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#547 放置された空き家・ゴミ屋敷が地域にもたらす負の連鎖

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 22 時間前
  • 読了時間: 3分
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こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


「近所に、管理されていない空き家や、ゴミが積み上がった家があって困っている…」

これは、あなたの家が健康でも、地域全体の住環境の質が下がってしまうという、非常に深刻な問題です。放置された物件は、単に景観が悪いだけでなく、治安の悪化、害虫の発生源、そして最終的には地域の資産価値まで下げてしまう「負の連鎖」を生み出します。

私たち「おせっかい不動産」は、家を売買するだけでなく、この街の安全で快適な住環境を守ることも大切な使命だと考えています。地域不動産の役割として、地域の困りごと」**に、どう対処すべきかお話しします。


1. 放置物件があなたの暮らしにもたらす3つの悪影響


個人の放置物件が、なぜ地域全体の問題になるのか。その影響は想像以上に深刻です。


・治安と火災のリスク

適切に施錠されていない空き家は、不法侵入や放火の対象になりやすく、地域全体の防犯レベルを低下させます。ゴミが散乱している場合は、火災のリスクも高まります。


・資産価値の低下

自分の家がどんなに立派でも、隣接する物件の状態が悪いと、周囲の不動産の査定額全体が引きずられて下がる可能性があります。これは、あなたの大切な資産価値を直接脅かす問題です。


・衛生問題と害虫の発生

管理されていない庭やゴミは、ネズミやゴキブリなどの害虫の温床となり、あなたの家にまで被害が及ぶ可能性があります。これは、快適な暮らしと家族の健康を損なう直接的な原因です。


2. 「どこに相談すべき?」プロが教える対処の道筋


近隣の物件への対処はデリケートですが、問題を放置することは解決になりません。


ステップ①:まずは「行政」に相談する


最も安全で効果的な第一歩は、自治体の窓口(空き家対策課など)に相談することです。

  • ゴミ屋敷:清掃課や環境課が、指導や強制撤去に向けた手続きを進めます。

  • 危険な空き家:「空き家対策特別措置法」に基づき、市町村が所有者に対して修繕や解体を勧告・命令できる権限を持っています。


ステップ②:地域に根差した不動産屋を頼る


行政の対応を待つ間、私たちのような地域密着の不動産屋にご相談ください。

  • 情報収集の代行:物件の所有者情報把握できる場合があります。

  • 活用に向けた提案: 放置されている物件が「利活用」や「売却」などの道筋をつけられれば、それが地域の問題解決に繋がります。私たちは、地域の未来を見据えた正直な活用法を所有者に提案することができます。


まとめ:「住環境の維持」は地域業者の役割です


私たちがこの地域の不動産仲介業者は、地域の家の情報を知るだけでなく、安心して暮らせる街全体を守ることも役目のひとつです。

近隣の空き家やゴミ屋敷の問題は、決して見て見ぬふりをするべきではありません。不安を抱えている方は、その問題を行政や私たちに委ねてください。

安心できる街づくりに貢献することが、私のおせっかいのひとつです。

 
 
 

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