静な判断を妨げるような営業はしません。


理由その2: 担当者の「売上目標」と「残業回避」の都合


「今月中に契約が欲しい」「残業して書類作成をしたくない」といった担当者自身の都合で、お客様の検討期間を短縮しようとします。

物件探しは、旅のようなもの。お客様が納得するまで、何度でも立ち止まり、不安を解消するサポートを続けるのが不動産仲介の仕事です。


2. お客様が「急かされない」ことで得られる3つのメリット


メリット1: 隠れたリスクを再確認できる


冷静な検討期間があれば、物件の周辺環境(夜間の様子、通学路など)、過去の浸水履歴、騒音レベルといった、即決では見落としがちな「都合の悪い情報」を調べることができます。


メリット2: 住宅ローンを最も有利な条件で組める


急いで契約を決めると、提携ローンなど担当者にとって都合の良い金融機関で進めがちです。時間があれば、複数の金融機関を比較し、自分たちにメリットのあるローンを検討することができます。


メリット3: 「家への愛着」を持って購入できる


即決した家には、どこか「買ってしまった」という後ろ向きな気持ちが残りがちです。十分な時間をかけて「この家で家族の歴史を刻みたい」と心から思えた時、初めて「家への愛着」が生まれ、最高の笑顔で暮らしをスタートできます。


3. 「即決を迫らない」信頼できる不動産屋を見抜く質問


本当に信頼できる不動産屋は、お客様を急かしません。

以下の質問は担当者選びに参考になるかもしれません。

  • 「この物件の、正直なデメリットを教えてください」:悪い点を隠さない姿勢こそ、誠実さの証です。

  • 「他の金融機関のローンも比較検討したいのですが、時間はありますか」:お客様の利益を優先するなら、「あります」と即答します。


まとめ:最高の笑顔は、十分な時間から生まれる


家探しは、「スピード」ではなく「納得感」が一番ですね。

私たち「おせっかい不動産」は、お客様の「最高の笑顔」と「後悔のない未来」を最優先します。即決を迫られらり不透明な回答で不安になった時は、遠慮なく私たちにご相談ください。納得いくまで、どこまでも全力でサポートいたします。

 
 
 

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