#778 家づくりに一番大切な「適量」
- RE/MAX GOOD.

- 6月4日
- 読了時間: 3分
おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
大型の台風が、大きな被害をもたらすことなく無事に通過していきました。
台風が近づくと毎回ハラハラしますし、通り過ぎて一安心ですが、その一方で「これからの季節の水不足を考えると、ある程度の雨も降ってくれないと困るんだよな」という思いも頭をよぎります。
雨が降らなさすぎても干からびてしまうし、かといってドシャ降りの大雨が一度にきても街が溢れてしまう。自然の恵みも私たちの暮らしも、やっぱり「ほどほどが良い」というか、バランスが何より大切なのだと、台風一過の空を見上げながら改めて感じています。
そして、この「ほどほどが良い」という絶妙なバランスの重要性は、日々お受けしている不動産や住まいのご相談の現場でも、全く同じことが言えるのです。
マイホームの購入や売却という人生の大きな節目において、お客様の心のスピード感は本当に一人ひとり異なります。
例えば、もの凄く慎重で、「失敗したらどうしよう」と不安のあまり、何年も前から現地に足を運んでいるけれど一歩も前に進めなくなっている方。そういうお客様には、私は無理に背中を強く押すようなことはしませんが、「まずは、気になる物件を一つだけ一緒に見に行ってみませんか?」と、景色が変わるくらいの小さな「一歩」を優しく提案してみたりします。
逆に、とても気持ちが焦っていて、「今すぐに決めないと良い物件がなくなってしまう!」と、まるで台風の濁流のように急ぎすぎている方。そういうお客様のときこそ、私は少しだけブレーキを踏むおせっかいを焼きます。「一生に一度の大切な決断ですから、まずは資金計画やこれからの暮らしの優先順位を、一度机の上に広げて一緒に整理しましょう」と、立ち止まる時間を作っていただくのです。
せっつきすぎて心が溢れてしまってもいけないし、逆に慎重になりすぎてチャンスをずっと逃し続けてしまうのももったいない。
一番大事なのは、世間の流行りのスピードに焦らされて急ぐことでも、ただ闇雲に恐れて待ち続けることでもありません。そのご家族の体温や、今の生活の現実にぴったりと合った「その人だけのペース」を見極めることなのだろうな、とつくづく思います。
だからこそ、じっくりとお話を聴くなかで、その方がいま「動き出すべきタイミング」にいるのか、それとも「一度立ち止まって土台を固めるタイミング」にいるのかを、顔色や声色から丁寧に察して、寄り添っていきたいと思っています。
私は弱音を吐くことが苦手なので、誰かに察知してもらえることを待っているところもあるかもしれません。逆に私がそうだから、お客様の思っている不安や悩みなどを、顔色、声色で察知して「もしかしたら…こういうことですか?」とこちらから切り出してあげます。
恵みの雨のように、ちょうどいい潤いを持ってこれからの人生の選択を進めていけるように。これからも、お客様一人ひとりの心の歩調に合わせた、嘘のない誠実なサポートを心がけていきたいと思います。
それでは、台風が運んできた心地よい風を感じながら、今日も皆さんにとって、自分らしいペースで前を向ける良い一日になりますように。
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