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#342 胆力

  • 執筆者の写真: RE/MAX GOOD.
    RE/MAX GOOD.
  • 3月24日
  • 読了時間: 3分


こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

胆力とは、どんなに辛い状況に直面しても、耐え抜く力を持ち続けることです。人生は思い通りにいかないことの連続であり、時には絶望的な気持ちになることもあります。しかし、そこで踏みとどまり、耐え抜いた先にこそ、新しい道が開けるものだと思っています。

困難に直面したとき、多くの人はその状況から逃れようとします。すぐに解決策を探し、避けられるなら避けようとするのが人間の本能です。もちろん私も何度もそういう気持ちになることがあります。

しかし、胆力を持つ人は違います。どんなに厳しい状況でも逃げずに真正面から向き合い、自分の内にあるエネルギーを燃やし続けます。そのエネルギーは、耐え抜いた後の自分をさらに強くし、新たな成長へとつながります。

そして胆力は、ただ我慢することとは異なります。我慢とは時に、苦しみを溜め込むだけになりかねませんよね。しかし、胆力がある人は、苦しみや困難を受け入れ、それを自分の糧に変えることができます。辛いことがあっても、「これを乗り越えた先に手にできるものがある」と信じることで、心の中に強い炎を灯し続けるのです。


例えば、仕事で大きな失敗をしたとき、多くの人は落ち込み、自信を失います。しかし、そこで立ち止まるのではなく、その失敗を糧にし、次のステップへとつなげることができるかどうかが胆力の差を生みます。悔しさや挫折感をエネルギーに変え、「次こそは成功する」という強い意志を持つことができれば、その経験が大きな財産になります。

また、人間関係においても同じことが言えます。時には誤解されたり、理不尽な扱いを受けたりすることもあるでしょう。そのようなときに、感情的になって反発するのではなく、冷静に受け止め、そこから学ぶことができる人は、より成熟した人間関係を築くことができます。傷ついた経験があるからこそ、人の気持ちに寄り添えるようになり、結果としてより良い人間関係を築くことができるのです。


胆力を鍛えるには、日々の小さな困難に対して逃げずに向き合うことが大切だと思っています。たとえば、苦手なことに挑戦したり、困難な状況の中でも自分を見失わないよう努力したりすることが、胆力を育てる第一歩になります。一度や二度の失敗ではなく、何度でも立ち上がることができるかどうか。それこそが、胆力を持つ人とそうでない人の違いを生むのです。私も新しい事業にチャレンジしてまだまだ困難が続いていますが、どんなに辛いことがあっても、それをエネルギーに変えることができれば、必ず道は開けます。困難なときこそ、自分の中の強さを信じ、耐え抜くことで、新たな未来が見えてくると信じています。

 
 
 

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