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#620 誠実さとの両立
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 仕事に向き合う中で、私が常に自分自身に問い続けていることがあります。それは「正直であること」と「数字(売上)を出すこと」のバランスについてです。 時折、「自分は正直に、真面目にやっているから、数字が出なくても正しいんだ」という声を聞くことがあります。しかし、プロの世界において、それは少し角度がずれているのではないかと私は感じています。 私たちはボランティア活動をしているわけではありません。仕事である以上、売上を上げ、正当な報酬をいただくことは、会社を存続させ、お客様に継続的な責任を果たすための「義務」でもあります。利益を否定することは、プロとしての責任を放棄することと同じです。 ただし、ここで履き違えてはならないのは、その利益をどう生み出すかというプロセスです。 目先の「利ザヤ」を稼ぐために、お客様に嘘をついたり、不都合な真実を隠したりして契約を迫るような営業スタイル。それはもはや仕事でもなくなります。そんな不誠実なやり方で手にした数字には、何の価値もありません。 私が目指しているのは、「正直に仕事

RE/MAX GOOD.
2025年12月25日読了時間: 2分


#619 割に合うとは
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 片道数時間をかけて現地調査に行ったり、直接書類を届けたりしている私を見て、「そこまでやったら割に合わないんじゃない?」と声をかけられることがあります。その言葉の真意がどこにあるかは分かりませんが、私自身は、自分を頼ってくださるお客様のために最善を尽くすことこそが、仲介営業、そして不動産エージェントとしての本分だと信じています。 もし「割に合うかどうか」を報酬だけで語るなら、職人の世界はもっと過酷かもしれません。真面目に、丁寧に、完璧な仕事を追求している職人たちの対価を時給に換算すれば、驚くほど低い数字になることも少なくありません。夏は猛暑の中で命を削り、冬は凍える寒さに耐えながら、それでも「いいものを造る」という一点のために心血を注いでいる。人手不足が叫ばれる背景には、そんな厳しい現実があります。 残念ながら、この業界には今もなお、安全や責任を軽んじるような古い体質が残っている場所もあります。煌びやかな成功を収めているように見える一方で、その裏側にある仕事の質には疑問を感じざるを得ないケースも見受け

RE/MAX GOOD.
2025年12月24日読了時間: 3分


#618 仲良しチームではない
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 日々の仕事の中で、私はこれまで仲間や同業者に対して「伝える」ということに、どこか躊躇してしまう瞬間がありました。 チームで動いていると、どうしても相手の気持ちを慮るあまり、波風を立てないように言葉を選んだり、ストレートに言うことをためらったりしがちです。相手の顔を立てる、あるいは今の関係性を壊したくない。それは一つの優しさかもしれません。しかし、最近は「本当に相手やチームの成長を思うなら、伝えなければならないことがある」と強く思うことがあります。 もちろん、状況や言い方は大切です。ですが、プロとして見えている違和感や、現場のクオリティを下げる要因を、雰囲気が悪くなるのを恐れて伏せておくのは、本当の「信頼」ではないのではないか。そう思うようになったのです。 耳障りのいい言葉だけを並べて、その場を穏やかに収めるのは簡単です。でも、お互いの甘さを放置した結果、後になって大きなトラブルに繋がったり、チーム全体の信頼を損なうようなことがあっては、プロの集団とは呼べません。 たとえ一瞬、空気が張り詰めたとしても

RE/MAX GOOD.
2025年12月23日読了時間: 2分


#617 自分の在り方
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 お世話になっている大切な方からのご紹介。「ちゃんと利益も出してね」という言葉の裏には、私への信頼と長く商売を続けてほしいという親心のような温かさがある。だからこそ、そのお顔を潰すわけにはいかないし、期待以上の仕事をしたいと強く思います。 しかし、いざお客様とお会いしてご意向を伺っていくと、現実はそう簡単ではありません。立ちはだかるいくつものハードル。お客様の理想をすべてそのまま形にしようとすれば、プロとしてのクオリティが保てなくなるか、あるいは自社の利益を削らざるを得なくなる。 利益が出なければ、ご紹介くださった方を悲しませることになる。 かといって、利益やクオリティを優先しすぎれば、目の前のお客様を悲しませることになるかもしれない。 板挟みの状況で、一番やってはいけないのは、その場をしのぐための曖昧な回答や、なあなあの仕事です。無理なことを「できます」と言ったり、大切な説明を濁したりする、曖昧な仕事は結果として関わるすべての人に迷惑をかけ、誰も幸せにしない。 こういう時こそ、自分がどういう姿勢で仕

