top of page
検索
執筆者の写真RE/MAX GOOD.

#165 時代と共に。




こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


数日前にもこのブログでも書きましたが、私は工事屋・土建屋です。

他のSNSでは住宅基礎ができるまでの様子を順次アップしていました。


その現場が今週初めに無事に完工しました。

一般的な戸建て住宅であれば、基礎工事は正味1週間ほどしかかかりません。

(コンクリートの養生期間は除いて)

そんな短期間でできるの⁉と驚く方も今の時代いないですね。

近所でも工事始まったかなー。って思っていたらいつの間にか基礎工事が終わっているどころか、大工工事もやってる。という光景を見ている方は多いはずです。

土を掘る重機はもちろん、生コンを流すポンプ車、鉄筋工事や型枠工事もパズル・プラモデルのようになっているだけなので、図面というより説明書を見ながら順番に並べていけば誰でも簡単にできるようになりました。


良くも悪くもそのおかげで、施工金額を抑えることが出来る事、業者の当たりはずれが少なく大体平均的な仕上がりになるなど、工務店さん(ビルダー)や施主さんにとっては良いと思います。しかし、我々施工店にとっては、技術の評価をされることが少なくなり、というより余程手間ひまをかけない限り、仕上がりの違いが分からなくなっていて、必要とされるのは安さと早さになってしまいました。


私たちからすれば、お客さんである工務店さんは助かる、大上段の建主も助かるならば喜ばしいことですが、賃金はあがらない。心中はとても複雑です。


ごちゃごちゃと考えながらも、今回も無事に工事完了。

また、不動産業を始めた事で工事の気持ちの持ち方が変わった事もあります。

それは、注文住宅と建売の違いです。

手を抜くということではなく、お客さんの顔が見えるかどうかで気持ちの入り方が違っていました。建売の仲介をするようになり、建売物件だとしても工事中、どんな人が暮らすのかな?という気持ちが強くなった気がします。


そういった意味では、新しいビジネスを始めた事の相乗効果になったのかもしれません。

やはり、どんな事もチャレンジする大切さ、向き合う事の大切さ。がありますね。

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page