
こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
昨日から今日にかけて、埼玉でも雪が降りました。雪が積もると、交通機関の乱れや仕事への影響を心配することが多く、どうしてもマイナスのイメージを持ってしまいがちです。特に、不動産業では現地案内や移動の制限が出ることもあり、降雪はあまり歓迎できるものではありません。しかし、ある知人から聞いた話を通じて、改めて雪の見方について考えさせられました。
その知人の職場には、雪の降らない国出身の外国人の方がいるそうです。彼にとって、雪は日常生活で見慣れたものではなく、とても珍しいものだったようです。実際に降る雪を目の当たりにして、「とても綺麗だ」と感動していたとのことでした。それを聞いて、普段は面倒だとしか思っていなかった雪に対して、少し違った視点を持つことの大切さを感じました。
私たちは、身の回りの出来事をどうしても日常的な価値観で捉えてしまいがちです。特に、雪のように不便さを伴うものに対しては、否定的な感情を持ちやすいかもしれません。しかし、同じものでも、見る人や立場が変われば、まったく違った印象を与えることがあります。雪が降らない国の人にとって、それは幻想的な景色であり、特別な体験なのです。
この話を聞いてから、私自身も雪を少し違った目で見るようになりました。たしかに、道路が滑りやすくなったり、寒さが厳しくなったりと、困ることも多いです。しかし、一方で、白く染まった街並みや、静かに降る雪を眺める時間には、どこか穏やかで美しいものを感じることができます。
このように、普段の生活の中で何気なくスルーしていることでも、視点を変えるだけで新たな価値を見出せるのかもしれません。例えば、仕事でのトラブルや、日々の小さなストレスも、一歩引いて違う角度から見れば、新たな学びや成長の機会になることもあるでしょう。
物事をシンプルな感情で捉えることの大切さを、この雪の話を通じて改めて考えさせられました。日常の中で当たり前になっているものほど、意識しなければその価値を見落としてしまいます。だからこそ、一度立ち止まり、別の視点から見つめ直してみることが大切なのかもしれません。
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