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2025年12月22日読了時間: 2分


#616 良い家の「気配」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介の現場で多くのお客様と接していると、物件選びの基準として「駅からの距離」や「築年数」、「価格」といった数値、つまりスペックが重視されるのは当然のことだと感じます。しかし、元職人として家を造る側にいた私には、それらの数字だけではどうしても測りきれないものがあるのです。それは、その物件が纏っている空気や気配などの感覚です。 家というものは不思議なもので、同じ築年数や間取りであっても、一歩足を踏み入れた瞬間に感じる印象は驚くほど異なります。大切に住み継がれてきた家には、独特の穏やかさや、背筋がすっと伸びるような清々しい空気が流れています。それは単に掃除が行き届いているということだけではなく、前の住人がその家を愛し、丁寧に風を通し、日々を慈しんできた記憶が壁や床に染み込んでいるからではないでしょうか。これは新築住宅でも同じことが言えます。 職人としての視点で見れば、それは細部の「収まり」に現れます。例えば、見えない部分の処理がどれだけ丁寧か、あるいは経年変化をどう受け止める造りになっているか。造り

RE/MAX GOOD.
2025年12月21日読了時間: 2分


#615 フルコミとエージェント
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産業界で「もっと自由に稼ぎたい」と考えたとき、真っ先に思い浮かぶのは「フルコミッション(完全歩合制)」という言葉かもしれません。しかし、昨今は私たちRE/MAXが築き上げた「不動産エージェント」という生き方です。 一見似ているようで、実は中身が全く違うこの2つの働き方。その決定的な違いについて、本質的な視点でお話しします。 1. 「魚」をもらうか、「釣り方」を学ぶか 一般的な「フルコミ」の多くは、会社が広告費をかけて集めた案件(反響)を営業マンが「捌く」というスタイルです。一見効率が良いように見えますが、これは会社に「生殺与奪の権」を握られているのと同じです。会社が広告を止めれば、仕事は減っていきます。 対して、RE/MAXの「エージェント」は、自分自身で集客の柱を築く ビジネスオーナー です。リファーラル(紹介)やSNS、地域との繋がりなど、自分だけの「釣り方」を持つ。私たちは、そのための最高の釣り場(インフラ)と道具(ブランド)を提供します。 2. 「コスト」か「投資」か...

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2025年12月20日読了時間: 2分


#614 共鳴する出会いが勇気になる。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今日は朝から夜まで、不思議なほど心から共感できる方々とばかりお会いする、とても充実した一日でした。 私たちが日々向き合っている不動産仲介の世界は、決して平坦な道ばかりではありません。以前お話ししたように、良い物件が先に決まってしまったり、思うように話が進まなかったりと、困難や葛藤に直面することも多々あります。 しかし、今日のように、お付き合いの中で志を同じくする方や、深い部分で共鳴できる方々と語り合う時間は、そうした疲れを吹き飛ばすほどの大きな力を与えてくれます。 単なるビジネスの枠を超えて、お互いの信念や想いに触れること。その対話の中で「自分は間違っていない」「このまま進んでいいんだ」という確信を得る。その瞬間に生まれるエネルギーは、知識や技術だけでは決して補えない、プロとしての純粋な勇気になります。 困難な状況を打破するために必要なのは、外側にある正解を探すことではなく、こうした素晴らしい方々との繋がりからいただく内面的な活力なのだと改めて実感しました。 素晴らしい方々に囲まれているという有難み

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2025年12月19日読了時間: 2分


#613 厳しい状況を打破するのは「行動」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介の現場にいると、どうしてもどうにもならないような壁に突き当たることがあります。 お客様に喜んでいただけそうな物件を見つけ、ご提案し、気に入っていただけた。しかし、確認してみると既に成約済みだったり、タッチの差で二番手、三番手の順位になってしまったり。そんな、あと一歩が届かないもどかしい状況が続くことがあります。 こうした難しい局面を打破するために必要なのは、高度な不動産知識や、長年の経験なのでしょうか? もちろん、知識や経験は大きな武器になります。しかし、いくら知識があっても新しい物件を無から作り出すことはできませんし、経験に基づいた業者間の繋がりにも、物理的な限界は必ず存在します。 八方塞がりに思える時こそ、最後に事態を動かすのは「お客様のために」という純粋で強い気持ちが生み出す、行動力なのだと私は信じています。 条件に合う物件が出るまで、あるいは隠れた情報を掘り起こすまで、諦めずに探し続けること。その泥臭いまでの積み重ねこそが、現状を打ち破る唯一の道です。 そして、その行動を支えるのが

