top of page

#474 説明より想像

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 2025年8月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年8月5日


こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

不動産の案内や商談の際、「この物件は〇〇平米で、築年数は△△年、駅から徒歩〇分…」というように、基本的な情報を丁寧に説明するのは当然のことです。ただ最近、そうした説明だけでは、なかなかお客様の心に響かないという場面にたびたび出会います。

というのも、不動産は単なるモノではなく、「その場所でどう暮らすか」「どんな日常を送るか」という時間の価値が含まれている商品です。スペックや条件だけでは語りきれない

「余白」があって、そこにこそ、お客様が一番関心を持っていることが詰まっていると感じるのです。


たとえば内見の際、単に「南向きで日当たりがいいですよ」と言うのではなく、「ここにダイニングテーブルを置けば、朝ごはんの時間が自然光で明るく気持ちいいと思いますよ」と伝える。あるいは、「この裏道、静かで良い雰囲気なんですよ。夕方に散歩してみると、街の空気がよくわかると思います」といった声かけをする。

これは説明というより、「想像」を促すコミュニケーションだと思っています。

物件を決めるかどうかの判断は、理屈よりも感覚的なことが多いものです。もちろん、価格や条件の整理も必要ですが、最終的には「ここに住んだら、自分らしく暮らせそう」と思えるかどうか。つまり、その物件に自分の人生を「重ねられるか」が大きなポイントになります。だからこそ、不動産のプロとして必要なのは、情報を一方的に届ける力ではなく、お客様がその場所に自分を重ね、イメージを広げていくサポートができるかどうかだと思います。

私は最近、お客様の反応を見ながら、「この方はどういう時間に価値を感じるのか」「どんな暮らしを理想としているのか」を引き出すような会話を心がけています。雑談のようでいて、その人の人生観や優先順位が見えてくる瞬間は、仕事をしていて一番面白いところでもあります。


「ここに住みたい」と感じてもらえる物件に出会う瞬間は、奇跡のようなもの。だからこそ、その奇跡がちゃんと現実になるように、丁寧に寄り添いたいと思っています。

スペックを超えて、その人だけの“未来の風景”を見つけるお手伝い。それが、不動産という仕事の醍醐味ではないかと改めて感じています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
#814 一番強い営業

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 先日ある方とお話をしていて「営業とは何か?」「どうすればお客様に選ばれるのか?」という話になりました。世の中には、トークのテクニックや、相手をその気にさせる心理学、スマートなプレゼン手法など、たくさんの「営業ノウハウ」があふれていますよね。 でも、そういったテクニックをいろいろと見て、自分自身も現場で数え切れないほどの失敗と経験を重ねてきた中

 
 
 
#813 必要としてくれることに感謝

おはようございます。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 朝早くから事務所でパソコンに向かって図面を描いたあとに、補修現場の立会い、土木の造成現場で人手が足りず久々の現場作業、そのあと事務所に戻って賃貸物件探し、そして内装リフォームの見積もり作成…。 ここ最近のスケジュールは、ありがたいことに、ジャンルを問わず本当に目まぐるしく動いています。20年の建築職人としての経験を活かした現場の仕事から、不動

 
 
 
#812 朝イチの営業電話

こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 今朝、事務所で作業を始めてすぐ、一本の電話がありました。 050からの着信ではなかったので電話に出てみると、営業電話でした(笑)とりあえず出てしまったので、一応聞いていていたのですが…挨拶もそこそこに、まだその商品やサービスが一体どんなもので、自分の仕事にどう役立つのかという「価値」すら十分に説明されていない段階で、 「価格も〇〇万円値引きできます」

 
 
 

コメント


bottom of page