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#716 言葉を超えた「礼節」

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 4月3日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 「秘密基地(仮)」の工事が進むにつれ、現場では木材や建材の端材がたくさん出てきます。 これらを処分するのは簡単です。しかし、昨今のDIYブームもありますし、誰かが何かに再利用してくれればという思いから、無料でお配りすることにしました。

先日、近所に住む外国籍の女性がそれを取りに来られました。 驚いたのは、彼女が両手に差し入れを抱えて現れたことです。

「ノー、ノー! 気を遣わないで」 私は慌てて断りました。無料で差し上げているものですし、何より彼女に負担をかけたくなかったからです。しかし、彼女は一歩も引きません。

「ダメネ、ゴメンネ、スキカワカラナイケド。モラッテクレナイト、ワタシハ、カエレナイ。ニホンゴモヘタデゴメンネ」


たどたどしい日本語の中に込められた、真っ直ぐな感謝の心。 「もらってくれないと帰れない」というその言葉には、施しを受けるだけでなく、自分も何かを返したいという、人間としての強い気高さが宿っていました。


一方で、今の日本はどうでしょうか。 エージェント面談を無断でバックれたり、開口一番に「仲介手数料は無料になるのか?」と電話をかけてきたり。そんな日本人が、驚くほどたくさんいます。どちらが社会人として、あるいは一人の人間として信頼に値するか。


言葉の壁を超えて、行動で礼節を示してくれた彼女に出会い、私の心は大きく揺さぶられました。 誠実さとは、流暢な言葉にあるのではなく、相手を敬うその姿勢にこそ宿るのだと、改めて教えられた気がします。

 
 
 

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