#497 丁寧に
- RE/MAX GOOD.

- 8月24日
- 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
弊社は路面店ではないので、日曜日といっても、飛び込みのご来店などはありません。平日のほうが電話対応や移動なども多いので、アポが無いと日曜日こそ事務作業をしていることが多かったりします。派手な成果や目立つ出来事よりも、むしろ地味で目立たない準備や学びを落ち着いて取り組みことがとても大切だと思っています。
他にもお客様との打ち合わせに早めに到着して準備を整えておくことや、現場や役所に何度も足を運んで調査を怠らないこと。どれも特別なことではありませんが、こうした小さな行動こそが信頼につながると感じています。
不動産という仕事は、金額が大きい分、お客様の不安も大きいものです。建物や土地の状況だけでなく、権利関係や近隣環境、将来の資産価値など、確認すべきことは数多くあります。その一つひとつを丁寧にチェックし、必要であれば外部の専門家とも連携してお伝えする。時間も労力もかかりますが、「この人に任せてよかった」と思っていただくためには欠かせないプロセスです。
私自身、仕事を始めた頃は「もっと効率的に進められないか」と焦ることもありました。しかし、経験を重ねる中で、効率だけを追いかけてもお客様の気持ちには寄り添えないと学びました。むしろ、少し回り道に見えるような丁寧な確認やフォローが、後々大きな安心感につながることを何度も経験しています。
また、こうした積み重ねは外から見えにくいものですが、不思議とお客様やご紹介者の方には伝わるものです。以前ご契約いただいたお客様が、ご友人を紹介してくださったりするとき、その理由を尋ねると「丁寧にやってくれたから」「最後まで安心できたから」という言葉をいただき、これほど嬉しいことはありません。
もちろん、日々の業務では思うようにいかないこともあります。物件の条件が合わなかったり、契約直前に想定外の問題が見つかったりすることも少なくありません。それでも、一つひとつの出来事から学び、次に活かしていくことで、より良いご提案や対応ができるようになるのだと感じています。そう考えると、うまくいかない経験も決して無駄ではないのだと思えます。
このように、信頼関係は一朝一夕に築けるものではありません。だからこそ、毎日の仕事を丁寧に行うことが大切です。お客様が安心して任せてくださるように、これからも小さな行動をおろそかにせず、誠実に向き合っていきたいと考えています。そしてその積み重ねが、結果として自分自身の成長にもつながっていくのだと思います。


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