
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
私は不動産業に従事していますが、いわゆる営業活動はあまりしていません。知人や友人との交流を大切にし、その中で自然と不動産の相談を受けることが多いのです。仕事に直接つながるかどうかを考えるよりも、まずは人との関係を深めることを意識しています。
人とのつながりが仕事につながる理由はいくつかあって、まず、信頼関係がベースになっているため、相談を受ける際に話がスムーズに進むこと。初対面の営業マンにいきなり物件の提案をされるよりも、気心の知れた人に相談する方が安心できるものです。特に不動産は大きな買い物であり、失敗したくないという心理が働きます。そのため、信頼できる相手からのアドバイスには自然と耳を傾けやすくなります。これは不動産に限らず、どんな仕事にも当てはまることです。例えば、保険や金融商品を扱う人、フリーランスのデザイナーやライターなども、直接の営業よりも信頼を築いた上での相談から仕事につながることが多いのではないでしょうか。
もう一つの理由は、紹介が生まれやすい点にあります。私自身も、知人から「◯◯さんが家を探しているのだけど、相談に乗ってくれない?」と言われることがよくあります。これは、私が普段から強引な営業をせず、単なる知り合いではなく「頼れる存在」になっているからだと思います。紹介でつながったお客さまは、すでに一定の信頼感を持っているため、話がスムーズに進みやすく、結果として満足度の高い取引につながりやすいです。
こうした関係性を築くために、特別なことをしているわけではありません。日々のコミュニケーションを大切にし、相手にとって役立つ情報を伝えたり、何か困っていることがあれば親身になって話を聞いたりするだけです。大切なのは、「この人になら相談してもいいな」と思ってもらうことです。これを意識するだけで、仕事の流れが自然と変わってくるのではないでしょうか。
営業が苦手な方や、仕事の広げ方に悩んでいる方は、ぜひ「つながりを深めること」に重点を置いてみてください。目の前の一つひとつの関係を大切にすることで、無理なく仕事につなげることができるはずです。
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