#487 整える時間
- RE/MAX GOOD.

- 8月14日
- 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。
世間がお盆休みのこの時期、不動産営業の現場は少し静かになります。物件案内や契約などの目に見える動きは減りますが、だからこそできる大切な仕事もあります。
まずは、これまでの案件の振り返り。日々の忙しさの中では、商談の経過やお客様の反応をじっくり整理する時間がなかなか取れません。この期間に一歩立ち止まり、「あの提案はどうだったか」「次に繋がるアプローチは何か」を冷静に見直すことで、営業力は確実に磨かれます。
次に、未来のための仕込み。進行中の案件のお客様へのフォロー計画や、提案資料のアップデート、物件情報の整理など、繁忙期には後回しになりがちな準備を進めます。営業活動は「その場」の対応だけでなく、「これから」を見据えた積み重ねが大切です。
そして、この時期ならではの動きもあります。お盆は、日本の伝統的な行事として家族や親戚が集まり、久しぶりに顔を合わせる時期です。そんな中で自然と出てくる話題が、相続や実家の将来の使い方といった住まいに関すること。その会話が、休み明けに私たちの元への相談としてつながることもあるかもしれません。
静かな日々の中にも、次につながる種はたくさん落ちています。それを拾い、磨き、芽が出るときに備える――。
夏季休暇は、営業にとって単なる「休み」ではなく、未来の成果を育てるための「整える時間」と捉えています。
ご先祖に感謝の気持ちを忘れずに、この時期の過ごし方ひとつで、秋から冬にかけての成果は大きく変わります。静けさの中にこそ、チャンスが隠れていると信じて、今日もコツコツと準備を進めています。



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