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執筆者の写真RE/MAX GOOD.

#143 徹底的に。




こんばんは。YouTubeよりテレビ派のRE/MAX GOOD.の佐藤です。


昨日夕食時に観ていたグルメ番組で、港区にある個人のお弁当屋さんに密着をしていました。田舎者の私の中では、港区に個人商店があること自体驚きましたが


「弁当のかわの」さんというお店で、現在の2代目の店主は「カワノ」さんでは無いのです。しかも先代の従業員さんだったわけでもない。以前お勤めしていた会社の先輩の奥さんのご両親のお店を、閉業前に受け継いだ。という異色の経歴の店主さんでした。

深夜からたった一人で、およそ800食の仕込みをされていて、何故かというと経費削減もいう側面もありつつ、お客さんが喜ぶ顔がみたいからこだわって仕込みたいとの理由だそうです。


これだけを聞くと、品数豊富の人気店だったから受け継いだのかと思いよね。

でも実は、その全く逆で大赤字経営で、お弁当の種類も4種類しかないお店だったのだそう。でも現店主は、せっかく昭和から続くお店を無くしたくないという思いだけで受け継ぎ

それからは、試行錯誤の日々を繰り返されたとのこと。


そこでたどり着いたのが、今のスタイル。

全品600円でボリューム満点・種類豊富・副菜も数種類でそれも全ての手作りというこだわり。なぜそこまでするの?と番組の質問に対して


今日「かわの」に行ったら何があるかな?

昨日はあれを食べたから、今日は何を食べようかな?

「かわの」に来ることにわくわくしてもらいたい。

究極の目指すところは、社会インフラのようになりたい。

蛇口をひねれば水がでる、かわのに行けば飯が食える。


という想いを明かしていらっしゃいました。

もう、それを聞いてハッとして何だか胸が熱くなりました。


経営者として、材料高騰しても利益を出しつつ販売価格を値上げしない方法を考える。

お弁当屋さんとして、根本にある、美味しいものを提供する。

商売人として、お客さんの笑顔を見たい。


お客さんのため。


とはそういう事なんだろうなと。

私も周りのために。と言いながらも、結果を出すためにやり抜く。と言いながらも

かわのさんの店主さんほど、出来ていません。

自分の中のボーダーラインよりちょっと出来ている程度で

やっている気になってるなぁと、猛省しました。


やり抜くことの大切さ。

人を想いやる強い気持ち。


テレビ番組も捨てたもんじゃありません。



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