こんばんは。RE/MAXGOOD.の佐藤です。
今週は現場作業で人手が足りず仲間に手伝ってもらうことが多く、今日は若い職人と作業でゆっくり話す時間もありました。
彼は、いわゆる「いまどきの若者」とは少し違っています。普通なら敬遠しがちな、建設業という肉体労働の仕事に熱心に取り組んでいる青年です。現代では、多くの若者がデジタル系の仕事やオフィスワークを目指す中、彼の選択はとても新鮮に感じられました。
以前から熱心なのは知っていましたが、改めて彼に「この仕事は楽しいか?」と尋ねると、返ってきたのはとても前向きな答えでした。「身体を動かして汗を流して仕事をすることで、技術を習得して自分が成長していると感じられるからです」と彼は言いました。
この答えには、私自身も驚かされました。日々の仕事に対する彼の姿勢は、ただ「お金を稼ぐため」だけではなく「自己成長のため」だということが伝わってきました。
今の時代、効率重視で「できるだけ楽に」「ストレスの少ない仕事」を選びがちな風潮があります。それが悪いわけではありません。しかし、彼のように敢えて厳しい道を選ぶ若者もいるのだと知り、決して楽ではない選択肢に、自分の意志で飛び込む姿は力強く、どこか眩しく見えました。とても頼もしく思えました。
彼との話を通じて、私自身も多くのことを学びました。時代が変わっても、人間として大切な「挑戦する姿勢」や「自分を鍛える意思」は変わらないのだと感じました。こうした若者がいることに安心感を覚えると同時に、私自身ももっと挑戦してみようという気持ちになりました。
彼の強さは、選ばない道をあえて選び、そこに自分の成長を見いだしたからこそ生まれたものだと思います。私もまた新たな気持ちで一歩を踏み出したいと感じた一日でした。
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