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#669 リフォームか、建て替えか。答えは

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2月14日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


先日、60代のご夫婦からご相談をいただきました。

「遠方に住んでいる息子夫婦が、こちらに戻って同居することになったんです」

こうした時、専門家としての選択肢は大きく分けて二つです。 「今の家を活かしてリフォームするか」 「いっそ更地にして新しく建て替えるか」

しかし、私はこう考えています。 どちらが正解かを決めるのは、柱の太さや築年数といった「建物の状態」だけではありません。それ以上に大切なのは、新しく始まる共同生活における「家族の距離感」ではないかと。

食事は一緒にとるのか。 水回りは分けるのか。 お互いのプライバシーをどこまで尊重し、どこで繋がるのか。


そこが曖昧なまま図面を引いても、本当の意味で「良い家」にはなりません。 だからこそ、私は焦りません。 お客様のビジョンが少しずつ形を成していくように、じっくりと、本当にじっくりとお話を聞く時間を大切にしています。

職人時代から数え切れないほどの現場を見てきましたが、家はただの「箱」ではない。その中に入る「暮らし」の温度感をお客様と一緒に探り当てていくのが、私の役目だと思っています。

昨日も、長くお話をさせていただいた最後に、旦那さんがこうおっしゃいました。


「佐藤さんに話を聞いてもらって、なんだか不安が消えたよ」


この一言が、私にとってはどんな褒め言葉よりも嬉しく、胸に響きます。 専門家として知識を提供するのは当たり前。けれど、それ以上に「この人になら安心して任せられる」と思っていただける存在でありたい。


不動産仲介も、リフォームの相談も、最後は「人対人」の信頼です。 不眠が続いて体調が万全ではない時期もありましたが、お客様のこうした一言に触れると、心の中にパッと灯がともるような感覚になります。

これからも、一つひとつのご家族の物語に、全力で「おせっかい」でありたい。 不安を安心に変えるための「聞く力」を磨き続けていこうと、改めて心に誓った一日でした。

 
 
 

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