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2025年12月18日読了時間: 2分


#612 大小なんて無い。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 昨日の失敗を深く反省し、今日のタスクをこなしていきました。常に失敗や試練に直面しますが、それをどう乗り越え、次の行動にどう反映させるか。その繰り返しこそが、自分を成長させてくれるのだと感じています。 日々の業務の中には、大きな契約もあれば、小さな契約もあります。 営業という立場で見れば、ついつい数字や規模を意識してしまう瞬間があるかもしれません。しかし、不動産に関わるお客様にとって、それは金額の多寡にかかわらず、人生における「大きな決断」であることに変わりはありません。 その重みを正しく理解し、一つひとつの業務を粛々と、そして確実に行うこと。 たとえどんなに小さな案件であっても、そこに自分の存在価値を見出せるかどうかが重要です。お客様の大きな決断の瞬間に、私たちがどのような役割で寄り添い、どれだけ力になれるか。それこそが、私がこの仕事をする意味そのものなのだと思っています。 自分の都合や効率を優先するのではなく、目の前のお客様の人生に敬意を払い、誠実に役割を果たす。 その当たり前のような「一つひとつ

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2025年12月17日読了時間: 1分


#611 地道なルーティンに宿る責任
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介は、レインズのチェックは欠かすことのできない日課です。新しい物件情報がいつ、どこで公開されるか分からないため、毎日、その画面を確認し続けることが、お客様に最善の選択肢を届けるための最低条件となります。 しかし、今日、私は自分自身の甘さを痛感することになりました。 他の業務に追われ、数日間そのチェックを後回しにしてしまったのです。「毎日見ているけれど、そう簡単に状況は変わらない」という、無意識の油断があったのかもしれません。 今日チェックをしてみると、条件の良い物件が公開されていたので、すぐに現地確認にも行ってきました。これは。と思い物件確認の連絡を入れてみると、すでに申し込みが入ってしまいました。 お客様のために全力を尽くすと決めていながら、一瞬の空白を作ってしまった自分が本当に情けなく、悔しさが込み上げてきます。 私たちの仕事は、華やかな提案や交渉だけではありません。むしろ、こうした毎日繰り返される変わり映えのないルーティンを、いかに「一回目」の緊張感を持って継続できるか。そこにプロとし

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2025年12月16日読了時間: 2分


#610 「ワンチームの絆」
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産取引においてスムーズに進む案件ばかりではありません。というよりスムーズにいく方が少ないかもしれません。予期せぬトラブルが発生したり、複雑な調整が必要な「難しい案件」に直面することはよくあります。 そうした局面は、もちろん精神的にも時間的にも大きな負担となります。しかし、そうした難しい案件やトラブルが発生した案件ほど、関係者との絆が強くなっていくのを肌で感じます。そして、その連帯感が生まれる瞬間が、私はとても好きです。 問題が起きると、業者同士はもちろん、金融機関も時には書士の先生も関わるすべての関係者が、立場や利害を超えて、一つの目的に向かい始めます。 「なんとかこの問題を解決し、お客様に安心を届けたい」 この共通の目的意識が、バラバラだった関係者を一つにまとめ上げます。まるでスポーツチームのように、互いの専門性を信頼し、カバーし合い、必要な情報を共有し、迅速に次の一手を打ち出す「ワンチーム」の雰囲気が生まれるのです。 これは、平穏な取引では得られない、深い信頼関係の構築です。困難を乗り越える

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2025年12月15日読了時間: 2分


#609 人を動かすのは信念と行動
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 考え方や行動様式を「変えた方が良い」と感じる人がいるかもしれません。あるいは、組織や業界の古い慣習に対して、「変わってほしい」と願う場面もあるでしょう。 私も以前はそういう考えでした。 しかし、人を変えようと直接働きかけたり、他責の念を持って相手に期待したりしても、人は簡単に変わるものではありません。むしろ、抵抗を生むだけです。 営業という仕事について、その思考ではストレスにしかならず「他者は変えられない。変えられるのは自分だけである」ということに気づきました。 そこで、他者への期待や不満を手放し、自らが理想とする在り方、プロとしての信念、お客様への誠実さを徹底して貫くことに集中するようにしました。誰かを批判するのではなく、自分の足元を固め、信念を持って行動し続ける。ただそれだけに力を注いできました。 すると、一つひとつ、小さな変化ですが、周囲に共鳴が生まれ始めたのを感じるようになりました。 自分が変わったことで、お客様の反応が変わる。私たちが誠実に行動することで、協力業者や同業者の態度が変わる。そ

