top of page

#724 やり場のない悔しさ

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 4月12日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。RE/MAXGOOD.のオフィスオーナーの佐藤です。


入院生活の中で、病気のこと以外でとてもショックなことが。

半年もの間伴走させていただき、ようやく契約目前まで漕ぎ着けた賃貸案件。私が不在の間もスムーズに進むよう、入院前にすべての段取りを整え、万全を期していたはずでした。

しかし、結果は「白紙」。


オーナー様の急な事情という、私たち仲介の立場ではどうしてもコントロールできない理不尽な理由によって、一瞬にしてすべてが消えてしまいました。

私の掲げる「おせっかい不動産」のスタイルは、お客様の顔色や声色を察し、一歩下がって深くコミットすることです。普段は、無理にお勧めして後悔してほしくないという思いが強く、一歩引きすぎてしまうことさえあります。

けれど、今回の物件だけは違いました。 お客様のこれからの人生を考えたとき、これ以上の選択肢はないと確信できた。だからこそ、私はあえて強く、その背中を押させていただきました。


「佐藤さんがそこまで言うなら」と、私を信じて決断してくださったお客様。 その信頼を、結果として守りきれなかった。


顔向けできない…


今、私の頭を支配しているのは、お客様への申し訳なさと、自分の力の及ばなさを突きつけられたような、やり場のない悔しさです。点滴の針がつながったまま、何もできないもどかしさが、その感情をさらに増幅させます。

不動産という仕事は、時にこうして残酷な側面を見せます。どれだけ誠意を尽くしても、理不尽な力でご縁が断ち切られてしまいます。


でも、一組のお客様のためにここまで悩み、悔しがれること。それが、私がこの仕事に誇りを持って向き合っている何よりの証明だと信じたいからです。お客様には、今はただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。 けれど、このまま終わらせるつもりもありません。

この悔しさを、この不甲斐なさを、必ず次の一歩へのエネルギーに変えます。白紙になったのなら、また新しい白い紙を広げて、お客様が心から笑える場所をもう一度探し直す。それこそが、私にできる唯一の「おせっかい」なのだと思います。


今はまだ、心の整理がつきません。 でも、この痛みを忘れることなく、また前を向いて歩き出す準備を、この病床から始めていこうと思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
#814 一番強い営業

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 先日ある方とお話をしていて「営業とは何か?」「どうすればお客様に選ばれるのか?」という話になりました。世の中には、トークのテクニックや、相手をその気にさせる心理学、スマートなプレゼン手法など、たくさんの「営業ノウハウ」があふれていますよね。 でも、そういったテクニックをいろいろと見て、自分自身も現場で数え切れないほどの失敗と経験を重ねてきた中

 
 
 
#813 必要としてくれることに感謝

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 朝早くから事務所でパソコンに向かって図面を描いたあとに、補修現場の立会い、土木の造成現場で人手が足りず久々の現場作業、そのあと事務所に戻って賃貸物件探し、そして内装リフォームの見積もり作成…。 ここ最近のスケジュールは、ありがたいことに、ジャンルを問わず本当に目まぐるしく動いています。20年の建築職人としての経験を活かした現場の仕事から、不動

 
 
 
#812 朝イチの営業電話

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今朝、事務所で作業を始めてすぐ、一本の電話がありました。 050からの着信ではなかったので電話に出てみると、営業電話でした(笑)とりあえず出てしまったので、一応聞いていていたのですが…挨拶もそこそこに、まだその商品やサービスが一体どんなもので、自分の仕事にどう役立つのかという「価値」すら十分に説明されていない段階で、 「価格も〇〇万円値引きできます」

 
 
 

コメント


bottom of page