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#750 敏感力

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 5月8日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


不動産仲介という仕事で、私が最も大切にしているのは「言葉の裏側にある想い」を感じ取ることです。

先日のお昼過ぎ、一本の問い合わせのお電話をいただきました。 その際、お客様がふと口にされた「いつ頃になりますか……?」という一言。

電話越しに伝わってくるその声のトーンから、私はお客様の「少しでも早く進めたい」という切実な思いを感じました。


効率やセオリーを優先するならば、郵送の手配をしたり、後日の面談を調整したりするのが「普通の不動産屋」の対応かもしれません。しかし、お客様が抱えている不安や期待の熱量を一度感じてしまうと、じっとしていられなくなるのです。

「もしご迷惑でなければ、今晩これから書類をお届けに上がりましょうか?」

そう提案した時の、お客様の「え、いいんですか!?」という驚きと弾んだ声。その瞬間に、私の直感は確信に変わりました。


実際にお伺いし、無事に書類へのご記入を終えたのは夜も更けた頃でした。 「こんなに遅い時間に、こんな遠くまで……本当にありがとうございました」

深々と頭を下げて見送ってくださったお客様の笑顔。 その表情を見られただけで良かったと思いました。

帰り道、1時間半の夜道を独りで運転しながら、ふと思いました。 「自分はなんて非効率な動きをしているんだろう」と。 往復で3時間、移動距離も決して短くはありません。スマートな経営者からは笑われてしまうような時間の使い方かもしれません。

けれど、私にとっての仕事のやりがいは、単に物件を仲介することではなく、その決断の瞬間に寄り添い、お客様の不安を笑顔に変えることにあります。


効率よりも、誠実さ。 利益よりも、温度。

お客様の安堵した顔を思い浮かべると、どんなに遠い道のりも、私にとっては最高の燃料になるのです。

これからも、そんな「おせっかい」を厭わず、一人ひとりのお客様の想いに全力で応えていきたい。そう改めて心に決めた夜でした。

 
 
 

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