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2025年12月14日読了時間: 2分


#608 金で動くか、人で動くか
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介営業は、契約が成立すれば高額な仲介手数料という報酬が得られる仕事です。この仕組みから、「金(報酬)」のために働くという動機が、常に付きまとう業界であると言えます。もちろん、生活を支えるための報酬は大切です。しかし、私たちがこの仕事の本質をどこに見出すか、その動機の違いこそが、お客様に提供できる価値の質を決定づけます。 「金で動く」働き方は、効率と短期的な利益を最優先します。報酬額の高い案件を優先し、時間をかけずに早く取引を完了させることをゴールとします。その結果、お客様の真のニーズや、長期的なリスク検証は後回しになりがちです。 一方、「人で動く」働き方は、報酬の大小に関わらず、信頼と貢献を最優先します。お客様の人生の大きな決断を支える立場として、たとえそれが非効率で自分にとって利益の少ない選択であったとしても、「お客様の長期的な幸せ」のために最善を尽くすことをゴールとします。 不動産仲介業のプロとしての真価が問われるのは、報酬が発生する前の、見えない努力の時間です。 どれだけ丁寧に話を聞き

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2025年12月13日読了時間: 2分


#607 衝動買いは良いか?
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 物件探しをしていると、非常に魅力的な物件に出会うことがあります。 間取りもデザインも理想的で、価格も予算内。こうした「良い物件」と感じるものに出会った時、人は「これを逃したら二度と出会えないかもしれない」という焦りに駆られます。 そして、「即決したい」「早く手に入れたい」という衝動買いに近い心理状態に陥ってしまうのです。しかし、そういう良い物件ほど、その場で即決しない方がいい場合もあります。 なぜなら、この衝動的な感情こそが、お客様の判断を曇らせ、最も大切なリスクチェックや将来的な生活設計に関する重大な見落としにつながるからです。熱意が高すぎる状態では、騒音、日当たり、近隣との関係、将来的な修繕計画など、冷静であれば気付くはずのデメリットが、魅力的な部分によって完全に覆い隠されてしまいます。 私たちプロの役割は、お客様の熱意に水を差すことではありません。そうではなく、お客様の感情の波を一時的に落ち着かせ、「冷静に判断できる時間と客観的な視点」を提供することもあります。 本当に良い物件であれば、冷静に

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2025年12月12日読了時間: 2分


#606 温かな人々の繋がりに支えられている
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介の仕事は、お客様の暮らしを支えることですが、その大前提として、私たち自身が日々、多くの人との温かいご縁に支えられています。 今日、改めてその有難みを強く感じる一日となりました。 ある方の素晴らしいご縁をいただき、新たな方々とお会いする機会に恵まれました。 お会いした皆さんが、本当におおらかで温かなお人柄で、その場にいるだけで心が洗われるようでした。このような素晴らしい出会いに、心から感謝の思いです。 そして、このご縁を繋いでくださった方が、また非常に素晴らしい方です。 改めて感じたのは、「やはり人と人は共鳴する」ということ。温かく、誠実な波動を持つ人の周りには、同じように穏やかで、前向きなエネルギーを持つ人々が集まってくるのだと実感しました。 私自身も、その方々と繋がれたことに、新しい学びへの喜びと、プロとして関わることへの緊張感が入り混じる、様々な感情を抱きました。 しかし、この繋がりが単なる交流で終わってはいけないと強く思います。 私たちが出会うすべてのご縁には、必ず意味があります。こ

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2025年12月11日読了時間: 2分


#605 年の瀬に求められるアンチノミーな想い
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 年の瀬が近づくと、お客様の中には、「年内に契約を終わらせたい」「年内に引っ越しを決めたい」という強い焦りが生まれます。これは、新しい年を気持ちよく迎えたいという自然な心理であり、この時期特有の現象です。 しかし、不動産というお客様の人生における最大の決断において、この「焦り」は危険信号になります。焦りは、思考を短絡的にし、細部への注意力を鈍らせます。普段なら見過ごさないはずのリスクや、デメリットが、「年内に片付けたい」という強い衝動によって、見過ごされてしまう可能性が高くなるのです。 仲介営業として、私たちの役割は、このお客様の「急ぎたい」という感情に同調し、ただ契約へと急ぐことではありません。それは、短期的な利益を優先した、プロ失格の行動です。 私たちプロに求められるのは、まさに「急がない」という二律背反な姿勢です。 お客様がアクセルを踏み込む時こそ、私たちは意識的に冷静な「ブレーキ役」にならなくてはなりません。 「本当にこの物件で後悔はないか」「将来的なライフスタイルを考慮に入れているか」といっ

