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#752 元・職人

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
5月10日
読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


いまだにお客様の前で、つい『俺』って言いそうになるんです(笑)

20年という月日を職人として現場で過ごしてきた私にとって、「私」という慣れない言葉遣いや、いわゆる「営業マンらしい振る舞い」は、今でもどこか借り物の服を着ているような、むず痒い感覚があります。

もっと言えば、私は営業トークが上手くありません。 お客様の心を一瞬で掴むような気の利いたセリフも言えなければ、流暢に物件の魅力をまくしたてることもできません。商談の場で、気の利いた冗談の一つも言えずに、ただ黙々と図面を見つめてしまうこともあります。


「不動産屋の社長なんだから、もっとスマートに話せればいいのに」 自分でもそう思うことはあります。けれど、付け焼き刃の言葉を並べても、それは私自身の言葉ではないことに、お客様はすぐに見抜いてしまうでしょう。

だからこそ、私は決めていることがあります。 「上手く喋れない分、誰よりも動く」ということです。お客様がふと漏らした不安を解消するために、夜遅くでも書類を届けに走る。 築年数の古い物件の、図面には載らない「隙間」や「歪み」を、職人の目で見つけるために床を這うように点検する。 言葉が少ない分、その余白を圧倒的な行動量で埋めていく。


これこそが、不器用な私がこの世界で戦い、お客様に誠実さを伝えるための唯一のやり方です。格好いい言葉は言えない。でも、その代わりに、私は誰よりもお客様の「安心」のために汗をかく。 そんな泥臭い「おせっかい不動産」として、今日も松伏の街を走り回ります。

 
 
 

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