#610 「ワンチームの絆」
- RE/MAX GOOD.

- 4 日前
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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
不動産取引においてスムーズに進む案件ばかりではありません。というよりスムーズにいく方が少ないかもしれません。予期せぬトラブルが発生したり、複雑な調整が必要な「難しい案件」に直面することはよくあります。
そうした局面は、もちろん精神的にも時間的にも大きな負担となります。しかし、そうした難しい案件やトラブルが発生した案件ほど、関係者との絆が強くなっていくのを肌で感じます。そして、その連帯感が生まれる瞬間が、私はとても好きです。
問題が起きると、業者同士はもちろん、金融機関も時には書士の先生も関わるすべての関係者が、立場や利害を超えて、一つの目的に向かい始めます。
「なんとかこの問題を解決し、お客様に安心を届けたい」
この共通の目的意識が、バラバラだった関係者を一つにまとめ上げます。まるでスポーツチームのように、互いの専門性を信頼し、カバーし合い、必要な情報を共有し、迅速に次の一手を打ち出す「ワンチーム」の雰囲気が生まれるのです。
これは、平穏な取引では得られない、深い信頼関係の構築です。困難を乗り越える過程で、私たちは単なるビジネスパートナーではなく、共に戦った戦友のような感情を抱くようになります。
トラブルを解決した後、お客様の笑顔と関係者それぞれが「ありがとう」の言葉は、単なる感謝以上の、深い絆を感じさせる重みがあります。
この連帯感と絆こそが、私たちの仕事の大きな醍醐味であり、報酬や効率だけでは語れない、人間的な充実感を与えてくれます。不動産業は大きな利益を目的にして参入する人がほとんどかもしれませんし、もちろんお金を稼ぐことは良いことです。 でも、それだけではない大きな魅力がここにはあります。



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