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#660 デザインの先にある当たり前

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2月3日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


注文住宅のプランを練っているとき、誰もが一度は「かっこいい外観」に憧れますよね。

家の正面をすっきりと見せるために、駐車場をあえて玄関から離した場所に配置する。たしかにその方がスタイリッシュで、建物が美しく映えることもあります。その気持ち、私にもよく分かります。

でも、実際に住み始めてからの生活を考えると、私はやっぱり「駐車場は、できるだけ玄関の近くがいい」とお伝えしています。


外に出るのが億劫になるような、土砂降りの雨の日。


買い物帰りで、両手にはずっしりと重い袋を抱えている。 さらに、小さなお子さんの手を引いていたり、疲れ果てて仕事から帰ってきたときだったら……。

車から玄関までの、たった数メートル。 晴れている日には気にも留めないその距離が、そんな日には驚くほど遠く感じられます。 「あと数歩、近ければよかったのに」 その小さな後悔は、雨が降るたびに、荷物が多い日に、何度も頭をよぎることになります。


デザインを突き詰めることは、もちろん素晴らしいことです。 けれど、家は鑑賞するものではなく、毎日を過ごす場所。 何十年と続く日常の中では、「格好良さ」よりも「暮らしやすさ」や「ストレスのなさ」が勝る瞬間が、必ずやってきます。しかも意外と早くに…


「当たり前の動線が、当たり前にスムーズであること」

住んでからの「あぁ、この家にしてよかった」という本当の満足感は、実はこうした、図面の上では目立たない小さな工夫の積み重ねに隠れている気がします。


一生に一度の家づくり。 迷ったときこそ、一度立ち止まってみることをお勧めします。

 
 
 

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