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2025年12月10日読了時間: 2分


#604 「欲しい」という感情に流されない。
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介の現場で日々、お客様の熱い気持ちに触れます。特に「家が欲しい」という強い想いを持って物件探しをされているお客様は、その物件の持つ良い点に心が奪われ、多少の悪い点や、将来的なリスクについては、一時的に気にならなくなることがあります。 この感情は、新しい生活への期待が生み出す、人間として当然の喜びです。 しかし、私たち仲介営業の役割は、このお客様の「欲しい」という気持ちをただ盛り上げさせ、感情の勢いに任せて契約を取りに行くことでは決してありません。 お客様の熱意が強い時ほど、そこにはリスクが潜んでいます。冷静であれば気づくはずの問題を見落とし、あるいはデメリットなど、感情が遮ってしまうと住んだあとにマイナスな気持ちにつながる要素です。 仲介営業として、私たちが提供すべき価値は、お客様の熱い感情の波に飲み込まれない、「冷静なアンカー(錨)」としての存在です。 私が常に心がけているのは、「自分がその家を買ったら、どう感じるか何を注意するか」という、お客様の目線、あるいはそれ以上に慎重なプロの目線で

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2025年12月9日読了時間: 2分


#603 プロに求められる二重の基準
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 私たちは日頃から、「行動すること」の重要性を深く認識しています。考えすぎて立ち止まり、タイミングを逃してしまうことの弊害を、これまでたくさん学んできたからです。行動は、現状を打破し、新しい扉を開くためのエンジンです。 しかし、同時に、行動だけが全てではないこともあります。 闇雲に動いたり、熟慮のない浅はかな行動は、かえって逆効果を生み、業務を混乱させるだけでなく、自分自身を深い不安に陥れてしまいます。 行動は必要だが、軽率であってはならない。このバランスをどう取るかが、常に自分自身の課題となります。 行動に伴う結果の責任が、自分自身に帰結する場合にはシンプルで、自分のための挑戦であれば、例え悪い結果が出たとしても、それは自らが負うべき責任であり、全てを学びとして受け取ることができます。この種の行動は自分を成長させるために必要な、許容されるリスクです。 問題は、その行動が「お客様のため」である時です。 お客様のために行動する際には、その行動の軸を、自分の成長や効率といった自分自身の都合から、お客様の視

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2025年12月8日読了時間: 2分
#602 この選択は誰のためか
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 不動産仲介営業の仕事は、お客様の人生においてとても大きな資産であり、同時に最も大切な生活の土台となる「住まい」を扱うものです。その大きな責任を担う私たちには、日々の行動の指針となる、自分に対する問いが必要だと思っています。 シンプルに 「この選択は、お客様の長期的利益のためか、それとも、私たち自身の短期的な利益や効率のためか?」 これは不動産取引において、お客様の利益と仲介業者の利益が必ずしも一致しない瞬間が多々あるからです。 例えば、私たちにとって最も効率的で利益に直結するのは、できるだけ早く取引を成立させ、次の案件に移ることかもしれません。あるいは、利益率の高い物件を優先的に勧めることかもしれません。これらは「自分たちのため」の選択です。 しかし、お客様の長期的な安心を考えるならば、時には「この物件は少し待つべきだ」と助言したり、私たち自身の利益には繋がらない専門家の意見を推奨したり、非効率なほど時間をかけてリスクを検証するような行動も必要だと考えています。 正直にまっすぐ取り組んでいくには意識

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2025年12月7日読了時間: 2分


#601 人生のリズムに
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 誰もが、人生のすべてが順風満帆であることを望みます。喜びや成功、達成感といった「良いこと」を追い求め、辛さや失敗など「悪いこと」からは目を背けがちです。 しかし、生きていれば常に光と影、上昇下降の波で成り立っています。そして、この「良いこともあれば悪いこともある。それが人生」という真理は、私たちの仕事の世界においても、全く同じように当てはまります。 不動産仲介業や地域貢献の活動は、その性質上、感情の振幅が大きい仕事です。お客様の人生を左右する決断をサポートする中で、契約が成立した時の喜びは最高ですが、予期せぬトラブルで案件が白紙に戻る時の落胆もまた、計り知れません。 私たちが「悪いこと」を経験した時、ついその出来事自体に意味を見出そうとしますが、本当に大切なのは、悪いことが起きた事実そのものではなく、その出来事が自分の心に生み出す「心の余白」や「次の準備」です。 良い時期は、調子に乗らず、足元を固めるため謙虚さを思い出させてくれます。そして、困難や喪失といった「悪いこと」は、自分の信念や軸の強さを試

RE/MAX GOOD.
2025年12月6日読了時間: 2分
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