top of page

#472 物件とは

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2025年8月2日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


不動産業に携わっていると、「物件を探す」という言葉を日常的に使います。

お客様の希望条件に合うものを市場から見つけて提案する。それが当たり前のように思われているし、確かにその役割は重要です。

けれど最近は、「探す」というより「つくる」という感覚に近いのかなと感じます。


というのも、希望にぴったり合う物件がサイト上に並んでいることなんて、実際はそう多くない。

とくにエリアや条件が細かくなるほど、ぴたりとマッチするものは希少です。

そこでどうするかというと、「限りなく近いものを見つけて調整する」「条件に合いそうな物件を関係者に働きかけて動かす」「時にはオーナーや管理会社に相談して“新しく可能性をつくる”」といったアプローチを取ることになります。


たとえば、空室になっている店舗をリノベーション前提で交渉できないかとか、そういう形で「物件を市場に出す」側にまわるような働きかけです。

これはもはや「探す」というより、動かすたり生み出すという感覚に近いんです。


こうした対応は当然、手間がかかりますし、すぐに結果に結びつかないこともあります。

でも、お客様が「こういう場所で、こういう暮らしこういうビジネスをしたい」と描くイメージを現実にしていくプロセスそのものが、私たちの仕事のやりがいでもあります。 既製品の中から「どうぞお選びください」ではなく、「一緒に創りましょうか?」と向き合う姿勢。これこそが、不動産業の本質的な面白さであり、信頼を築く上での鍵なのではないかと思います。


情報を持っていることも大事、動けることも大事。

でも、もっと先にある「見えない可能性に気づいて、それを形にしていく力」――これはAIやテクノロジーでは置き換えられない、人間ならではの強みだと感じています。


物件は、ただあるものではない。

つくり手としての意識を持つことで、目に見える選択肢はぐっと広がっていく。

これからも、そんな不動産の仕事の魅力を体現できるよう、一件一件に丁寧に向き合っていきたいと思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
#686 進む道

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は今週で唯一、病院へ行かなくていい一日でした。 今年に入ってからというもの、立て続けに病気が見つかり、正直に言えば「なんてついてないんだ」と、やり場のない気持ちにもなりました。 起業して、今年で20年。 がむしゃらに、全力でやりたいことをやってきた。それだけでも良い人生だったはず――。そう自分に言い聞かせても、ふとした瞬間に、逃げ出したいような不

 
 
 
#685 敏感力

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産の仕事をしていて、最も大切にしている瞬間があります。それは、お客様がまだ言葉にできていない「迷い」や「不安」を、こちらが先に察知して声をかけた時です。 先日もお話しさせていただいたお客様が、一瞬視線を落とされた瞬間がありました。条件面では納得されているはずなのに、何かが引っかかっている。そんな空気を感じた時、私はあえてこう切り出します。「もしか

 
 
 
#684 名前を呼び合えることの贅沢。

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 最近、病院に足を運ぶ機会が増えてから、ふと気づいたことがあります。それは、名札をつけていないスタッフの方が多くなったことです。 おそらく、ハラスメント対策やプライバシー保護、SNSでの特定を防ぐためといった、現代ならではの事情があるのでしょう。働く人を守るために必要な処置だということは、経営者としても理解できます。 けれど、診察室や受付で「お名前」

 
 
 

コメント


bottom of page