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#524 近隣事例に学ぶ利活用のヒント

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2025年9月20日
  • 読了時間: 3分


こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


松伏町の空き家をどう活かすか ―

ここ数年、空き家の相談は「どう管理するか」だけでなく、「どう活かせるか」という段階に入ってきました。松伏町でも同じように、使われていない家を地域資源へと変えていく流れが求められています。


ただ「空き家バンクに登録してみましょう」では、実際の動きにつながりにくいのが現実です。自治体でのサイトに空き家バンクのページを設置する取り組みは始まっていますが、有名無実な状態になっています。そこで参考になるのが、近隣自治体の具体的な活用事例です。


たとえば越谷市では、10年以上空き家だった築48年の住宅を大胆にリフォームし、賃貸住宅として再生した例があります。間取りを変更して今の生活スタイルに合うように工夫しつつ、構造を活かしてコストを抑える。こうした具体的な再生例は、「古いからもうダメだろう」と思っていた所有者にとって、大きな励みになります。

また吉川市では「空き家バンク」を通じて、所有者と利用希望者をつなげる仕組みを整えています。単に物件を並べるだけでなく、希望者側の条件(価格帯や立地、間取りの要望)も見える化していることが特徴です。所有者にとっては「こういう人が探しているのなら、この条件に合わせて改修してみよう」と判断する材料にもなります。

さらに寄居町では、空き家のデータベースを整備し、所有状況や希望者情報を整理したうえでマッチングする取り組みが進んでいます。松伏町のように規模がコンパクトな自治体こそ、全体像を見える化することが、将来の利活用戦略につながります。


越谷市ではさらに興味深いこともあり、大学や自治会と連携した「空き家利活用の研究会」も行われています。所有者や不動産事業者だけでなく、地域住民や専門家を巻き込みながら議論することで、町に合った使い道を見つけていく。このプロセスは松伏町においても非常に参考になるでしょう。

私自身、空き家の利活用は「次にどんな暮らしの物語をつないでいけるか」という視点が大切だと考えています。壊すのではなく、可能な限りバトンタッチしていく。そのためには、建物が傷む前に早めの決断をすること、そして補助金や登録制度を上手に組み合わせることが重要です。

松伏町はすでに越谷市・吉川市と連携した「空き家バンク」の仕組みを持っています。そこに加えて、近隣事例の工夫を学び、自分の町に合った活かし方を取り入れていけば、空き家は負担ではなく地域を豊かにする資源に変えていけるはずだと信じています。

空き家に新しい光を。 地域に新しい笑顔を。


そんな想いを込めています。

 
 
 

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