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#316 順調な時に準備をする。

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.RE/MAX GOOD.


こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。 建設業の時からの業者仲間と久しぶりに会う機会があり、近況報告などをしている中で、ある会社が倒産したことを知りました。私はこの数年、連絡も取っていませんでした。

それは、ある仕事をきっかけにして大きな売上を上げたことで、どんどん周りと不協和音になっていきました。それから数年してあっという間に会社が回らなくなり昨年倒産したそうです。

順調なときほど気を引き締めることが大切です。何をやってもうまくいく、物事がスムーズに進むときほど、人は無意識のうちに油断しがちです。しかし、そうしたときこそ慎重に行動し、足元をしっかりと見据えることが重要です。

順調なときは、気持ちが高揚し、自信も高まります。成功が続くと、「このままいけば大丈夫だろう」「自分なら問題ない」と考えがちですが、そうした心の隙が大きな落とし穴になることもあります。うまくいっているときほど、目の前の結果に気を取られ、細かな部分をおろそかにしてしまうことがあります。小さなミスや見落としが積み重なり、気づいたときには取り返しのつかない事態になってしまうこともあるのです。


ビジネスにおいて売上が順調に伸びているときほど無駄が生まれやすく、それが積み重なると、いざ環境が変わったときに大きな負担となります。同様に、人間関係でも、良好な関係が続いていると「この人とは信頼関係ができているから大丈夫だろう」と安心し、感謝の気持ちや配慮を怠ってしまうことがあります。ところが、そうした油断が原因で、気づかぬうちに関係が冷めてしまうこともあります。


さらに、順調なときこそ謙虚さを忘れず、周囲の人への感謝を大切にすることも重要です。成功や順調な状況は決して自分一人の力だけで成り立っているわけではありません。家族や仲間、取引先や顧客といった多くの人の支えがあってこそ、物事は円滑に進んでいるのです。そうした支えを当然のものと考えず、感謝の気持ちを持ち続けることで、さらに良い関係が築かれ、長期的な成功へとつながっていきます。

結局のところ、順調なときほど油断せず、しっかりと足元を見据えて進むことが、長く安定した成果を生み出す秘訣なのですね。

私はまだまだ順調とは程遠いですが、今日のことを肝に銘じて調子が良いときこそ、自分を見つめ直し、謙虚な姿勢を持ち続けることを忘れないようにしたいと思います。

 

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