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#276 営業しないのに仕事が増える

執筆者の写真: RE/MAX GOOD.RE/MAX GOOD.


こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。

くどいようですが、私は長く土建業に従事してきてきました。

不動産業をおろか営業の仕事すらしたことがなく、そのスキルもノウハウも持っていません。それなのに不動産屋を始めてみたのですからそれは大変に決まっています。

昨年まではほとんど仕事にならず、とても苦しい時間が続きました。

それでも腐らず諦めず、自分を信じてきました。

そして昨年末くらいから、ご相談・案件が増えてくるようになり、今年に入り営業をしに行ったわけではなく、別の用事を済ませに行った先でも最後に不動産のご相談を頂いて帰ってくるようになっています。


本当に特別な事など何もしていません。日常生活の中で友人知人に会い、建設業の仕事関連の人との関わりの中でも用事を済ませるついでに世間話を楽しむ。


それだけです。笑


特別な売り込みは一切しません。それにもかかわらず、気づけば最後に必ずと言っていいほど不動産の相談を受け、気づけば新しい仕事が始まっています。

この状況が生まれる背景には信頼関係があると感じています。不動産という分野は、財産や人生に深く関わるため、相談する側としても「信頼できる人」に話をしたいものです。そのため、普段から自分に関係の無いような事、人が嫌がるような事も「おせっかい」に関わりを持ってきました。そこでの何気ない会話や交流が、いざという時の相談先として選ばれる理由になっているのかもしれませんね。


今日も年末に現場でお世話になった社長さんに請求書を届けに行ってきたのですが、特に不動産の仕事の話をするつもりはなく、近況報告や趣味の話で盛り上がっていました。しかし、そろそろ帰ろうかというところで「実は俺も土地を買いたいんだけどねー」という話にをしてきました。

冗談半分な口調で「その時は私が探してきますよー」というと、早速具体的に話をされてきました。そこで私から最適な方法を提案して後日改めてその件の打ち合わせをしたいという事になりました。このように、自然な流れで話が進み、結果としてお互いが満足できる形になるのが私のスタイルです。


事務所に戻り、なんでこんなにスムーズに話が進んでいくのだろうと考えてみました。

そこで思ったことは、営業活動をしないからこそ生まれるのメリットだと思いました。相手との間に余計なプレッシャーが生まれないのです。

売り込もうとすると、どうしても距離が生まれてしまいます。しかし、日常的な信頼関係があれば、相手は安心して相談してくれるようになります。

また、私自身も気負わずに接することができるため、自然体でいられるのが大きなポイントです。このスタイルのおかげで、仕事そのものを楽しむことができています。


このような “営業しない営業” は、不動産エージェントだからこと発揮できるものだと思います。ノルマや会社の都合に左右されることなく、目の前の人とのつながりを大事にし、信頼関係を築くことができるからです。どんな小さな交流も、未来の仕事につながる可能性があります。

もしあなたも、日々の人付き合いを少しだけ意識してみれば、意外な形でチャンスが舞い込むかもしれません。まずは身近な人との会話を大切にすることから始めてみてはいかがでしょうか?信頼をベースにした自然なスタイルで、あなたの仕事も新しいステージに進むはずです!

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