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#777 トラブルで見える現場のリアル。

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 6月3日
  • 読了時間: 3分

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


今、ある案件で、少し頭を悩ませる複雑な問題に直面しています。それは、「お隣の水道管が、こちらの敷地内を通り抜けて埋設されている」という問題。

古い住宅地などでは時折見られるケースなのですが、この水道管のルートをどうにか解決して役所や関係各所と調整をつけない限り、建築も、その先のステップへ進めることができません。関係する人数も多く、一筋縄ではいかない難易度の高い現場です。


こうした想定外のトラブルが起きたとき、職人さんから、進捗や今後の対応について色々な説明を受けることになります。

「今、ちょっと必要な材料が手に入らなくて……」 「それは難しいと思います」

そんな言葉を聞いたとき、私は元職人として20年間、様々な現場の裏側を見てきたからこそ、相手の言葉のニュアンスでなんとなく分かってしまうのです。それが「本当に仕方のない理由」なのか、それとも、気まずい状況を乗り切るための「とりあえずの言い訳」なのかが。


家づくりや不動産の現場というのは、生き物のようなものです。 図面通り、予定通りにいかないことなんて日常茶飯事ですし、予期せぬトラブルはあって当たり前。私も長く現場に身を置いて、自分自身もたくさん頭を抱えてきた人間ですから、想定外の事態が起きたときのあの胃が痛くなるような焦りや、現場の大変さは痛いほどよく分かります。

だからこそ、その場を穏便に収めるために、つい「その場しのぎの無理な説明」をしたくなる気持ちも、分からないではありません。


でも、その場しのぎでついた小さな嘘や、事実を少し濁した説明というのは、だいたい後になって辻褄が合わなくなっていきます。後からボロが出てしまったとき、失ってしまうものは、遅れてしまった時間以上に「お互いの信頼関係」という、一番取り戻すのが難しい大切な土台です。だからこそ、どんなに気まずい状況であっても、今起きている事実を「正直に、ありのまま伝えること」こそが、結局は解決への一番の近道だと信じています。


「実は、こういう事情があって、今ここで止まってしまっています」

そうやって真っ直ぐに現状を差し出してもらえれば、こちらも「それなら、こういう別のアプローチを試してみようか」と、次の手を一緒になって必死に考えることができます。泥臭くても、お互いに手の内を隠さず、同じ方向を向いて知恵を絞るからこそ、複雑に絡み合った糸がスルッと解ける瞬間があるのです。


お客様に対しても、現場の仲間たちに対しても、常に嘘のない誠実な自分でいたい。トラブルのときこそ、誤魔化さずに真っ直ぐ向き合う。その泥臭い姿勢こそが、最後にお客様に心からの安心を届けるための、頑丈な基礎工事なのだと思っています。

今回の水道管の案件も、関係する皆さんと隠し事のない正直な対話を積み重ねながら、一歩ずつ、確実に解決へと導いていきたいと思います。

 
 
 

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