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#503 地域に眠る空き家

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
RE/MAX GOOD.
2025年8月30日
読了時間: 3分

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。


全国的に空き家が増えていることは、皆さんもニュースなどで耳にされたことがあると思います。総務省の調査でも年々増加傾向にあり、特に地方や郊外では「誰も住まないまま管理がされていない住宅」が目立つようになりました。実際に私の周りでも、オーナー様やご家族から「親の家が空き家になっていて、このままでいいのか」というお話を耳にすることが多くなりました


空き家が増える背景には、人口減少や高齢化といった大きな社会的要因があります。しかし所有者の立場に立つと、そこにはそれぞれの事情が存在します。遠方に住んでいてなかなか管理に行けない、思い入れが強く手放せない、兄弟姉妹との話し合いがまとまらないなど、理由は実に多様です。そのため「売却したらいい」と一言で片づけられるものではなく、まずは丁寧に現状を整理し、方向性を一緒に考えることが大切だと感じています。


我々不動産会社としてできることは幅広くあります。例えば、まずは現地を確認し、建物や土地の現況を把握すること。劣化が進んでいる場合には解体やリフォームを含めた選択肢を提示しますし、そのまま活用できるケースでは賃貸や事業用への転用をご提案することもあります。また、個人的にはあまりおすすめはしませんが、固定資産税や維持管理費が負担になっている方には、売却して現金化することで心の負担を軽減できる可能性もあります。


一方で、空き家は「問題」ではなく「資源」と捉えることもできます。立地や建物の状態によっては、住まいとして再生するだけでなく、地域の交流拠点やレンタルスペースなど、新しい役割を担うことができるからです。最近では行政や民間団体も空き家活用に力を入れており、補助金制度などを利用できる場合もあります。こうした情報を整理してご提案できるのは、まさに我々不動産会社の役割だと考えています。


私自身、これからさらに力を入れていきたいと考えているのが、この空き家問題への取り組みです。単に取引の機会としてではありません。長く住宅建設の仕事に携わってきた者として、建物への想いが強くあります。様々な想いのつまった建物を「空き家」と一括りにして壊すのは簡単です。それを地域の資産として、眠らせずに次の世代につなげるための活動として位置づけたいと思っています。ご相談いただく方に寄り添いながら、「どうすることが一番良いのか」を一緒に考え、最適な方法を選んでいただけるように努めていきます。


空き家は持ち主にとっては頭を悩ませる存在かもしれませんが、見方を変えれば大きな可能性を秘めた資産です。私の役割は、その可能性を最大限に引き出して、今まで使ってきた人もこれから使う人も、地域も町もみんなが笑顔になれるお手伝いを、これから精力的に取り組み、地域に眠る空き家を「活かされる資産」へとつなげていきたいと思います。

 
 
 

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