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#508 遠方の空き家

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
2025年9月4日
読了時間: 3分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


空き家問題で、特に多いのが「実家を相続したけれど今は遠方に住んでいて、管理ができない」というケースです。距離があると定期的に見に行くことも難しく、つい後回しにしてしまうお気持ちはよくわかります。しかし放置してしまうと、思っている以上に早い段階で問題が表面化してくることが多いのです。


まず、日本の建物の大半は木造住宅なので、人が住まなくなると一気に劣化が進みます。風通しがなくなって湿気がこもり、カビや害虫の発生しやすくなります。水回りの配管も使わないことで劣化が早まります。庭木も放置すればすぐに伸び放題になり、ご近所からの苦情の原因になることもあります。こうした積み重ねが「管理していない家」という印象を強め、治安面でのリスクを呼び込みかねません。


また、遠方に住んでいると行政からの通知や固定資産税の納付書、近隣住民からの連絡などを見落とすこともあります。特に、台風や大雨の後に瓦や外壁が落下していたとしても、すぐに気づけないのが大きな問題です。結果的に、第三者に被害が及んでから初めて事態を知ることになり、所有者責任が問われるケースもあります。

もちろん、定期的に帰省して管理できれば一番ですが、仕事や家庭の事情を考えると現実的ではない方が多いのも事実です。そうなると有効的なのは「地元の不動産会社や管理会社に委託する」方法です。定期巡回や簡易清掃、郵便物の確認といったサービスを活用することで、放置によるリスクを大きく減らすことができます。

さらに、将来的に利用する予定がなければ「賃貸に出す」あるいは「売却する」という判断も視野に入れておくべきです。家は使われることで価値が保たれますし、人が住めば地域にとってもプラスになります。「いつか使うかもしれない」という思いから長年放置してしまうのは、結果的に資産価値を下げてしまうことに繋がります。


しかし、不動産会社とは良いイメージがありません。管理しますよ。とこちらからお声がけすると、騙されてる売らされるのではないか?などと怪しまれることがほとんどです。

一方で遠方に住む所有者の方にとっては、「あの家、今どうなっているだろう」という漠然とした不安を抱え続けるのは心理的な負担も大きいものです。


早めに誰かに相談することは安心感を得られるはずだと思っていて、私たちにその足掛かりをできないだろうかと常に考えいます。所有者と不動産会社の話だけではなく、もっと広く大きな目線でいれば、関わる人たちみんながグッドな暮らしになると信じています。

 
 
 

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