こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。
明日は衆議院議員選挙の公示日ですね。
公示日に選挙ポスター掲示板の掲示番号のくじ引きが行われて、日本各地に建てられたポスター掲示板に立候補者の顔写真などのポスターが貼り出され事実上の選挙運動が始まります。あのポスターの掲示板ってどうやって誰が建てているかご存知でしょうか?
あれは、私達のような建設業者が取付けています。
私もかれこれ十数年、取付けをやっております。入札業者の下請けだったり看板制作会社の下請けだったりと、元請けは各地の行政で様々ですが結局のところ、地場の建設業者が施工します。公示日と投票日が決まっているので、設置日・解体日は限定されるので待ったなし。雨が降ろうが槍が降ろうが、期日までに設置が義務付けられます。
ですから、今回の衆院選は日本中の施工業者が泡を食ったことでしょう。
誰も予想しないスピード解散。
解散から公示日まで、猶予がありませんでした。
今回は私もスケジュール調整が出来ず、お断りしたものの予備日を使ってでも取付けて欲しいとの依頼を請けて、今日突貫工事をしてきました。
先日の東京都知事選挙で、この選挙ポスターが大いに取り沙汰されましたね。
N党さんの枠の販売、半裸の写真を使ったポスター、枠が足りずにクリアファイルでぶら下げる…など。このポスター掲示の意味。は何なのか?
数十億円の税金を投入してそんなポスターを掲示させる意味ですね。
私達施工業者からしてみても、お金もらうのだからいいでしょ。と思われるかもしれませんが、本来の仕事をリスケしてトラックと人件費をかけて積込から取付け、解体。
狭い道路で設置をしていれば通行人や通行車両に怒鳴られてたり、交差点付近では交通渋滞の原因になったり台風などが来て飛ばされてしまったりするとすぐに是正に向かったり。正直割に合いません。
また歩1分位先に取付けたりすると、こんな近くに付ける意味あるのかな?とずっと疑問でした。今でこそ不要論が出て来ましたが、業者間では数年前から要らないよね。と話が出ていました。付けるにしてもQRコードだけの小さな看板1枚で十分とずっと言っていました。
若者もその方が、興味持って読み込むのではないかと思います笑
これだけ公費を投入して、投票率は10~20%だったりすると尚更税金の無駄遣いとしか思えませんね。別ところにもっと必要なところは沢山ある気がします。
必要とされるもの、不要だと思われるもの。惰性でやっているといつしか不要だと思われてしまいますよね。
これは、人でも同じことです。
日頃から前向きな姿勢で取り組んでエージェントとして頼りにされる存在でありたいと強く思っています。
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