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#605 年の瀬に求められるアンチノミーな想い

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2025年12月10日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


年の瀬が近づくと、お客様の中には、「年内に契約を終わらせたい」「年内に引っ越しを決めたい」という強い焦りが生まれます。これは、新しい年を気持ちよく迎えたいという自然な心理であり、この時期特有の現象です。


しかし、不動産というお客様の人生における最大の決断において、この「焦り」は危険信号になります。焦りは、思考を短絡的にし、細部への注意力を鈍らせます。普段なら見過ごさないはずのリスクや、デメリットが、「年内に片付けたい」という強い衝動によって、見過ごされてしまう可能性が高くなるのです。


仲介営業として、私たちの役割は、このお客様の「急ぎたい」という感情に同調し、ただ契約へと急ぐことではありません。それは、短期的な利益を優先した、プロ失格の行動です。

私たちプロに求められるのは、まさに「急がない」という二律背反な姿勢です。

お客様がアクセルを踏み込む時こそ、私たちは意識的に冷静な「ブレーキ役」にならなくてはなりません。

「本当にこの物件で後悔はないか」「将来的なライフスタイルを考慮に入れているか」といった、普段通りであれば冷静に検証できるはずのプロセスを、年末の慌ただしさの中でこそ、いつも以上に時間をかけて丁寧に進める必要があります。

この「急がない」は、時に、お客様に「スピード感が足りない」と感じさせてしまうリスクも伴います。それでも、私たちは「失敗しない決断を導く」という使命を最優先します。


一時的なお客様の不満よりも、そのお客様が十年後、二十年後に「あの時、佐藤さんが冷静に止めてくれたから後悔がない」と感じてくれること。それが、私たちの仕事の真のゴールです。


年の瀬だからこそ、私たちは外部の焦りに流されることなく、不動産仲介のプロとしての冷静な軸を貫き続けます。

 
 
 

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