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#553 不動産仲介の違和感センサー

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 6 時間前
  • 読了時間: 3分
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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


「間取りは完璧、立地も良い。でも、なぜか踏み出せない…」

マイホーム探しという人生最大の買い物において、お客さんは必ずどこかで「違和感」を抱えます。それは、資料には書かれていない、担当者のセールストークでも埋められない、言葉にならない小さなサインです。

この「違和感」こそ、実は最高の物件に出会うための一番重要なシグナルだと私は考えています。

しかし、多くの不動産仲介業者が、この小さな違和感を見過ごしがちです。なぜなら、その違和感を追求することは、営業側が用意した「売りたい物件」からお客さんを遠ざける可能性があるからです。


カギは「小さな違和感」にどれだけ敏感になれるか


我々不動産仲介の真価は、お客さんの口から出る「あの…」や、一瞬の表情の変化、言葉選びのトーンなど、小さな違和感にどれだけ敏感になれるかにかかっています。

  • 「予算内だけど、少しでも高い物件に誘導されている気がする」

  • 「担当者は熱心だけど、私の話を聞いてくれていない気がする」

  • 「物件は良いけど、何かが違うかな…」

これらの違和感の正体は、お客さん自身も気づいていない「言葉になっていない希望」かもしれません。


違和感を敏感に察知し、それを深く掘り下げることで、初めて本当のニーズや不安の根源が見えてきます。「その家でどんな未来を創りたいか」という、心の奥底にある期待と不安に寄り添うこと。これが不動産仲介営業の仕事の肝です。


営業が売りたいものVSお客さんが買いたいもの


不動産仲介の世界には、営業側の都合、つまり「売りたいもの」の論理が存在します。ノルマ達成や、会社の在庫処理など、営業にとって都合の良い物件を熱心に提案してしまうケースが少なくありません。

しかし、これは本質から外れています。

営業が売りたいものを売るんじゃなくて、お客さんが買いたいものを買って頂く。

これが、私のおせっかい不動産哲学です。


営業とは、お客さんの「買いたい」という気持ちを最大限に引き出し、後悔のない選択をサポートするプロであるべきです。私たちは、お客さんの立場に立ち、「この選択は本当に最善か?」を問い続ける役割を担っています。

そして、時には「その物件はやめた方が良い」とプロとして進言することも、大切な仕事です。短期的には売上を逃すかもしれませんが、お客さんの未来と信頼を築くためには、その「おせっかい」こそが必要不可欠なのです。


そのために、私たちはアンテナを高くする


では、どうすればお客さんの違和感を察知できるのか?

それは、不動産仲介のプロとして、常にアンテナを高くしておくしかありません。

このアンテナは、単なる物件情報やローン金利情報といった「ハードな情報」だけを指しているのではありません。

  • 街の空気: 昼と夜で違う近隣の雰囲気、住人の暮らしぶり。

  • 地域の未来: 10年後、20年後にその街はどう変化していくのか。

  • お客さんの心の機微: 些細な言葉、目の動き、ご夫婦間のアイコンタクト。

これら全てにアンテナを張り巡らせることで、お客さんの「言葉にならない想い」をキャッチし、違和感の正体を突き止めます。


まとめ:最高の納得感を提供するために


お客さんの小さな違和感を逃さず、真のニーズを掘り起こすこと。 営業側の論理ではなく、お客さんの「買いたい」という想いを最優先すること。

後悔のない、心から満足できるお住まい探しをしたい方は、ぜひ私たちの「おせっかい不動産」にご相談ください。あなたの「なんか違う」を、最高の「これだ!」に変えるお手伝いをさせていただきます

 
 
 

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